フリーゲームの森

フリーゲームのレビューブログです。 ノベルゲーム・アドベンチャーゲームを中心にお勧めの作品を紹介します。
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2023年01月

こんにちは。今回はBlu Lunettaさんの「チェックメイト」のレビューをお送りします。

checkmate1

ジャンル:童話絵本風ダークメルヘンサウンドノベル(公式サイトより引用)
プレイ時間:45分
分岐:なし
ツール:Light.vn
リリース:2017/9


上のスクリーンショットやタイトルからお分かりと思いますが、今回ご紹介する「チェックメイト」はチェスがモチーフになっている作品です。白黒メインで描かれたタイトル画面の雰囲気は作中全体を通して続き、童話風、寓話風の印象を強く残してくる作品となっています。
また、本作はside:whiteとside:blackの2本の短編からなるオムニバス形式となっています。


2本の短編は完全に独立しているのでどちらから読んでもいいですが、私はside:whiteから読み始めました。
whiteは白の国と黒の国の間で続いていた戦争のお話です。白の国は真実と平等の国。嘘をつくことは重い罪と見なされます。黒の国は嘘と力の国。強いものが支配し、人々は自由に己の力を競っていました。

仲の悪い2つの国はずっと戦争を続けています。終わらない戦渦にしびれを切らした白の国のクイーンは、直接黒の国に出向いて黒のキングに直談判を企てます。しかし彼女が黒の国へ実際に行ってみると、戦いが好きで常に争っているというイメージとは全く違う姿が広がっていたのです。パレードでにぎわう大通りは、人々の笑顔と音楽であふれています。黒の国の人々に話を聞くと、戦争を終わらせてくれないのはむしろ白の国のキングの方だと口を揃えて言っています。

白のキングから聞いていた話と自分の目で見た姿が一致していないことにクイーンは戸惑いを隠せません。白と黒、真実と嘘つき。言葉を聞いたら普通は白の方がよいと思うでしょう。しかし白の国が白のままでいられたのは、嘘をつくこと自体が重い罪となるというある種の恐怖政治の結果だったのです。

この展開が大変に寓話的で良かったです。絵本風のイラストや手書き風フォントも雰囲気づくりに貢献していますね。クイーンと白の国の行く末も白と黒というイメージを活かした結末だと思うのでぜひ皆さんで確かめてみてください。5分から10分くらいの掌編です。


ではside:blackの話に移りましょう。舞台はガラッと変わってチェスの腕がすべてをいう国になります。ある平民の家に大変美しい少年がいました。彼はとある子爵に見初められて養子となります。しかしその子爵が若くして病に倒れ、少年はわずか13歳で子爵の家を継ぐことになります。
しかし少年に当主の立場は荷が重く、ほとんどのことを秘書に任せて気ままな生活を続けるのでした。

checkmate2

そんなある日伯爵家の令嬢が屋敷を訪れ、爵位継承祝いの夜会に誘われます。平民出身で貴族の付き合いや権力争いに巻き込まれたくなかった少年は一度は断るのですが、結局は出席せざるを得なくなります。

実はこの夜会出席までの間で少年と秘書の間でひと悶着あるのですが、その描き方が結構良かったです。ただの平民であった少年がいきなり子爵の跡継ぎとなったことについて、良く思わない人がいるのではないかという懸念は自然なものです。しかしそのために揺らいだ秘書への信頼を回復するために本作の重要な設定である"チェスの腕ですべてが決まる"という世界観が生きています。

しかしその夜会において令嬢は少年に何か意味深な忠告を残し、その後何と射殺されてしまいます。その時の秘書の様子や後日訪ねてきた伯爵家の執事の話を総合すると、再び秘書が味方であるかどうか疑わしいと言わざるを得ない状況となってしまいます。

このように誰が味方で誰が敵か、信用できるものが何かが目まぐるしい速度で入れ替わっていくのが本作の特徴と言えるでしょう。side:whiteでもそうでした。なるほどチェスの白と黒という色からの連想として理解できます。この後さらに皇太子とのやり取りで少年は心を揺さぶられることになるのですが、それはぜひ皆さんの目で確かめてください。

side:blackにおいてはさらに時折スチルが挟み込まれます。普段は黒ともう1色程度で表現されたシンプルな背景と影絵だったのが、重要なシーンでカラーのスチルになると大変印象に残ります。効果的な演出法だったように感じました。

またside:blackの方はside:whiteよりかなり長く、30分程度のボリュームがあります。どちらもその尺の中で良くまとまったシナリオになっていると思います。担当されたライターさんが異なるようですが、そうは見えない統一性というかまとまりが感じられたのも良かったです。

本作をプレイしていて少し気になったのはフォントです。手書き風で絵本チックな世界観の演出には一役買っていて、実際side:whiteを読んだときにはいいなあと思っていたのですが、side:blackくらいの尺があるとやや読みにくいなという気持ちになってしまいました。またblackくらいの尺になってくると全ての登場人物が肩書で呼ばれ、名前が一切登場しないのは少し寂しいでしょう。
あとは動作の安定性がやや低いところでしょうか。素早くクリックするとたまにソフト自体が落ちてしまいます。Light.vnはやや珍しいツールかと思いますので、デフォルトの操作に慣れるまではすこし大変でした(マウスホイール操作でログに入れない、SKIP/AUTO解除には右クリックしなくてはいけないなど)。


本作にはwhite、blackともにボイスが付いているのですが、クレジット等を拝見するになんと全て一人の方が担当されているということで驚きました。男性の役も女性の役もあるのですが、きちんと演じ分けられていてすごいですね。すべて聞くとプレイ時間はかなり長くなると思います。


ちなみに本作の中でたまにチェスに関する用語などが登場しますが、特にチェスを知らない方が読んでも問題なく楽しめるはずです。一応知識があるとより分かりやすい箇所もありますので少しだけご紹介。
  • ポーン
    前に1マスだけ進める最も弱い駒。将棋でいう歩兵に相当。実際には特殊なルールが多くてもう少し複雑ですが、本作を読むうえではこれで十分です。
  • アイソレーテッドポーン
    文字通りポーンが1つだけ孤立している状態。ポーンは斜めにつながっていると前列のポーンを後列のポーンが守ることができ効率がいい(ポーンチェーン)と言われているが、孤立してしまうと守ってくれるポーンがいなくなってしまう。
  • プロモーション
    ポーンは敵陣最奥に進むと好きな駒に変化することができる。将棋でいう成りに相当。最強の駒であるクイーンにすら成れるので非常に強力
  • 先手・後手
    チェスにおいては白を持ったプレイヤーが初手を着手する。囲碁やオセロや五目並べ(連珠)では黒が先番なのとは逆である。
こんな感じでしょうか。

全体として出来上がった世界観が素敵な作品ですのでぜひプレイしてみてください。
それでは。

今回の記事は前置きも長くなっています。Hard攻略アドバイスはここから、Extreme攻略アドバイスはここから、Extremeの各ボスの具体的なアドバイスはここから飛べます。
7/16追記
7/10付けの更新(ver1.2.0)でLegend実績取得者のみ入れるマップと新規ボス2体が追加されました。さらに難しい戦闘となります。攻略情報はこちらから。
AliceStory1

こんにちは。
前回予告した通り、今回はねこのさんの「ありすすとーりー」の難易度Extremeの攻略法について書いていきます。ExtremeはReadMe内で「※難易度Extremeは狂人向けコンテンツです。」と書かれるレベルには難しいので、攻略しようという方は覚悟してください。ちなみにゲーム内ヘルプでは「常人はプレイしないでください」と書かれています。
そして実際めちゃくちゃ難しいです。私がこれまでプレイしてきた有名フリーゲームの中でよく難しいと言われる作品と比較すると、 (※Flashゲームのため現在はプレイ困難)
あたりよりは難しいと思います。
本作Extreme攻略と同等以上の難易度があるとすると
  • 「愛と勇気とかしわもち」で100万点以上取る
  • 「ニュー・スーパーフックガール」で裏スノーマンストリートをクリアする
  • 魔女の家」をノーセーブクリアする
  • 2048」で8192以上のパネルを作る
とかのレベルじゃないでしょうか。

参考までに私のアクティブタイムバトル経験を書いておくと、本作と同じシステムの作品はやったことがありませんでした(FF14のオマージュらしいですね)。やったことがある中で一番近いのはたんしおレモンさんの「突撃!隣の赤ずきん」だと思います。コマンド入力の忙しさ・装備やスキルの調整や戦略という意味では赤ずきんの方が難しいですが、レベルキャップが存在しないのと要求される操作の正確性が本作の方が飛びぬけて上なので、やはり本作の方が難しいだろうなあと思います。


さて、実は私は以前作者のねこのさんにDMで「鬼実績があっても回収するつもりでいます!」と宣言していました。当時は本当に鬼実績が実装されるとは思っておらず、せいぜいありすえすけーぷのコンプ実績と同程度くらいだろうと思っていました。まさか本当に激ムズなやつが実装されるとは……
しかし難しいだけあってクリアしたときの達成感もひとしおなので何度も立ち向かう気概のある方はぜひチャレンジしてみてください。レビューでも述べましたがラスボス戦のギミックにおけるスキル名とかデバフ説明とかがシナリオにリンクしているのも見どころです。


一応ネタバレを考慮して適宜折りたたみながら書いていきますが(全部読むとめちゃくちゃ長いです)、自力でギミック考察をしたいという方は気を付けてください。私は考察から実際に攻略するまで(Hardはクリア済みの状態で)30時間を要したので、その時間をかける覚悟があれば独力攻略もできないことはありません。



