こんにちは。今回はたんしおレモンさんの冒険の時間!です。

ジャンル:オート戦闘お手軽RPG
プレイ時間:エンディングまで1時間、図鑑コンプリートまで2時間ほど
分岐:なし
ツール:HTML5(ブラウザゲーム、スマホ可)
リリース:2020/5
本作はスマートフォンでも遊べるように作られたお手軽ブラウザRPGです。シナリオと呼べるような要素はほとんどありません。また、戦闘はフルオートなので実際に戦闘に入ったら見ているだけになります。プレイヤーが介入できる要素は戦闘の順番、仲間にする魔物、周回要素の3つです。それぞれについて見ていきましょう。
また、本作には同じ種類の魔物を数体集めると合体して進化するという特徴があります。当然進化後の魔物は強力なため、なるべく味方は進化させておきたいところです。そのためには、先に述べた味方にする魔物の取捨選択と、戦闘を行う順番の選択が大切になってくるのです。
もう一つはアイテムです。本作のアイテムには、店で購入できるものとボス討伐時にもらえる特殊なアイテムの2種類があります。店で購入できるものは、毎回冒険に出る前に購入することができます。各種ステータスアップのほか、属性攻撃やレア魔物を出現させるなどの特殊効果のあるものもあります。ボス討伐でもらえるものは、入手に苦労するだけあって非常に強力です。進化合成用の魔物をキープするアイテム(どう見てもモンスターボール)、全属性に対して耐性を付けられるアイテム、冒険開始時に図鑑から連れて行ける魔物を2体にできるアイテムです。説明するまでもなく強力なので、ぜひ回収してください。

さて、そんな本作のゲームバランスですが、適当に仲間を増やして進化できるときは進化するのようなやり方では中ボスくらいで壁に当たるけれども、対策を立てれば運に頼らずともクリアできるちょうどいいバランスだと思います。タイトル画面に戻ってくるたびに全員レベル1に戻るため、レベルを上げて物理で殴るといった単純な戦法では突破できません。それなりにしっかりと目的を定めて(進化がまだの仲間を図鑑に登録するとか、ボスに効く属性を確かめるとか、特殊アイテムを回収するとか)戦略を練りましょう。戦闘中は一切の操作ができないので、その進み具合をよく見ておき、余裕で勝ったのか、味方が倒されそうだったのか、属性の相性は良さそうなのかなどを次の戦闘に生かすのが大切になってきます。この戦略を立てる上で一つ面倒だったのが属性の相性の把握です。火・水・風・土の4属性があって、それぞれでじゃんけんのように相性の良し悪しがあるというのが一般的だと思うのですが、本作にはそれらに加え光・闇・痺の3つがあり、かなり複雑になっています。合計7つもの属性があり、各属性にある相性のいい属性と相性の悪い属性が1つというわけでもなく(2つあるものと1つのものがある)、さらに魔物自体も2つの属性を複合して持つことがある、となると相性を考えるのが相当大変でままならなくなってきます。一応ゲーム画面の下に属性相性表が用意され、ステージ開始時に関連する属性の説明が一度でるなど配慮しようという気持ちは感じられるのですが、覚えられないしいちいちこれを参照するのも面倒です。せめて作者さんの過去作の拡張にして欲しかったです(光・闇については過去作と同様なのですが、火・水・風・土については全然違っており、相当混乱しました)。
攻略に困った場合、各フロアにいる老人に話しかけるとちょっとだけヒントをもらえます。大まかな方向性とかしか教えてくれませんが、見落としていた攻略要素に気づけたりするかもしれません。
そして、本作に登場する魔物たちはどれもポリゴンで表現されたかわいらしさのあるものです。一度仲間にすると図鑑に載って名前がわかるようになりますが、ダジャレセンスのある独特のネーミングで笑わされることもあるでしょう。このあたりは作者のくろすけさんお得意のセンスですね。過去作からの登場がほとんどなので、それらをプレイしたことがある方は逆にどれが新しい魔物なのかに注目すると楽しめるでしょう。本作はシナリオのようなものはないため、くろすけさんお得意のおふざけイベントはないのが残念ですが、今まで過去作をプレイした経験がない方には逆に刺激が少なくてちょうどいいかもしれませんね。ネーミングセンスとか、老人との会話のノリとかが気に入った方はぜひ作者さんのほかの作品もプレイしてみてください。
それでは。

