こんにちは。
私がこのブログを開設してレビューを載せるようになったのは昨年の3月6日なので、もう1年経つことになりますね。基本的に土日のどちらかに投稿してたまに休みの週があるという感じで続け、記事数も50に達しました。始めた当初は続くのか不安だったのですが、なんだかんだで続けることができました。見てくださる方がいるというのが、思っていた以上にモチベーションになるようですね。
何か特別なことを書こうかとも思ったけれど全然思いつかないので、普段のレビュー記事を書くときの私のやり方について書いてみようかなと思います。
まずは当然対象の作品をプレイすることです。以前は普通にプレイしていましたが、ブログを始めてからはレビューの対象にできるか考えながらプレイするようになりました。どういうことかというと、例えば作品プレイ中に面白いなと思った点や逆にここがいまいちだったと思う点をメモ帳に残しながらプレイしたり、作品の感想などを文章化できるか検討したり、読者に作品のプレイを促すのに良い紹介ができるかを考えたりしています。これはTwitterに感想を書いたり、ノベコレやその他のフリーゲーム配布サイトにコメントを投稿したり、作者に直接DMやメールを送ったりしていた時にはなかった視点です。
プレイ時間30分以内のような短編では特にメモを取ったりする間もなくエンディングまで到達するのですが、それ以上のボリュームの場合、まずは最初の30分くらいでレビューの候補になりそうかどうかを大まかに判断しています。基本的にレビューは甘口の私ですが、プレイしたすべての作品を面白いと感じたかと言えばそれはノーになります。レビューはまず第一にその作品の良さを多くの人に届けたいという気持ちで書いているため、自分が他の人に自信をもって薦められる作品でなければレビューは書けません。レビューを書いた作品は、オススメなどの印をつけなくても私の中で少なくとも上位3分の1くらいと感じた作品になります。でないと他の人に薦めるための文章を書くのがきつい印象です。ちなみに印をつけて推薦する作品は私に与えた感動度合いが少なくとも上位1割に入る作品というイメージです。
また、レビューするか否かに関係なくプレイした作品は一行程度の短い感想をつけてすべて記録しています。
さて、プレイし終わった段階でレビューで取り上げようと思った長編作品があれば、だいたいメモ帳に箇条書きで紹介のポイントが書いてあります。今度はそれを参考にしながらレビューを書く作業に入るわけですが、これが思っていた以上に時間がかかります。私はもともと作業が遅いタイプ(臨床心理士の方にも、慎重なタイプだねと言われたことがあります)なので、レビュー記事一本書くのにゲームのプレイ時間をのぞいて平均3時間くらいは掛けているでしょうか。
作品のあらすじを最初に紹介しますが、これは序盤の展開を書いたうえで作品全体のテーマになる部分に軽く触れる程度で書いています。その後、作品の具体的なおすすめポイントの話に入っていきます。
おすすめポイントについては作品ごとに本当にまちまちなのでここで書くことがあまりないですね……
ノベルゲームならやはりシナリオの話がメインになります。ここの展開が好き! とか、ここの文章が好き! とか、このキャラクターが好き! とか。それに加えて、自分の実体験など作品と直接関係のない部分を書き加えて私のプレイ体験を強調することもあります。この方法で書いたレビューでは、「夏ゆめ彼方」などがあります。
RPGやアドベンチャーゲームなどでは、ゲーム性も非常に大切な要素です(というかこれがメイン)。ギミックの良さとか、システム面での快適なプレイ感を得るための工夫なども大切ですね。あとは攻略情報や私のプレイ記録なんかも書いたりします。書いた時は誰も見に来ないかもなと思っていた「たゆみ。」の攻略記事なんかも地味に検索エンジンからの閲覧がそこそこあるようでびっくりです。
それと同時に、レビューで触れた部分に近い内容のスクリーンショットも撮ります。大体1記事当たりタイトル画面+1~2枚添付して雰囲気が分かるようにします。作者さんによっては、スチル使用禁止とかおまけ内の画像はダメとかの規約がある場合があるのでそれに注意しながら貼り付けます。記事の見た目にかなり影響するので、グラフィックの魅力だったり印象的なセリフだったり(ネタバレにならない範囲で)を探して来ようとしたりする…のですが結構大変です。
先日のフリゲチョコレビューのように簡易的に書く場合はスクリーンショットは適当だったりします。
この形式の場合、タイトルやリンク先URL含めて140文字以内に収めるのが大変ですね。最初に簡単に魅力を伝えるならこう! という下書きを作るのですがTwitterに入力すると大抵十数文字オーバーなので、簡潔な言い回しに変えたり句読点を削ったりして1ツイート内に情報を盛り込みます。これ、昨年よりはだいぶ上達した気がするんですがどうでしょう。