まず前提として、先にHardでクリアしていなければExtremeは選択できません。Hardの時点で結構難しいのですが、Extremeは超激ムズなのでこの仕様は妥当だと思います。まずはHardで本作に関する経験を積み、基本的なスキルの使い方やギミックの処理の仕方、バフやデバフの仕様について理解しましょう。
Hard攻略のアドバイスもしておきます。
  • レベルはキャップがかかるまで上げ切っていますか?
  • 装備は強化していますか? 強いクリスタルを付与していますか?
  • 作内ヘルプや公式攻略ページは読みましたか? 有益な情報が多数掲載されています。
  • スキル先行入力は使っていますか? スキルが使用可能になる前からコマンド入力は受け付けています。必要に応じてConfigから先行入力受付時間を調整しましょう。私はMaxにしてあります。
ちなみに私は初見Hardプレイ時に攻略ページは見ない縛り(作内ヘルプはすべて読んだ)でプレイしましたが、きつかったです。攻略ページを見ていたらもっと楽に行けたなという点が多数あります。


さて、Hardを攻略して本作の基本的な仕様をすべて理解してからが本番です。いよいよExtremeに挑んでいきましょう。

Extreme挑戦に当たっての全体的なアドバイスはこんな感じ。
  • 公式攻略ページは絶対に読みましょう。特に戦闘指南ボス攻略あたりの内容は隅々まで頭に叩き込んでください。
  • 作内ヘルプもしっかりと読む。バフ・デバフの仕様などは完全に理解していることが前提です。継続ダメージや継続回復の仕組みも覚えてください。
  • 何度GAME OVERになってもくじけない心が必要です。私は100回はGAME OVER画面を見ました。
  • 作内ヘルプでも記載されている通り、ボス戦中の画面録画を行ってギミックの考察やタイミングの調整をすることをお勧めします。タブレット端末でプレイされている方ならOS標準の機能を使えば十分でしょう。Windows PCをお使いの方は、Windowsキー+Gキーで起動するXbox Game Barという標準機能を使えば特にソフトのインストールなどをせずに画面録画をすることができます。しかしこの方法だと音声が入りづらいので、私はFlashBack Express レコーダーというフリーソフトを使って画面録画を行いました。動画編集などを行わない場合無料版で十分高機能です。
  • サウンド設定(特にありすのボイス)はオンでプレイすることを強く推奨します。コマンド入力が成功したかを視覚に頼って判断するのではなく聴覚で判断することができます。対マユ戦では似た挙動のスキルを区別する情報も得られます。視覚は敵のスキル詠唱の発見やギミック処理に専念しましょう。



これから具体的な攻略に入っていきますが、以下はすべて私がプレイしたときの方法ですので、人によっては違う方法でのクリアも可能かと思います。また、私のプレイ環境はWinDL版Ver1.00です。ゲーミングマウス等の特殊な機器や連打ソフト等は使用せず、普通のキーボードとマウスでの攻略となります。
あと、私は右利きなのでキーボードのQ~Vまでの範囲を左手で操作しコマンド入力、その他のギミック処理はすべて右手でマウスを使用しました。左利きの方だと違う調整が必要かもしれません。


以下、ボスごとの攻略情報です。公式攻略サイトの情報も参考にしながら読んでください。また、スキル編成で+マークを付けたスキルは強化済みという意味です。コンボと書いたら、えーてるしゅーとえーてるすとーむえーてるふれあの順でスキルを打って攻撃するという意味です。

ホワイトスライム

難易度:★☆☆☆☆
きちんとレベル上げをしておけばExtremeと言えど難しいことはありません。えーてるばいんどを強化した状態で挑み、デバフをかけながら戦えば普通に倒せます。溶解液だけは食らわないようにえーてるばいんどでキャンセルしていきましょう。

サオヤーク

難易度:★★★☆☆
ホワイトスライムよりはかなり難しくなります。レベルは必ず8まで上げましょう。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
戦闘中の立ち回り 敵の使う触手一閃は必ずえーてるばいんどをぶつけてキャンセルします(さもないと一撃死レベルのダメージを食らいます)。 その他は基本的にホワイトスライム戦と同じ動きをしていれば勝てますが、以下の点に注意します。序盤のボスのため気を付ける点がまだ少ないですが、それゆえに1つのミスも許されない調整となっているので慣れるまでは何度かリトライを積むことになるでしょう。
ヒント1 バフ系の2スキルはクールタイムが経過し使用可能になった時点で即使用してかまいません。ふぇありーしーるどは特に戦闘開始後20秒で使用可能になりますが、そこで即使用することで、残り効果時間が1秒くらいの時に敵の樹液散布(防御力ダウン)が発動しそのデバフ効果を打ち消してくれるので効率が良いです。
ヒント2 触手一閃は絶対に回避しなくてはなりませんが、連続発動回数が一定でないので注意が必要です。最初の予備動作が行われた後は2回連続で触手一閃が発動しますが、その次の予備動作の後は2回連続で発動した後、1秒ほど間を開けて再度触手一閃を発動します。この3回目は初見殺しなので注意です。攻撃したくなるのをぐっとこらえてえーてるばいんどを打つ準備を続けてください。 なお次の予備動作の後は2回、その次の予備動作の後は同様に3回発動するため忘れないようにしましょう。
ヒント3 予備動作が表示されてからスキルが発動するまでの時間を体感で覚えておきましょう。戦闘開始後10秒ほどで最初の予備動作が行われますが、その後2秒以上は余裕があるためその2秒の間にえーてるふれあを打ち込みましょう。序盤の敵はHPが低いため相対的にえーてるふれあ1回分のダメージの差が生死を分けます。

クリスタルゴーレム

難易度:★★☆☆☆
クリスタルゴーレム以降のボスにはマウスで処理するギミックが追加されています。右手でその処理をしながら左手でコマンド入力をしていく必要がありますが、Hardをクリアした皆さんなら問題なく処理できるでしょう。サオヤークに比べると処理する情報は増えましたがその分要求される正確性は下がっているので私には簡単に感じられました。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん
  • きゅあらいと
戦闘中の立ち回り
カウンターパンチ攻略 初見だとこのスキルで殺されると思いますが、名前の通りの効果なので想像しやすいはずです。つまり、カウンターパンチのキャストタイム中にクリスタルゴーレムに与えたダメージに等しい攻撃が飛んできます。よってカウンターパンチの詠唱が見えたら攻撃を完全に停止しなくてはなりません。ここでえーてるれいんによる継続ダメージも与えたダメージとして算入されることは注意です。詠唱中は攻撃を一切してはいけませんが、逆に言うときゅあらいとを使って回復するいいチャンスです。
サモン・クリスタル攻略 HPが半分程度になるとサモン・クリスタルというスキルを使ってきます。時々画面上に小さい赤と青のピラミッドのようなものが表示されるので、クリック連打で消していきます。これ以外のギミックも同様ですが、その間も左手でキーボード入力するのを怠らないようにしてください。なお緑色の違う形のオブジェクトをクリックしてしまうとクリスタルゴーレムに継続回復効果が乗ってしまうので緑色はスルーしましょう。
予備動作の暗記 クリスタルゴーレムには予備動作を行うスキルが複数あるため、どの予備動作に何のスキルが対応しているかを覚えると攻略がスムーズです。
  • クリスタルゴーレムが姿勢を低く構えた
    カウンターパンチ
    →攻撃を控える準備。今からふぇありーふぉーすを使うと時間の損が大きい
  • クリスタルゴーレムの動きが止まった
    硬質化
    えーてるばいんどの準備
  • クリスタルゴーレムが力を溜めている
    クリスタルパンチ
    えーてるばいんどの準備
スーパーカウンターパンチ攻略 HPが残りわずかになるとスーパーカウンターパンチを放ってきます。基本的にはカウンターパンチと同じですが、キャストタイムが長くなっておりさらに間髪入れず連続して発動します。発動の狭間に攻撃することは困難なため、ふぇありーふぉーすを使用して一気に畳みかけ、カウンターを食らう前に倒しましょう。

マユ(1戦目)