ジャンル:オート戦闘お手軽RPG
プレイ時間:エンディングまで1時間、図鑑コンプリートまで2時間ほど
分岐:なし
ツール:HTML5(ブラウザゲーム、スマホ可)
リリース:2020/5
本作はスマートフォンでも遊べるように作られたお手軽ブラウザRPGです。シナリオと呼べるような要素はほとんどありません。また、戦闘はフルオートなので実際に戦闘に入ったら見ているだけになります。プレイヤーが介入できる要素は戦闘の順番、仲間にする魔物、周回要素の3つです。それぞれについて見ていきましょう。
戦闘の相手と順番
ゲームはいくつかのフロアからなっています。各フロアには敵が数体。どの敵と戦闘になるかは事前に分かるため、この順番だったら勝てそう、ボスに勝つには回復ポイントの使用回数を温存した状態で経験値稼ぎする必要がありそう、属性の相性を考えるとこの敵と戦うのは得策ではない、などの要素を考えることになります。多くのフロアでは規定回数の戦闘を終えると自動的に次のフロアに進んでしまうため、より多くの経験値を稼げる相手を選んで戦うというのもアリです。仲間にする魔物
本作では戦闘に勝利すると、敵モンスターのうち1体を必ず仲間にすることができます。したがって、なるべく役に立つ強力な魔物を早い段階で仲間にすることが重要になります。また、味方にできるのは4体までなので、それ以上になると見放す魔物の選択を迫られることになります。この先の戦闘やフロアで何が求められるかを周回プレイを含めてしっかり把握し、適切な味方を増やして育成していくことが魔王城攻略のためには必須でしょう。また、本作には同じ種類の魔物を数体集めると合体して進化するという特徴があります。当然進化後の魔物は強力なため、なるべく味方は進化させておきたいところです。そのためには、先に述べた味方にする魔物の取捨選択と、戦闘を行う順番の選択が大切になってくるのです。
周回要素
本作の周回要素は2つです。まず一つは図鑑。これまでに仲間にしたことのある魔物が登録されます。2周目以降の開始時には、図鑑登録済みの魔物の中から1体選んで仲間にした状態でゲームに臨むことができます。レベルは1に戻ってしまいますが、早い段階で強い魔物を仲間にできるとそのメリットは絶大です。つまり、ボス攻略ができなそうでも次回のプレイに備えて、魔物を進化させられるような戦闘相手を選ぶなどの戦略もとれるようになります。魔王討伐・エンディング到達には図鑑全種登録は不要ですが、ぜひ図鑑埋めにも挑戦してみてください。まさかのアイツも進化できますよ。もう一つはアイテムです。本作のアイテムには、店で購入できるものとボス討伐時にもらえる特殊なアイテムの2種類があります。店で購入できるものは、毎回冒険に出る前に購入することができます。各種ステータスアップのほか、属性攻撃やレア魔物を出現させるなどの特殊効果のあるものもあります。ボス討伐でもらえるものは、入手に苦労するだけあって非常に強力です。進化合成用の魔物をキープするアイテム(どう見てもモンスターボール)、全属性に対して耐性を付けられるアイテム、冒険開始時に図鑑から連れて行ける魔物を2体にできるアイテムです。説明するまでもなく強力なので、ぜひ回収してください。

さて、そんな本作のゲームバランスですが、適当に仲間を増やして進化できるときは進化するのようなやり方では中ボスくらいで壁に当たるけれども、対策を立てれば運に頼らずともクリアできるちょうどいいバランスだと思います。タイトル画面に戻ってくるたびに全員レベル1に戻るため、レベルを上げて物理で殴るといった単純な戦法では突破できません。それなりにしっかりと目的を定めて(進化がまだの仲間を図鑑に登録するとか、ボスに効く属性を確かめるとか、特殊アイテムを回収するとか)戦略を練りましょう。戦闘中は一切の操作ができないので、その進み具合をよく見ておき、余裕で勝ったのか、味方が倒されそうだったのか、属性の相性は良さそうなのかなどを次の戦闘に生かすのが大切になってきます。この戦略を立てる上で一つ面倒だったのが属性の相性の把握です。火・水・風・土の4属性があって、それぞれでじゃんけんのように相性の良し悪しがあるというのが一般的だと思うのですが、本作にはそれらに加え光・闇・痺の3つがあり、かなり複雑になっています。合計7つもの属性があり、各属性にある相性のいい属性と相性の悪い属性が1つというわけでもなく(2つあるものと1つのものがある)、さらに魔物自体も2つの属性を複合して持つことがある、となると相性を考えるのが相当大変でままならなくなってきます。一応ゲーム画面の下に属性相性表が用意され、ステージ開始時に関連する属性の説明が一度でるなど配慮しようという気持ちは感じられるのですが、覚えられないしいちいちこれを参照するのも面倒です。せめて作者さんの過去作の拡張にして欲しかったです(光・闇については過去作と同様なのですが、火・水・風・土については全然違っており、相当混乱しました)。
攻略に困った場合、各フロアにいる老人に話しかけるとちょっとだけヒントをもらえます。大まかな方向性とかしか教えてくれませんが、見落としていた攻略要素に気づけたりするかもしれません。
そして、本作に登場する魔物たちはどれもポリゴンで表現されたかわいらしさのあるものです。一度仲間にすると図鑑に載って名前がわかるようになりますが、ダジャレセンスのある独特のネーミングで笑わされることもあるでしょう。このあたりは作者のくろすけさんお得意のセンスですね。過去作からの登場がほとんどなので、それらをプレイしたことがある方は逆にどれが新しい魔物なのかに注目すると楽しめるでしょう。本作はシナリオのようなものはないため、くろすけさんお得意のおふざけイベントはないのが残念ですが、今まで過去作をプレイした経験がない方には逆に刺激が少なくてちょうどいいかもしれませんね。ネーミングセンスとか、老人との会話のノリとかが気に入った方はぜひ作者さんのほかの作品もプレイしてみてください。
それでは。
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