といろいろ書いて、大体最後に気になった点やこっちの方が私の好みだなと思った点について述べます。ここはできるだけ具体的な内容を書くように、具体的に書けないなら記事に入れないように気を付けています。私の場合レビューを作者さんが見ることを意図して書いているわけではありませんが、作品を取り扱っている以上そこそこの割合で見に来られるようですし、作者さんの気分を害するような内容は含まないようにと思っています。(というか誰も見に来ないとしても最低限の礼儀はあるべき)
これもまた結構難しいんですよね。何となくもやっとして気に食わないけど具体的に書けない……かといって削るとレビュー全体が作者のご機嫌取りみたいでウソっぽくなる……と悩んだりします。まあ、そういうときはたいていの場合削るんですが。
そして書き上げたと思ったらプレビューで2~3回読み返します。大抵はここの表現が微妙とか、単純な誤字脱字とかが複数見つかるので直します。使い方に自信がない言葉は辞書を引きます。プレイした作品に誤字脱字や言葉の誤用があるとつい気になってしまいますが、私のせいぜい数千文字程度のレビューにも幾らかの誤字があるので、作品全体にわたって校正するのは大変だろうなと思います。私がそうやって直して公開しても、後から読み返して誤字発見してサイレント修正を入れることは何回かありましたからね。
他に多いパターンは、同じ単語の繰り返しがくどいなと感じるパターンです。語彙が豊富でないので、程度を表す副詞だったり、接続詞だったりが直前の文と丸被りだったりすることがあり、適当に直します。文を追加したり修正したりを繰り返した箇所で見つかることが多く、自分の口癖があぶりだされているような気分です。
こんな感じでレビューを書いて一番うれしいのはやはり、自分の書いた内容から作品に興味を持ってもらい、プレイしたというような声を聞くときですね。ブログ開設当初の記事にも書きましたが、私はプレイヤーの立場で私の感動を共有して多くの人に知ってもらいたいというのが一番のモチベーションなので、狙った通りの声が聞けたことになります。また、特にこのブログのことを知らせたりしていない知人にフリーゲームを紹介したとき、説明が上手いねといった言葉が出たのもうれしかったですね。これはレビューブログよりTwitterで短文で作品を紹介するのが訓練された結果でしょうか。
今回はここまでです。これからも本ブログをよろしくお願いします。
私がこのブログを開設してレビューを載せるようになったのは昨年の3月6日なので、もう1年経つことになりますね。基本的に土日のどちらかに投稿してたまに休みの週があるという感じで続け、記事数も50に達しました。始めた当初は続くのか不安だったのですが、なんだかんだで続けることができました。見てくださる方がいるというのが、思っていた以上にモチベーションになるようですね。
何か特別なことを書こうかとも思ったけれど全然思いつかないので、普段のレビュー記事を書くときの私のやり方について書いてみようかなと思います。
まずは当然対象の作品をプレイすることです。以前は普通にプレイしていましたが、ブログを始めてからはレビューの対象にできるか考えながらプレイするようになりました。どういうことかというと、例えば作品プレイ中に面白いなと思った点や逆にここがいまいちだったと思う点をメモ帳に残しながらプレイしたり、作品の感想などを文章化できるか検討したり、読者に作品のプレイを促すのに良い紹介ができるかを考えたりしています。これはTwitterに感想を書いたり、ノベコレやその他のフリーゲーム配布サイトにコメントを投稿したり、作者に直接DMやメールを送ったりしていた時にはなかった視点です。
プレイ時間30分以内のような短編では特にメモを取ったりする間もなくエンディングまで到達するのですが、それ以上のボリュームの場合、まずは最初の30分くらいでレビューの候補になりそうかどうかを大まかに判断しています。基本的にレビューは甘口の私ですが、プレイしたすべての作品を面白いと感じたかと言えばそれはノーになります。レビューはまず第一にその作品の良さを多くの人に届けたいという気持ちで書いているため、自分が他の人に自信をもって薦められる作品でなければレビューは書けません。レビューを書いた作品は、オススメなどの印をつけなくても私の中で少なくとも上位3分の1くらいと感じた作品になります。でないと他の人に薦めるための文章を書くのがきつい印象です。ちなみに印をつけて推薦する作品は私に与えた感動度合いが少なくとも上位1割に入る作品というイメージです。
また、レビューするか否かに関係なくプレイした作品は一行程度の短い感想をつけてすべて記録しています。
さて、プレイし終わった段階でレビューで取り上げようと思った長編作品があれば、だいたいメモ帳に箇条書きで紹介のポイントが書いてあります。今度はそれを参考にしながらレビューを書く作業に入るわけですが、これが思っていた以上に時間がかかります。私はもともと作業が遅いタイプ(臨床心理士の方にも、慎重なタイプだねと言われたことがあります)なので、レビュー記事一本書くのにゲームのプレイ時間をのぞいて平均3時間くらいは掛けているでしょうか。