難易度:★★★★☆
初見では絶対倒せないであろう罠が多数仕掛けられています。また攻撃力も上がっており、このあたりからは武器と防具は装備できる最高ランクのものを装備することが前提条件になってきます。強化や付与はまだ突き詰めなくても大丈夫です。とりあえず初級クリスタル10連生成を一度やってみて、出てきた中で最もいいものを2つ付与しておけば十分でしょう。もちろん強化もしておけば戦闘が楽になります。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
戦闘中の立ち回り フィンブルヴェトルで出現する丸いオブジェクトはすべて素早くクリックして消しましょう。一撃で即死するようなダメージ量はありませんが、ギミック処理に失敗するたび氷ダメージが増えるデバフを食らうので後がきつくなります。
慣れないうちは左手でコマンドを入力し続けながら行うのは難しいかもしれませんが、そのうちできるようになります。また、エーテルスピアフェアリーブレイクは詠唱を見逃さず必ずえーてるばいんどをぶつけましょう。
炎撃のレーヴァテイン/雷撃のトールハンマー攻略 難易度Hardまではこれらのスキルの準備動作が行われた際、攻撃が来る方向が黄色に点滅したため避ける方向が事前に分かりました。Extremeではこの点滅表示がないため、の攻撃がどちらに来るかを事前に覚えておく必要があります。は画面左側、は画面右側に攻撃が来るためそれぞれ反対方向に避けます。回避入力待ち時間は3秒ほどあるので落ち着いて避けましょう。また、で詠唱中の台詞が違うのでそれも参考になります。
バフの使用タイミング このあたりからバフへの理解が必須です。攻撃が重くなってきており、特にエーテルエクスクルージョンの継続ダメージは総被ダメージが大きいためエーテルエクスクルージョンの詠唱が見えたらすかさずふぇありーしーるどを使用してダメージを軽減します。ふぇありーふぉーすは戦闘開始後使用可能になり次第使っても良いですが、ふぇありーしーるどはしっかりと我慢してエーテルエクスクルージョンに備えましょう。なおエーテルエクスクルージョンの使用頻度は約60秒に1回のため、最初にタイミングを合わせればあとはリキャスト毎の使用でOKです。
それでもダメージがきつい場合、ふぇありーふぉーすの効果中にきゅあらいとを使用して回復量を底上げします。きゅあらいとのクールタイムが30秒、ふぇありーふぉーすが60秒なので、どちらもリキャストごとに使用していけばタイミングを被らせることが可能です。
後半戦の注意点 HPが半分以下になったあたりから行動パターンと使用スキルが変化します。具体的にはエーテルエクスクルージョンを使用しなくなり、代わりに炎の烙印雷の烙印紅蓮と霹靂の饗宴を使ってきます。烙印はそれぞれ対応する属性の被ダメージ増加デバフとなります。そして紅蓮と霹靂の饗宴が大変厄介で、炎撃のレーヴァテイン雷撃のトールハンマーを同時に放つ攻撃となっています。左右どちらに避けてもダメージは食らいますが、攻撃の属性が違うため自身についているデバフが炎の烙印雷の烙印かを確認し、デバフを負っていない方の攻撃を受ける必要があります。具体的には炎の烙印を受けている場合は右、雷の烙印の場合は左に避けます。烙印はたまに付け替えてくるので回避の必要が出るたびに確かめましょう。避ける方向を間違えると3倍ほどのダメージを食らうため致命傷となります。
ここで、炎撃のレーヴァテイン雷撃のトールハンマーを使わなくなるわけではないので、それらが来たときは烙印を気にせず前半戦と同じように回避する必要があります。 また、エーテルエクスクルージョンが使われなくなるためふぇありーしーるどの使用タイミングが自由になります。リキャスト毎に使用しても良いですし、紅蓮と霹靂の饗宴の処理に自信がない場合はこれに合わせてふぇありーしーるどを使用し、とりあえず左右どちらかに避けて運に任せるという戦略もあるでしょう。

キノコスキー

難易度:★★★☆☆
ここでもまた初見殺しがあるのでくじけず何度も挑みましょう。クリスタル厳選・装備強化はまだ必須ではありませんが、防具は強化しておいた方が楽になるでしょう。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ+
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
  • きゅあぷりずむ+
戦闘中の立ち回り 疾風迅雷は詠唱が速いですが、食らうと致命傷のため必ずえーてるばいんどをぶつけます。準備動作の後2連発してくるため見逃さないようにしましょう。また回復スキルが自由に使えないため、通常攻撃にやられて勝てないなと思ったら素直に防具強化を行いましょう。
汝の返り言攻略 今回の初見殺し①です。これを乗り越えるには数え唄との関連を看破する必要があります。数え唄を使われるとありすに数え呪言というデバフが付きます。この時の重ね掛け数はランダムです。その重ね掛け数に応じて汝の返り言で出現した3つのオブジェクトのうち正しいもの1つを選んでクリックすることでギミックの解除に成功します。具体的には、↑、↓、(何らかの数字)の3つが出てきます。重ね掛け数と出てきた数字を比較して、重ね掛け数の方が大きければ↑、小さければ↓、等しければ数字をクリックしてください。時間内にクリックできなかったり間違えたりすると敵の攻撃力が永続的に上昇するので実質勝つのが不可能になります。
なお敵のHPが半分程度になると反転の言霊というスキルを使ってきます。これによってありすに反転の呪言というデバフが付くと、汝の返り言における大小比較が逆になります。HPがさらに減るとまた反転の呪言を使ってきますが、そうすると元に戻ります。何回反転の呪言を食らったかはデバフ一覧を見ておけば分かるので後半戦では常に注意しておきましょう。
茸の恨み攻略 初見殺し②です。NormalではHPを最大の半分に、Hardでは1割に減らしてくる効果でしたが、Extremeではさらに鬼畜仕様となっており、最大HPの5%まで削ってきます。そのうえ効果時間3秒の継続ダメージも付与してきます。そのためその3秒の間に回復スキルを打たないと問答無用で死にます。しかし敵は茸の恨みを発動したあと間を開けずに狐火というスキルを使ってきます。これも発動すると即死なのでえーてるばいんどでキャンセルする必要があります。となると回復スキルを使うタイミングは茸の恨み発動前しかありません。きゅあらいとには1秒、きゅあぷりずむには1.5秒のキャストタイムがあるため、茸の恨み発動後にキャスト完了するタイミングで回復スキルを打ち、その後即座にえーてるばいんどを使用することで生き残ることができます。茸の恨みはおよそ30秒に1回使ってくるため、基本はきゅあらいとを毎回そのために使うことになります。稀に25秒くらいで茸の恨みが来るので、きゅあぷりずむはその時のためにとっておきましょう。

ニーズヘッグ

難易度:★★★★☆
またかなり難しくなっていますが、Hardの経験が生きるボスでもあるでしょう。
このあたりからマウス操作もかなり忙しくなってきます。狙った個所を素早くクリックできるよう練習しましょう。また、装備の強化も必須レベルです。最強装備にして臨みましょう。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす+
  • ふぇありーしーるど+
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
  • きゅあぷりずむ+
  • ありすすぺしゃる+
戦闘中の立ち回り ドラゴンクロウブレイクテイルなどのキャンセル可能な攻撃には必ずえーてるばいんどをぶつけます。フレアバレットで出現する赤い球は全てクリックで消えます。紫紺の右眼深紅の左眼はそれぞれ右・左に避けることでかわすことができます(あのグラフィックからだと分からないけど君オッドアイだったのね)。フレアバレットと同時に来ることもありかなりマウス操作が忙しくなっていますが、これを食らっているようではこの先のボス討伐は夢のまた夢です。
終焉の炎攻略 普通に進めていくと敵のHPが半分強のところで終焉の炎を使ってきます。対策なしだと数万ダメージを食らって即死です。対策はHardと同様で、アクアライズで出現する青いオブジェクトをクリックして水の洗礼を受けておくことです。4回重ね掛けした状態ならば終焉の炎を耐えることができます。ただしHardと違っている点がいくつか。まずアクアライズで出現するオブジェクトのうち1つが赤いものになっています。これはクリックするとダメージを食らう上水の洗礼を打ち消すので触らないようにしてください。またHardの時には使わなかった黒竜の両眼というスキルによって重ね掛けが1回分打ち消されます。これに注意して終焉の炎が発動するころに4回以上重ね掛けされているよう調整してください。
また水の洗礼を受けるとき自体にダメージを食らうため、やたらにクリックしているとそれが原因で死にます。現在HPと相談をし、必要な時にはふぇありーしーるどを重ねて水の洗礼を受ける、あるいはスルーするというように柔軟に判断してください。
後半戦の注意点 最初の終焉の炎を耐えた後は使ってくるスキルが変化します。アクアライズポイズンファングは使わなくなりますが、闇の翼邪竜の咆哮を使ってくるようになります。効果はHardの時と同じく連続攻撃と攻撃力アップですが、威力が上がっています。闇の翼ふぇありーしーるどを合わせるのは絶対です。準備動作があるため見逃さずに打ちます。回復が追い付かないと感じたら回復スキルはふぇありーふぉーすと重ねて打ちます。
HPが残りわずかになると終焉の炎を再度詠唱してくるのでふぇありーふぉーすでラッシュした後ありすすぺしゃるを打ち込みましょう。今回はえーてるえくすぷろーじょんを2回使うほどすぺしゃるゲージがたまらないと思うので、前半戦でゲージが2個溜まったあたりでえーてるすぱいらるを放ち、後半戦では最後までゲージを溜めてえーてるえくすぷろーじょんを打つようにするのが良いと思います。

タイタン

難易度:★★★★★
滅茶苦茶難しいです。私は初見時の攻略に10時間かけました。
装備は最強、フル強化、攻撃力・極と防御力・極のクリスタル付与が前提となります。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ+
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす+
  • ふぇありーしーるど+
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
  • えーてるばーすと
  • きゅあぷりずむ+
  • ありすすぺしゃる+
要は、ポイントをえーてるしゅーと、きゅあらいと、えーてるばーすとの強化以外に振りました。
戦闘中の立ち回り ヘヴィスタンプ地神の踏鳴は当然ながら1つも見逃さずにキャンセルしなくてはなりません。ダメージ量的には一度や二度程度では耐えられると思いますが、敵のスキルをキャンセルしたときにすぺしゃるゲージが大幅に上昇する恩恵を受けられなくなるため後で詰みます。また、地割れは左右どちらかに避ける攻撃が3連続で来ます。その処理中にヘヴィスタンプなどを使ってくることもあるため見逃さずにえーてるばいんどを打ち込む必要があります。
グランドジャッジメント攻略 まず初見でつまづくのはここでしょう。普通にコンボを打ち込んで攻撃しているだけだと5桁のダメージを食らい即死です。攻略のヒントとなるのは発動前のタイタンの台詞
「地を這うヒトの子よ
我にその力を示してみよ!」
です。
答え このスキルは詠唱中にタイタンに与えたダメージが多ければ多いほど威力が低くなります。詠唱中に一切の攻撃を行わなかった場合は23500のダメージを受けますが、攻撃を行っていればその間にタイタンに与えたダメージの半分ほどがそこから減算されます。なおふぇありーしーるどは無効のようです。また最低でも500ダメージの威力はあるようです。
具体的な攻略法 最初のグランドジャッジメント使用開始は戦闘開始後約50秒後です。その後詠唱時間が20秒ほどあるので、その間に防御力ダウンと継続ダメージのデバフが切れないようにあらかじめえーてるばいんどえーてるれいんの使用タイミングを調整しておきます。詠唱開始後即座にふぇありーふぉーすえーてるばーすとを使用しえーてるふれあを5連打します。その間くいっくえーてるは使用可能になり次第即座に使用します。えーてるばーすとの効果が切れた後もコンボを打ち続けることで運が悪くとも4000ダメージ以内に収めることが可能になります。くいっくえーてるが何度も使用できたりクリティカルが発生したりするとよりダメージを抑えることができますが、こればかりは運なので仕方ありません。
最初のグランドジャッジメント発動から約70秒後に再度グランドジャッジメントが使われます。今回はえーてるばーすとのクールタイム中のため先ほどと同じ手は使えません。ここでありすすぺしゃるの出番です。すぺしゃるゲージが最大まで溜まり次第即座に発動し、えーてるえくすぷろーじょんを打ち込みます。これ一発では与ダメ不足なため、コンボを打ち込み続けるのもお忘れなく。タイタンのキャストバーが”グランドジャッジメント”の”メ”が終わるところまで溜まったあたりがえーてるえくすぷろーじょんが間に合う限界です。ここまでにすぺしゃるゲージがたまらなかった場合はあきらめるしかありません。ギミック処理に追われて攻撃の手を休めていた時間がなかったか、キャンセルできる攻撃を見逃して食らったりしなかったかを確かめてください。
バフの使用タイミング 初回のふぇありーふぉーすグランドジャッジメント対策のためにえーてるばーすとと合わせて使用する必要があります。その後はリキャスト毎の使用で構いません。えーてるばーすともリキャスト毎に使用してください。この2つのスキルが再度同時に使用可能になるのは300秒後ですが、このころにはタイタン攻略の最後の難関が立ちはだかっていることでしょう。
ふぇありーしーるどは前半の段階ではいつ使っても構いません。というか使用なしでも大丈夫なくらいの余裕があります。その分グランドジャッジメント対策がシビアなのでそちらを意識しましょう。
きゅあぷりずむは2回目のふぇありーふぉーす使用直後の使用をお勧めします。こちらもリキャスト毎の使用でふぇありーふぉーすとタイミングが合わせられるため、回復量を底上げして攻撃に専念できます。
後半戦の注意点 2回目のグランドジャッジメントに耐えたら後半戦です。後半戦ではタイタンの使用してくるスキルが増えます。まずはグランドジャッジメント直後に来るソウル・オブ・ヴォルケイノが厄介です。継続ダメージを与えてくるため、これの詠唱が見えたらふぇありーしーるどを発動します。2回目のソウル・オブ・ヴォルケイノまでは2分以上あるため、一度はふぇありーしーるどを使用可能になり次第即座に使用してOKです。次のソウル・オブ・ヴォルケイノはきちんとふぇありーしーるどを合わせましょう。ただし3回目は2回目から発動の間隔が短いため防御することができません。きゅあぷりずむなどでしのぎましょう。
また、地神の心核というスキルも使ってきます。画面中央に出現する黄色い球を連打で消してください。地割れヘヴィスタンプと同時の処理を要求されることもありますが頑張って処理してください。その間も攻撃の手を緩めてはいけません。
もう一つ使ってくるスキルが地神の怒りです。これは攻撃力を上昇させる永続効果を持っています。しかも重ね掛けが可能。およそ1分おきに使ってきます。このスキルを3回使われると絶望的と思ってください。それまでに何とかHPを削って3回目のグランドジャッジメントを使わせます。
終盤戦の注意点 3回目のソウル・オブ・ヴォルケイノの詠唱が見えたらいよいよ終盤です。すぐにまたグランドジャッジメントが来るため素早くHPを回復し備えます。ふぇありーふぉーすを重ねてコンボを回し、与ダメを稼ぐのも忘れずに。このころにはまたすぺしゃるゲージがたまっているはずなので再度ありすすぺしゃるを打ち込むのですが、今回は1・2回目と違って詠唱中に地割れによる攻撃が続いています。4秒あるありすすぺしゃるのキャストタイム中はこのギミックに対して無防備になるため、左右にかわした直後ありすすぺしゃるを起動し、次の地割れまでの短い合間に詠唱を完了させる必要があります。タイミングを狙いすぎると時間切れとなって先にグランドジャッジメントを食らって死にます。HPに気を払いながら攻撃の手も緩めず、地割れを回避しながらありすすぺしゃるの発動を狙う、本作中屈指の関門です。
3回目のグランドジャッジメントを耐えるとタイタンは地神の怒号を発動してきます。いよいよ最後のたたき合いです。この後はタイタンはアースシェイカーしか使ってきません。最初の2~3回は大した威力ではありませんが、次第に威力を増していきますのでいかに素早く倒し切れるかが勝負です。ふぇありーふぉーすは再使用可能になったら即使用し、とっておいたえーてるばーすとと重ねて一気に畳みかけます。きゅあらいともフルに使用してください。タイミングを見計らってふぇありーしーるども打てばなんとか勝つことができるはずです。耐えることのできるアースシェイカーの回数は最大で8回程度です。

マユ(2戦目)