作品のあらすじを最初に紹介しますが、これは序盤の展開を書いたうえで作品全体のテーマになる部分に軽く触れる程度で書いています。その後、作品の具体的なおすすめポイントの話に入っていきます。
おすすめポイントについては作品ごとに本当にまちまちなのでここで書くことがあまりないですね……
ノベルゲームならやはりシナリオの話がメインになります。ここの展開が好き! とか、ここの文章が好き! とか、このキャラクターが好き! とか。それに加えて、自分の実体験など作品と直接関係のない部分を書き加えて私のプレイ体験を強調することもあります。この方法で書いたレビューでは、「夏ゆめ彼方」などがあります。
RPGやアドベンチャーゲームなどでは、ゲーム性も非常に大切な要素です(というかこれがメイン)。ギミックの良さとか、システム面での快適なプレイ感を得るための工夫なども大切ですね。あとは攻略情報や私のプレイ記録なんかも書いたりします。書いた時は誰も見に来ないかもなと思っていた「たゆみ。」の攻略記事なんかも地味に検索エンジンからの閲覧がそこそこあるようでびっくりです。
それと同時に、レビューで触れた部分に近い内容のスクリーンショットも撮ります。大体1記事当たりタイトル画面+1~2枚添付して雰囲気が分かるようにします。作者さんによっては、スチル使用禁止とかおまけ内の画像はダメとかの規約がある場合があるのでそれに注意しながら貼り付けます。記事の見た目にかなり影響するので、グラフィックの魅力だったり印象的なセリフだったり(ネタバレにならない範囲で)を探して来ようとしたりする…のですが結構大変です。
先日のフリゲチョコレビューのように簡易的に書く場合はスクリーンショットは適当だったりします。
この形式の場合、タイトルやリンク先URL含めて140文字以内に収めるのが大変ですね。最初に簡単に魅力を伝えるならこう! という下書きを作るのですがTwitterに入力すると大抵十数文字オーバーなので、簡潔な言い回しに変えたり句読点を削ったりして1ツイート内に情報を盛り込みます。これ、昨年よりはだいぶ上達した気がするんですがどうでしょう。
といろいろ書いて、大体最後に気になった点やこっちの方が私の好みだなと思った点について述べます。ここはできるだけ具体的な内容を書くように、具体的に書けないなら記事に入れないように気を付けています。私の場合レビューを作者さんが見ることを意図して書いているわけではありませんが、作品を取り扱っている以上そこそこの割合で見に来られるようですし、作者さんの気分を害するような内容は含まないようにと思っています。(というか誰も見に来ないとしても最低限の礼儀はあるべき)
これもまた結構難しいんですよね。何となくもやっとして気に食わないけど具体的に書けない……かといって削るとレビュー全体が作者のご機嫌取りみたいでウソっぽくなる……と悩んだりします。まあ、そういうときはたいていの場合削るんですが。
そして書き上げたと思ったらプレビューで2~3回読み返します。大抵はここの表現が微妙とか、単純な誤字脱字とかが複数見つかるので直します。使い方に自信がない言葉は辞書を引きます。プレイした作品に誤字脱字や言葉の誤用があるとつい気になってしまいますが、私のせいぜい数千文字程度のレビューにも幾らかの誤字があるので、作品全体にわたって校正するのは大変だろうなと思います。私がそうやって直して公開しても、後から読み返して誤字発見してサイレント修正を入れることは何回かありましたからね。
他に多いパターンは、同じ単語の繰り返しがくどいなと感じるパターンです。語彙が豊富でないので、程度を表す副詞だったり、接続詞だったりが直前の文と丸被りだったりすることがあり、適当に直します。文を追加したり修正したりを繰り返した箇所で見つかることが多く、自分の口癖があぶりだされているような気分です。
こんな感じでレビューを書いて一番うれしいのはやはり、自分の書いた内容から作品に興味を持ってもらい、プレイしたというような声を聞くときですね。ブログ開設当初の記事にも書きましたが、私はプレイヤーの立場で私の感動を共有して多くの人に知ってもらいたいというのが一番のモチベーションなので、狙った通りの声が聞けたことになります。また、特にこのブログのことを知らせたりしていない知人にフリーゲームを紹介したとき、説明が上手いねといった言葉が出たのもうれしかったですね。これはレビューブログよりTwitterで短文で作品を紹介するのが訓練された結果でしょうか。
今回はここまでです。これからも本ブログをよろしくお願いします。
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