難易度:★★★★★
ラスボスなので当然非常に難しいです。これまでのボスに比べても考えなくてはならないポイントが極めて多いです。装備は当然最強・フル強化のうえ、攻撃力・極、防御力・極、アクティブゲージ、クリティカル威力の4つのクリスタル付与を推奨します。スキルも全取得・強化します(きゅあらいとは強化しなくてもいいですが…)
炎撃のレーヴァテイン/雷撃のトールハンマーは当然のように1戦目と同様に予告なしで対処する必要がありますが、2戦目はさらにそこにフィンブルヴェトルの処理を同時に行うことを要求されます。フィンブルヴェトルの処理をしている間に左右どちらに避けるかを判断し、対応するボタンをクリックしましょう。また今回のフィンブルヴェトルは青い球だけでなく紫の球も出現します。紫はクリックすることでダメージを食らうため、青だけを残さずクリックしましょう。ここでフィンブルヴェトルの処理前にきゅあらいときゅあぷりずむなどのキャストタイムが存在するスキルを使ってしまうとその分対処が遅れて被ダメージにつながるので避けてください。
戦闘のヒント
バフの使用タイミング ふぇありーふぉーすえーてるばーすととタイミングを合わせて使用しましょう。さらにきゅあぷりずむと重ねるのもOKです。ふぇありーしーるどエーテルエクスクルージョンのタイミングに合わせて使用します。ただしエーテルエクスクルージョンの詠唱はフィンブルヴェトル発動直後、すなわちマウスでギミックを処理する最中に行われます。マウスだけで忙しいため詠唱を非常に見逃しやすくなっています。ここはフィンブルヴェトル3の倍数回目の使用時にエーテルエクスクルージョンも使用してくると暗記して対処するのが楽だと思います。
ナイトメア・リフレイン攻略 初見で挑むとここで混乱して死にます。効果は相手に永続デバフ「過去のトラウマ」10を付与することです。このデバフの効果はナイトメアで出現する黒い炎を連打したときのダメージ増加です。このダメージを食らうたびデバフの重ね掛けが1つずつ減少します。
また、ナイトメア使用直後には必ずエーテルジャッジメントあるいはリフレクトエーテルを使ってきます。これらの攻撃は、エーテルジャッジメントならばコンボを決めて大ダメージを与えること、リフレクトエーテルならば攻撃をやめてダメージを与えないことによって軽減することができます。要はグランドジャッジメントカウンターパンチと同様です。準備動作で描く紋章が剣ならばエーテルジャッジメント、盾ならばリフレクトエーテルが来るので見逃さないようにしましょう。
また、2回目のナイトメアの前後ですぺしゃるゲージがたまるはずなので、そこで1度ありすすぺしゃるを放ちます。フィンブルヴェトルリフレクトエーテルのタイミングに重ならないようにしてください。
ラグナロク攻略 詠唱が完了してしまうと問答無用で99999ダメージを食らって死にます。それまでに倒し切らないといけないのですが、これも初見で越えることは無理でしょう。ありすすぺしゃるえーてるばーすとを使用しても全く倒し切れないはずです。というのもこのラグナロク詠唱開始のタイミングはナイトメア炎を消した回数によって前後するからです。ナイトメアの炎を消すとダメージを食らうため、消してはいけないのかなと思うと思いますが、それでも消さなくてはなりません。この時に食らうダメージがなかなかきついので、ナイトメアに合わせてふぇありーしーるどを打つようにしましょう。ナイトメア・リフレインの後はエーテルエクスクルージョンは使用してこないためそちらは考えなくてOKです。
ナイトメアを全て対応すると過去のトラウマが4になったあたりでラグナロクを使用してきます。その後は他の攻撃やギミックはないので攻撃に専念できます。ふぇありーふぉーすえーてるばーすとを合わせていつもの攻撃をし、ラグナロク発動前にありすすぺしゃるを打ち込めばOKです。キャストバーの"ラグナロク"の文字が全て過ぎた後6秒くらいがえーてるえくすぷろーじょんの発動が間に合う限界です。なおナイトメアを消しそびれるとここですぺしゃるゲージ不足となることがあるので注意です。
第2形態攻略 Hard以下と同様に最初のラグナロクを耐えるとマユは第2形態に変身し、HPは全快します。ここで炎の烙印雷の烙印紅蓮と霹靂の饗宴を使ってきます。マユ1戦目の時と同様に自身のデバフを確認したうえで避ける方向を判断する必要があるのですが、同時にフィンブルヴェトルエーテルエクスクルージョンの処理も要求されるなど考えることが非常に多くなっています。また、烙印の詠唱速度も1戦目より非常に速くなっており見逃しやすくなります。少しでも脳の負担を軽減して処理するために私は2点工夫しました。1つはエーテルエクスクルージョンの発動タイミングを覚えることです。2回目のフィンブルヴェトル直後に初めて使用してきて、その次は60秒後となるためふぇありーしーるどを重ねるタイミングは覚えやすかったです。もう一つは避ける方向を判断する助けになると思い、ペイントで左側を赤、右側を黄色に塗ったただのでかい画像を作成し、ゲームウィンドウの背後に配置しておいたことです。これで疑似的に攻撃の予告を作り出して避ける方向を決めるようにしました。間違えると軽く3000ダメージは食らうため避けるのに必死です。しかしここで攻撃の手を緩めてしまうと後ですぺしゃるゲージ不足で死ぬので攻撃の手も抜けません。
ナイトメアの対処は第1形態と同じです。このころには過去のトラウマの重ね掛け数が少なくなっているため比較的ダメージは軽くなっているはずです。
エンドレス・ナイトメア攻略 ここも初見殺しです。対策なしだと11000ダメージほど食らい即死、ふぇありーしーるどでも5000以上食らい即死です。このスキルはエーテルジャッジメントの上位版となっています。つまり詠唱中に大量のダメージを与えなければ生き残れません。タイタンの使ってきたグランドジャッジメントよりさらに詠唱時間が長く、威力軽減に必要な与ダメージ量は増え、そしてふぇありーしーるどは有効です。
この時のために第2形態になってからはえーてるばーすとの発動をとっておく必要があります。ふぇありーふぉーすと合わせていつも通りえーてるふれあを6連打(アクティブゲージのクリスタルを付与しておくことで攻撃間隔が2秒から1.8秒に縮まっているため、えーてるばーすとの発動タイミングを調整することで6連打が可能になります)し、来る攻撃に備えきゅあらいとで回復し、すぺしゃるゲージがたまったところでありすすぺしゃるを放ちましょう。キャストバーの"エンドレス・ナイトメア"の"メ"のあたりが発動が間に合う限界です。そして最後にふぇありーしーるどをかけることで何とか生き残ることができるはずです。
最後の一歩 エンドレス・ナイトメアを超えると過去のトラウマのデバフが強き心というバフに変わっています。これによってナイトメアのダメージが軽減されます。シナリオ的な意味でもトラウマを乗り越えてナイトメアに立ち向かうという気持ちいい演出ですが、感傷に浸るのは勝ち切ってからです。
このころにはカオスオーラによって素の攻撃力もアップし通常攻撃も痛くなってきているはずです。残りHPには十分注意し回復スキルを惜しまず打ちます。今回は後半戦でもエーテルエクスクルージョンを使ってくるのでふぇありーしーるどはなるべくそれに合わせて使います。そして厄介なのがまた紅蓮と霹靂の饗宴です。今回は回避入力待ち中に烙印を付け替えてくるというだまし討ちまでやってきますので、回避方向を決める前に烙印が付け替えられないかチェックしてから入力する必要があります。間違えると1撃で致命傷です。これを乗り切ったらラストスパートです。
HPがわずかになると、「過去の悪夢が世界を蝕み始めた……!」のメッセージが表示され、マユの詠唱なしで攻撃が飛んできます。フィンブルヴェトル雷撃のトールハンマーフィンブルヴェトル炎撃のレーヴァテインフィンブルヴェトル紅蓮と霹靂の饗宴という順で発動し、最後に画面中央に巨大なフィンブルヴェトルが出現するので連打で処理します。当然ですが攻撃の手を緩めることは許されません。その間にマユはラグナロクの詠唱を進めているので、これの処理が終わったら即座にありすすぺしゃるを打ち込みましょう。これまでの与ダメージ量が十分ならばこれで倒し切れるはずです。おめでとうございます!

おまけ・マスタースライム

戦闘難易度:★★☆☆☆
遭遇難易度:★★★★★
隠しイベントを見るために倒さなくてはならない敵です。周回ボーナスを利用しない場合、タイタンを倒す前にマスタースライムを倒す必要があります。つまりレベルは27、武器は妖精のリストバンド、付与できるクリスタルは1つずつとなります。
エンカウントするには2%の確率を引くしかありませんが、こればかりはどうにもなりません。頑張って何度も出現ポイントを探索してください。私はほぼ期待値通りの出現割合になりましたが、運が悪ければ200回探索しても出ないとかは普通にある(計算したところ、約1.8%)レベルだと思います。
戦闘のヒント ボスと同じようにデスボール地割れなどのマウスを使用するギミックを使ってきます。これらは落ち着いて処理しましょう。タイタンに挑めるレベルなら簡単に処理できるはずです。握撃は当然すべてえーてるばいんどをぶつけます。問題になるのがマスターラッシュです。短い間隔での10連攻撃という初見殺しになっています。準備動作(周囲の空気が張り詰める)があるため、それが見えたらすかさずふぇありーしーるどを使用して備えます(この時までふぇありーしーるどを使用してはいけません)。その状態でも合計3500ほどダメージを食らうので、きゅあらいときゅあぷりずむによる回復も忘れないようにしてください。これさえ耐えればここまでたどり着く皆さんなら容易に倒せるはずです。


これでExtremeの全ボス攻略となります。お疲れさまでした。ここまで極めれば周回ボーナスなしでSSランククリアもできちゃいます。
AliceStoryExtremeSS

7/16追記
Ver1.2.0で追加されたボスに関する情報です。
そもそもこのボスに挑むためには3つの難易度をすべてクリア&いずれかの難易度でSSランククリアを達成しLegend実績を取得している必要があります。それだけで高いハードルなのですが、追加ボスはさらに高難易度となっています。心して挑んでください。
ちなみに装備はどちらもフル強化済み、付与は攻撃力・極、防御力・極、アクティブゲージ、クリティカル威力の4つを装備したものとします。

サベッジスライム

難易度:★★★★★
マスタースライムの上位版となっています。戦闘中ほぼ常に地割れデスボールによる攻撃が続くため、マウスを持つ手を休めるタイミングがありません。さらにHP管理もシビアなため、あらかじめ敵の行動に対して最適なスキル回しを考えておく必要があります。バフ・デバフやクールタイムの仕様について100%の理解が必須となります。
戦闘のヒント 戦闘開始直後からマウスで処理するギミックが忙しいですが当然すべて対処します。幸いえーてるばいんどで対処しなければならないスキルは少ないため、キーボード操作はさほど意識しなくていいでしょう。マウス裁きに重点を置いてください。
ふぇありーしーるどは使用可能になったタイミングで即使用します。その数秒後にサベッジラッシュというスキルが降ってきます。このスキルはマスタースライムのマスターラッシュの上位版となっており、効果は何と驚異の22回連続攻撃です。ふぇありーしーるどが有効な間にすべての攻撃が入りますが、それでも合計5000を超えるダメージを食らうため、ふぇありーふぉーすで強化したきゅあらいとでしのぎます。ラッシュの終了後、サベッジスライムは体勢を崩して防御力が大幅に下がります。その間にまだ生きているふぇありーふぉーすえーてるばーすとを合わせえーてるふれあを連打しましょう。また、きゅあぷりずむによるHP回復もこのタイミングで行っておく必要があります。
サベッジスライムが体勢を戻した後は再びデスボール地割れによる攻撃が続きますのでマウスで対処します。今回はそれに加えて握撃を放ってくるため準備動作を見逃さずに構え、えーてるばいんどをぶつけます。詠唱時間が短いため注意してください。
2度目のサベッジラッシュが来る前にふぇありーしーるどを使用し、再度ふぇありーふぉーすきゅあらいとでしのぎます。今回はきゅあぷりずむがまだクールタイム中ですので、HPは1500程度しか残らないでしょう。ここでありすすぺしゃるの出番です。サベッジスライムの深呼吸中にありすすぺしゃるを発動すると、例外的に防御力ダウン効果が乗り9万程度のダメージを与えることができます(意図した仕様であることを作者さんに確認済み。なおこの仕様を使わないようにしてもギリギリ倒せることは確認しました)。さらにありすすぺしゃるのエフェクト中にもクールタイムの時間経過は行われるため、深呼吸後に再度きゅあらいとを使用してHPを回復することが可能になります。
2度目の深呼吸が終わると終盤戦です。またデスボール地割れによる攻撃が行われ、ファイナルラッシュの詠唱をしてきます。このファイナルラッシュは150程度のダメージを永久に打ち続ける厄介なスキルです。ふぇありーしーるどは必ず使ってください。またふぇありーふぉーすの効果中にきゅあぷりずむを使用してHPを確保します。きゅあらいとも惜しまずに使用し、このころには再度えーてるばーすとが使用可能になっているためこちらも最後のラッシュを打ち込みましょう。デスボール地割れを食らわなければこれで倒し切れるはずです。

Mayu

難易度:★★★★★★(限界突破)
ラスボスの調整前バージョンです。リリース版のExtremeのラスボスはあんなに強かったのに幾らかのナーフが入ったバージョンだったのです。Mayuはそれよりさらに強いため、Extremeラスボスがある程度余裕で倒せるくらいのレベルにならないと勝負にならないと思ってください。
こちらもゲームの仕様を100%理解したうえで、バフ系のスキルをどのタイミングで使用するのかあらかじめ決めておく程度には研究していないと勝つことができません。もちろんラスボス戦の注意事項はそのまま厳守する必要があります。
戦闘のヒント ラスボスとの違いは以下のようなものがあります。
  • 攻撃力の上昇
  • フィンブルヴェトルの強化
  • いくつかのスキルの詠唱速度上昇
  • 過去の悪夢が世界を蝕み始めた……!によるダメージ回数の増加
順に見ていきましょう。
増加したダメージへの対処 シンプルにボスの攻撃力が増加し難しくなっています。きゅあらいとをただ使っていくだけでは回復が間に合いませんので、なるべくふぇありーふぉーすで回復力を強化します。1.5倍になるため非常に強力で、多くの場合体力を最大値近くまで回復することができます。
ボスの強い攻撃に合わせてふぇありーしーるどを発動させるのも必須です。合計ダメージが非常に大きいエーテルエクスクルージョン発動タイミングをすべて覚えてください。第1形態、第2形態ともに初回の使用から約60秒後に再使用してくるため、初回の使用タイミングを合わせればあとはクールタイム終了後即使用でちょうどいいタイミングとなります。また、第1形態後半ではナイトメアのダメージがバカにならないため、なるべくふぇありーしーるどで軽減します。それでも間に合いそうにない、またはふぇありーしーるどがクールタイムでHPに余裕がないという場合はナイトメアをスルーする必要があります。ただしスルーするのはリフレクトエーテルの詠唱中の場合の選択肢です。エーテルジャッジメントの場合ナイトメアに対応することによって入るダメージも威力計算に関与するため、多少無理しても炎を連打していくのがお勧めです。
またきゅあぷりずむは使用するタイミングを決めておいた方が良いです。第1形態ではナイトメアのダメージに対応できないときに補助的に使用し、第2形態では最初のエーテルエクスクルージョンの直後、エンドレス・ナイトメア発動直後、ラグナロク詠唱中の3か所で使用するのをお勧めします。
フィンブルヴェトルへの対応 表ラスボスのフィンブルヴェトルは青×3もしくは青×2+紫という構成で、青は1回クリック、紫は無視というのが対応方法でした。それがMayu戦では青×2+紫もしくは青×2+大きな青という構成になります。大きなフィンブルヴェトル5連打しないと消えないため、急いで対応する必要があります。フィンブルヴェトルと同時に炎撃のレーヴァテイン/雷撃のトールハンマー/紅蓮と霹靂の饗宴の対処を要求されるため、先にフィンブルヴェトルを処理している間に左右どちらに回避するのかを考えておいて即座にクリックするというスピードが求められます。素早く狙った場所をクリックするという技術も必要なため、慣れも必要でしょう。また、フィンブルヴェトル中にきゅあらいと/きゅあぷりずむによる待ち時間が発生すると致命的です。フィンブルヴェトルの詠唱が見えたら回復は後回しにしましょう。
詠唱時間短縮に気を付ける エーテルエクスクルージョンの詠唱速度が倍くらいまで速くなっています。えーてるばいんどによる解除はできないため、そこまで大きな影響はないですが詠唱を見逃すリスクが高まっています。先述した通りエーテルエクスクルージョンふぇありーしーるどによる対処が必須なため、使用されるタイミングを暗記することを強くお勧めします
また、フェアリーブレイクエーテルスピアの詠唱速度も速くなっています。3秒以上あった詠唱時間が2.5秒程度まで短縮されており準備動作もないため、常に気を配り、詠唱が見えた瞬間にえーてるばいんどのコマンドを入力できるようにしておく必要があります。エンドレス・ナイトメア通過後はフィンブルヴェトルの直後に来ることが多いため、覚えておくとよいでしょう。
ラグナロク詠唱開始後も気を抜かない 表ラスボスの時は、ラグナロク詠唱開始後はほとんどフィンブルヴェトル炎撃のレーヴァテインなどのマウスで対処できる攻撃しか飛んできませんでしたが、Mayuはフィンブルヴェトルの直後などに回避不可のダメージを1000~1500程度与えてきます。そのためラグナロク詠唱開始後もHPに気を配っておく必要があります。エンドレス・ナイトメアの直後にきゅあぷりずむを使っていた場合、ちょうどラグナロクの詠唱が始まるくらいのタイミングでクールタイムが終わると思うので活用していきましょう。
これで追加ボスも攻略完了となります。お疲れさまでした。
相当難しいですが訓練を積めば倒せるようになります。攻略法を頭に叩き込んだら後は実戦で経験を積むのみです。応援しています。


AliceStoryMayu
↑特殊マップだから経験値もアイテムも入手できないのは知ってたけど、スカスカでちょっと寂しい。

こんにちは。今回は先日公開のねこのさんの新作、「ありすすとーりー」です。
(1/21追記:難易度Extremeの攻略記事を書きました。こちらです)

AliceStory1

★favo
ジャンル:アクティブタイムバトルが楽しめる、かわいいアドベンチャーRPG(ReadMeより)
プレイ時間:難易度Normalで5時間~(難易度によって大きく変動します)
分岐:なし
ツール:ティラノスクリプト
リリース:2023/1


本作に関しては制作過程をTwitterで拝見していました。
ありすシリーズの前作である「ありすえすけーぷ」をめちゃくちゃやり込んだ私は本作の公開も楽しみにしていました。つい昨日ようやく実績コンプリート出来たのでレビューを書いていきたいと思います。



まず前提として本作はノベルゲームコレクションで公開されているフリーゲームです(ふりーむでも公開されています)。ということはティラノスクリプトで制作されているのですが、プレイしてみたら思っていた以上にRPGでびっくりしました。メインシナリオの途中でイベントが挟み込まれ、そこで戦闘があるのかなくらいのイメージだったんですが(「せつなゆ魂」の戦闘イベントが増えたものみたいなイメージ)、本作に関してはツクールやウディタ製のRPGと変わらない感じでした。


ではゲームを開始していきましょう。New Gameをクリック。難易度はまずはNormalかHardが選べます。Hardは結構難しいので自信のある方のみ選ぶとよいでしょう。

導入の部分がシリアス目な感じだったのでやや意外に思いつつも、すぐに「ありすえすけーぷ」「ありすすいーぱー」のようなノリに戻ってきます。今回はまさかの異世界転移を果たした主人公のありす、今作で初めて苗字が明らかになります(有栖まゆがペンネームであり本名ではないというのは確か作者さんTwitter情報で知っていました)。そしてすぐさまスライムに襲われてラッキースケベ(?)イベント発生。そうそう、こんな感じだったよな~という謎の安心感が私の中に広がりました。

異世界で出会った妖精のリリィとともに妖精王を訪ね、元の世界に戻してもらえるよう依頼することにします。冒険の始まりです!

本作の戦闘システムはジャンルにも記載した通り、アクティブタイムバトル方式となっています。私がこれまでレビューした作品の中では、「キミだけのパーリナイト」が最も近いでしょうか。リアルタイムでアクティブゲージが増えていき、満タンになるとコマンドを打つことができます。新しいスキルを習得していると例外も出てきますが、基本はゲージが満たされるたび攻撃コマンドを打ってダメージを与えることの繰り返しです。
このシステムに関して、よくこれをティラノスクリプトで実装したなと思うほどよくできています。私がプレイした中ではバグみたいなものにも当たりませんでしたし、全12種のスキルの組み合わせ方で思っていた以上に戦略性のある戦闘が可能になっています。特に高難易度のボス戦に挑んでいると嫌というほど対策用の戦略を練ることになるのですが、それに関してはまた今度語りましょう。
AliceStory2


探索シーンに関しては前作っぽく探索ポイント選択式となっています。ここでプレイヤーへのやさしさであふれているのは、探索ポイントで起こるイベントの確率がすべて開示されて、さらに見たことのある結果については内容も記録されている点です。5%ならまあ出るまで粘らなくてもいいだろうとかいう判断がしやすいですし、あの敵とエンカウントする可能性が高いのはどこかとかも探しやすくなります。


中ボスを倒して冒険を進めていくと章も進行し、それに合わせて現実世界の物語も進んでいきます。導入部分のシリアスな展開が続き、語り手がありすであることも分かります。しかしこの時点では最終的にどう異世界での物語と結びつくのかが見えず????という感じでした。この繋がりの部分に関してラスボス戦後にきちんと決着するのが気持ち良かったですね。私は初見Hardで挑んだんですが、なかなか難しかったのでようやくラスボスを倒し切った安堵もあってなんだか感動しちゃいました。Extremeではラスボスのギミックなんかもストーリーを意識した名前や効果になっていてニクいですね! (戦闘中はそんなこと味わっている余裕は一切ないんですが)難易度Extremeを攻略した者の特権です。
ちなみにこのエピローグシーンでかかるBGMに私は聞き覚えがあって、なんだっけとしばらく考えていたんですが、音楽の卵さんの「無限大の小部屋(オルゴール)」でした。私が知っていたのは原曲版だったんですが、そちらも主旋律がオルゴールだったので混同して思い出すのに時間がかかったみたいです。そのあと作内でも原曲版も流れてきてやっぱり複数パターンあったんだと納得。今の私は本作のクライマックス効果で無限大の小部屋とシャイニングスター(EDテーマ)聴いたら泣きそうです。


さて、本作にはほとんどのシーンで台詞にボイスが付いています。主人公ありすについては前作同様ですが、今回は他にも3人(3体?)のキャラがいて、それぞれにきちんと声が付いています。公式サイトからサンプルボイスが聞けるので私は少し楽しみにしていました。リリィちゃんの「えいっ! ってやってみてください」がなんか可愛いな~と思っていたんですが、あれ本当に魔法の使い方を指示するときの台詞だったんですね…ありすの言う通り教えるの下手すぎる。
AliceStory3

そんな新キャラリリィちゃんも登場する隠しイベントは必見ですよ。(公式攻略ページを参照するのは前提として)2周目をプレイすれば簡単に見ることができます。
1つ浮かんだツッコミは、「湿ってるタイプの人って梵天使うの?」

それ以外にもちょっぴりえっちなイベントは前作にもまして盛りだくさんなのでそちら方面も期待していてください。謎の触手に絡めとられたり、きのこから出る白い液体を飲んだりとやりたい放題。パンチラとかいうレベルじゃないいつものアレももちろんあります。


そして私が見た範囲では指摘している人がいなかったので誰も気づいていないのかもしれませんが、上級クリスタル生成(いわゆるガチャ)のエフェクトが、Aランクが当たった場合のみ豪華になってますね。しかも特殊エフェクトが3種類ほどありそう。シリーズ他作品のレビューでも指摘しましたが、普通にプレイしてたらそこまで見ないだろというところまで細かい差分が用意されているの、凝っていて良いですね。


最後に戦闘部分に関する汎用的なアドバイスをしておきましょう。
  • 作内ヒントやヘルプはきちんと読むべし!
  • スキルは組み合わせ次第で効果が大きく変わるので実戦で学ぶべし!
  • よほどいいPCをお使いの方以外は戦闘エフェクトを中画質以下にすべし!
    (終盤のボス戦は高画質ではかなり重くなります)

Extreme攻略の具体的戦略はまた次回ということで。
それでは。

こんにちは。今回は初めてシェア版を前提にした作品紹介をしたいと思います。
TetraScopeさんの「桜哉」です。

sakuya1

オススメ!
ジャンル:SF乙女ゲーム
プレイ時間:フルコンプまで5~6時間
分岐:計6エンド
ツール:NScripter
リリース:2013/1
備考:18禁。有償作品(フリー版もあり、15禁)



TetraScopeさんと言えば全年齢対象のフリーゲーム「私のリアルは充実しすぎている」を以前このブログでも扱いました。シナリオもイラストも、音楽についてもハイクオリティで素晴らしい作品でした。その時に、ああこのサークルさんは18禁シェアゲーも出してるんだなと思っていたのですが、今回ついに購入してプレイしてみました。期待度は高かったのですが、実際にプレイしたところそれを優に上回る衝撃を受けたので今回初めて有償作品の紹介をしようと思い立ちました。

特に物語の余韻の強さ、そしてテーマ性という部分で私がこれまでプレイしてきた作品たちの中で5本の指には入ると感じました。気になる方は下の私の文章なんて読まなくていいのですぐに上のリンクから作品ページに飛んでダウンロードしてください。


物語の舞台は現代から数百年後、人型のロボット(アンドロイド)の開発が進み、接客業の多くを代替するなど広く普及しています。主人公の九条茜(名前変更可)は亡き父が開発したアンドロイド、桜哉と2人で生活しています。しかし桜哉は定型的なやり取りしかできず感情も持たない一般的なアンドロイドとは一線を画す存在で、外見や触った感触、会話内容でもアンドロイドとは分からないほどよくできており、人間らしい感情も持ち合わせています。
高校卒業以来数年ぶりに会った幼馴染の上村榛(うえむら・しん)には、ぜひ桜哉の研究がしたいから会社で買い取らせてくれと請われるが、もはや家族同然の存在と感じられる桜哉を物のように売り払ってしまうような話は当然拒否。榛にも、もはや桜哉はアンドロイドを超えた家族、友人として見てくれないかと交渉するが榛の態度も強硬。榛には「桜哉が好きなのか?」と問いかけられる。
幼いころから余りにも当たり前に隣にいた桜哉。彼のことを自分自身でどう思っているのか深く考えるのは避けてきたが、この問題に決着をつけなければならない時が近づいています。桜哉は人間なのか、アンドロイドに過ぎないのか。そして人とアンドロイドは愛し合うことができるのか?。


本作のおよその内容は上の通りです。それでは本作のどこが素晴らしかったのか説明していきましょう。

まずは上にも貼ったタイトル画面の段階でSFの世界観がすごい。CONFIGやEXTRA内のフローチャートなどもスタイリッシュですね。BGMも透明感があって、広大なサイバー空間に解き放たれたような気がします。UIや背景、音楽などの要素で未来感のあふれる世界観を作り出せるのはさすがです。


作品の中身、シナリオに移りましょう。
先述した通り、本作は”人とアンドロイドが愛し合うこと”がテーマとなっています。この重厚なテーマがありながら乙女ゲームとしてのエンターテインメント性はしっかり確保されています。
まずは攻略対象となる桜哉。イケメンかつ可愛らしい。そして茜のことが好きなのが見ていてすごく伝わってきます。本作は物語開始時点で主人公の茜と攻略対象の桜哉は同居しているので、積み上げられた信頼感のようなものが既に存在しているのです。

しかし物語前半におけるこの感情は恋人同士という感じではありません。長く同居しているからそういう雰囲気というよりは家族に近いというのもありますが、この時点では茜も桜哉も「人とアンドロイドが恋愛するものではない」という意識をふんわりと抱えています。はっきりとそう意識しているわけではないというのがミソで、物語中の出来事に影響されて意識させられるようになる、そしてお互いへの認識が変化していくというのが上手いんです。


SFなどの世界観が現代でない物語で登場人物たちが抱く感情は、当然その世界での常識や世情が反映されたものになります。本作においてはこの部分もきちんとプレイヤーに伝わるようになっています。例えば3章、カラーズランドへ桜哉・榛と3人で遊びに行くときです。入場時にアンドロイドへいちゃもんをつける人間の存在、あるいは人間対アンドロイドでの事故発生時の扱い。こういった状況が自然に挟み込まれることで作品世界への理解が深まり、プレイヤーの意識はより主人公に近い形へと向かっていきます。

sakuya2

アンドロイドに対する愛好派と反対派の抗争が存在するという現実は、茜に嫌でも桜哉がアンドロイドであることを意識させ、物語終盤に至るまで何度も考えていくことになります。人工的に作り出されたことに間違いはない桜哉。しかし一般的なアンドロイドとは一線を画すほど人間らしく、事実茜と榛以外の人にその正体がバレたことはありません。そんな桜哉ともう何年も一緒に暮らしている茜にとっては、ただのアンドロイドとは到底思えないのです。

そしてこの問題をさらに複雑にしているのは春樹という人物の存在でした。茜と榛の幼馴染としてかつて親しくしていた春樹でしたが、幼くして亡くなってしまいます。彼の母親の強い希望で、医学と工学に通じていた茜の父が生み出した存在が桜哉なのでした。
幼いながらも春樹に恋心を抱いていたかつての茜。オリジナルの肉体は死んでしまったけれども意識を引き継いだ存在として現に生きている桜哉。その複雑な状況の前で榛は茜に「桜哉の中に春樹を見ているのか」という問いを投げかけます。茜は今生きている桜哉が好きなんだと即答することができないのでした。


物語が進むと桜哉はアルバイトを始め、徐々に茜・榛以外との関係を築いていくようになります。
事情を知らない人から見れば人間にしか見えない桜哉はそのルックスの良さからたちまち人気を集めていきます。そんな桜哉をみて茜は焦り、そして気付いていくわけです。「あれ、私嫉妬しているのかな。桜哉のことを異性として好きなんだろうか?」と。


そんな嫉妬やすれ違いを乗り越えて迎えた7章。本作の18禁たる所以のシーンがあります。
この描写が本当にえっちなのに上品で上品で…。桜哉が茜をいたわってくれているのが本当に良く分かります。
なんせ前回プレイした18禁が「スレガル」ですからね(方向性が違いすぎて比較できない)。
こんなに愛にあふれて見ているこっちまで幸せになるようなえっちシーンあるんだ~、思っていたのより3倍エロかったなぁ~


などと思いながらメインルートを完走。過去回想も大変気持ちよく感動的な仕掛けになっています。エンディングムービーで桜哉と博士(桜哉を生み出した張本人)の対話が見られる演出も非常に効果的。
「君は人を愛することを知ってしまったから
愛されることを、望みたくもなるだろう」
作中で常に問いかけられていた、人とアンドロイドが愛し合えるかという問題に、こんなに幸せな回答を示してくれました。
たっぷりと幸福な気分に浸りながらおまけシナリオなどを読んでいきます。

sakuya3

ちなみに最後の選択肢によって結末はEND1とEND2に分岐します。桜哉をより深く理解していた方がよい結末を迎えられる、とても納得感のある分岐です。ぜひ両方読んで、桜哉が何を思っていたのか、自分についてどう考えていたのかを感じ取ってください。


一応本作をプレイして気になる点を書いておくと、アンドロイドが普及している点以外で舞台の未来っぽさが感じにくかったことでしょうか。アンドロイドの普及とそれに伴う社会の変化や世論についてはしっかりと触れられますが、現代から数世紀後の話という割に榛は車を手動で運転していますし、本屋の様子も現代と変わらないように思えます。



…といろいろ書いてきましたが、この時の私は本作の本当の顔に全く気付いていなかったのです!



フローチャートを見れば、本作には6章以降、another routeが存在していることが分かります。それも結構な分量です。メインルートを読んで、榛だけ報われてないな~と思っていた私は、彼が何らかの形で望みを叶える展開はないだろうかという希望を持ちながらこのアナザールートに突入していくことになります。結果的に私の期待は良い方向に裏切られました。



アナザールートに入った私はEND3~5をまず回収。どれも過度にドラマチックでない自然な展開で、プレイしていてスッと受け入れることができました。自分だったらEND4あたりで平穏な結末を迎えている気がするなあと思ったりもしました。この、「言葉には出さないけど確かに存在している信頼感、むしろ明言すると儚く消えてしまいそうなこの関係性」が素晴らしい。私のツボです。


さて、最も入るのが難しかったのはEND6のルートです。このルートでは、榛が思い切ってプロポーズしてきたのを受けることになります。メインルートとは違い榛と繰り広げられる18禁シーン。このころの私はまだ、(ああ、販売サイトにあったサンプルスチルまだ見てないもんな、こっちのルートにあったんだなあ)、などと考える余裕がありました。しかしその後私は衝撃のあまり満足に声も出せなくなってしまいます。

榛との行為中に家に帰ってきてしまった桜哉。3人の間に気まずい空気が流れます。とりあえず榛には帰ってもらいますが、表情を失った桜哉が怖い。衣服もはだけたままの茜。私はこの状態でも辛いなと思っていたんですが、何と桜哉はそのまま茜との行為に及んでしまいます。私は意味をなさない声を上げて驚きます。(なんで?そんな展開あり??桜哉どうしちゃったの???)

しかもこのシーンが長いこと長いこと。体感でメインルートの倍くらいあった気がします。
私はこの衝撃を受け止めきれないまま物語は最終章へ。そこで桜哉から投げかけられるある願い。茜は冗談と笑って返したあの台詞。その意味するところを理解した私は絶句し、涙し、震えることになりました。
正直、私は本作が18禁であることの意味を甘く見ていました。しかし本作で描かれる桜哉の胸中、アンドロイドであるが故の葛藤はそんな生ぬるいものではありませんでした。18禁シーンを通すことでしか表現できないこの切ない結末を私は全く予想していなかったのです。

以後、核心に関わるネタバレがあります。OKな方のみクリックして閲覧してください。

クリックで展開(ネタバレあり) 桜哉はあの瞬間、この世界に絶望してしまったのです。
茜が自分以外の男性と行為をしていたからではありません。茜と榛、人間と人間が行為をすることによって生まれる快感であったり、新たな命であったり。桜哉は茜と行為をしてみて、自分にはその快感を得ることは不可能であり、茜を生物の本能の部分から満足させる能力が存在しないことに気付いて絶望したのです。

私は”人間とアンドロイドが愛し合えるか”が本作のテーマになっていると述べました。他のENDでも十分に表現されていると感じましたが、ここまで深い意味で、ショッキングな結末をもって描かれるものだとは想像もしていませんでした。本当にこのテーマが作品全体で一貫していて大変印象的です。
まさに、18禁だからこそ描けるテーマ性。私がフリーゲームの森というタイトルを掲げながらブログで有償である本作を扱った理由はそこにあります。桜哉との時と榛との時で茜の様子の差異も丁寧に描かれている。先ほど思っていたより3倍エロかったなぁ~とかいう何も考えていない感想を書きましたが、そのシーンは単にえっちなだけでなく、このテーマを語るのに必要不可欠だったわけです。ここが本当に感動するポイントで、私はこういう作品が大好きです。
単純にエロシーンがあるだけの作品もそれはそれでありですが、そのシーンが今後の展開や作品のテーマに必然性を持って絡んでくると作品の奥深さが段違い。名作と評するのに十分な理由です。



1つだけ惜しいと思ったのは「第一原則」などの用語です。作品を通して幾度となく出てくるこの言葉は、ロボット工学三原則の第一条を意味していると思います。「Campus Notes vol.2」などでも登場しましたね。榛に自分を壊してほしいと依頼した桜哉は、自分ではできなかったと語ります。生への執着と作中では説明されますが、散々ロボット工学三原則を引用してきたなら、ここは第三原則に違反するからとしておいたほうがきれいだったのではないでしょうか。


しかしそんなのは些細な問題です。桜哉の悲痛な叫びが聞ける車内でのあのシーンへの入り方が完璧。味わうようにゆっくりプレイしていると、直前で始まったエンディングテーマの歌詞が入るタイミングで桜哉の独白が始まります。

sakuya4
この「よかったね」にどんな感情が込められていたのかがこれ以上ないくらい雄弁に語られるこのスチルと表情。
「やっぱり、羨ましかったのかもしれない」
「茜のことを、人間の女性の本能の部分まで満たしてあげられる、能力が」

「アンドロイドとしての俺を、愛してもらいたいんだ」

何という重い言葉でしょうか。
初見でプレイしていた時は全くそんな余裕もなく流していたエンディングテーマの歌詞ですが、聞き込んでみると桜哉の心情をそのまま表現していて心を打ちます。
それでもまだ 近づきたい
強まっていく気持ちは
君のものと同じはずなのに
別の、違う色に見え

そして戻ってきたタイトル画面でまた泣かされます。美しすぎる。こんな幸せな未来が…あったのだろうか。

この結末が分かったうえで再度END6のルートをたどってみると、確かにお互いの理解がすれ違っていくような選択を重ねていった結果であることが納得できるんです。後から選択肢と分岐の正当性がこんなに感じられる作品も珍しいと思いました。


ちなみに本作のサウンドトラックは公式サイトから購入者限定で無料でダウンロードできます。
しかもボーカル曲についてはカラオケ版とイラスト付き歌詞カードもついてくるという豪華さ。見逃さないでくださいね。

また、同じところから、本作の5年前を舞台にした「Sweet Present for Shin」もダウンロードできます。
榛に予想外の人気が集まったことから作られたおまけ過去話であるということです。本作を気に入った方はこちらもぜひ!

私はプレイしながら、「バレンタインテロリズム」の及川颯太を笑えないレベルで榛のフラグを折りまくっている茜に笑ってしまいました。榛も恥ずかしくなって赤くなったりしちゃうんだなあ。


以前レビューした同サークルの「私のリアルは充実しすぎている」についてはフリーゲームですので、何と無料でボーカル曲のダウンロードができます。こちらもカラオケ版と歌詞カードつき。
firstcomplex」も購入者限定でサウンドトラックがダウンロードできます。


本当に素晴らしい作品でしたので、ぜひ多くの方にプレイしていただきたいなと思います。まずはフリー版だけでも物語として十分まとまっていますので気軽に手に取ってみてください。
そして気に入った方は、フリー版では決して描けない、18禁だからこその感情の動きとテーマ性を製品版で味わってください。私がなぜここまで熱烈に語ったのか、その理由を分かっていただけると思います。

2022年もあっという間に終わり、新しい年になりました。

ブログ開設当初はいつまで続くかな~と思っていたんですが、なんだかんだでもうすぐ2年になりそうです。読んで下さるみなさんの反応などもモチベーションになりますので、今後もぜひよろしくお願いします。

去年の記事を振り返ると、やはり「魔王物語物語」の記事にめちゃくちゃ反応が集まりましたね。有名作なのは知っていましたが、改めてその影響力の大きさを実感しました。レビュー以外だと、時間をかけて集計した甲斐のあった「【検証】ギャルゲー主人公の両親、海外出張しがち説」も結構読まれたみたいで嬉しかったです。お約束とはいっても意外と海外出張はしていないという結果になりました。特に理由ははっきり示されないけど親は全然出てこない、という作品が多数派でした。


さて、今年の目標を2つ立てました。
まずはレビュー100本です。前回までの更新でレビューは合わせて67本。このペースで行くと今年中に節目となる100本を達成できるのでそこまで頑張りたいですね。やはり桁が変わると大きなものを達成したような気分になります。

もう一つ、リアルイベントに行ってみたいなと思っています。crAsM.Mビジュアルノベルオンリーの記事でも書きましたが、人と話すのは楽しい経験になったので。やはりTwitterやブログだと双方向のやり取りには限界を感じますしね。また、つい先日のコミケに行ってきた報告なんかを眺めていると、一回は行ってみたいなあという思いになります。次は夏ですかね。これまでイベントに行くことをほとんど考えたこともなかったので全然知識がないです。他にもっとあるんですかね。また調べたいと思います。



今年もフリーゲーム界隈でいろいろできたらなあと思っています。
よろしくお願いします。

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