久しぶりの更新です。
来月開催されるコミックマーケットにて、「第2回同人縁日通り」という非公式の企画が行われることになっていまして、そちらにレビュワー参加という形で参加しているのでそのお知らせや私が書いたレビューなどのお話となります。


企画の概要はまずこちらをご覧ください。


2023年の夏に第1回が行われていまして、その時は参加サークルの作品紹介やお互いの宣伝、100円引き特典などのカードが配布されていました。
今回はサークル参加に加えて応援レビュワー募集というのも行っていたのでそちらに応募した形になります。私は現在2本の短文レビューを寄稿しています。本記事では、文字数制限のために原稿には載せられなかった内容を含めて対象作の紹介をしていきたいと思います。

Sweet Flag 3(CURARE)

SF1
こちらは3部作の作品となっておりまして、2部目まではBoothにて無料公開されています。この無料公開部分まで読んでの感想となります。

さて、本作は基本的には王道のギャルゲーと言えるでしょう。主人公の荘奉(しょうぶ)は悪友の司らと平凡な日常を送っていましたが、落とし物のハンカチを拾ったことがきっかけで地域では有名なお嬢様学校の生徒である礼梅(あやめ)と出会います。荘奉は度を超したお人好しで、道端で困っている人を見かけては声をかけ、学校に遅刻しそうになる始末。礼梅はそこまで極端ではないにしろ上流階級のため荘奉と金銭感覚や常識にずれがある様子。そんな2人の初々しい恋愛模様が楽しめる作品となっています。もうキャラクターの名前の時点でショウブとアヤメですからね、結ばれることが運命づけられているといっていいでしょう。2部まででは激甘な展開はないですが、彼らが一歩進んだ先ではとんでもないイチャイチャを見せてくれるのではないかという気がします。

今のところメインと感じられるのはこの2人の関係性なのですが、本作にはほかにも何人もの人物が登場します。キャラが濃いのはまず、荘奉がいつも通り祠を掃除していたら突然現れた土地神を名乗る謎の男性、すずです。
神々しさなどは全く感じさせない上に、前半はほぼギャグ要員となっている彼ですが神というのはうそではなく、荘奉以外には見えないし荘奉に特殊な力を2つ授けてくれます。それを使って荘奉が人を救うのが"試練"なんだそう。まだこの力を使ったシーンは1回しか出ていませんが、荘奉の人となりにはぴったりの試練と思いますので、今後の活躍が期待できますね。

モテることしか頭にない友人の司、医者をしていて叔父にあたる十(しゅう)、その患者で礼梅の妹の花梨やそのメイドの露乃(つゆの)など皆特徴的で、表情差分も豊富で(顔芸シーンも多し)にぎやかですね。完結編でどのように収束していくのか、気になります。

スターリードリーマー(STELLACHRYMA)

SD1
こちらもプロローグのみの体験版ビルドを提供していただいたのでその感想等になります。Ci-en上で制作報告などされているみたいですね。

主人公の琉斗(りゅうと)は高校2年生。目立つことなく"普通"に日常を送ることを信条に捧げる彼は、ある日登校中に空を飛ぶ少女を見かけてしまい、徐々にその非日常な存在に近づいていくことになります。

同級生でかわいらしい生徒会長の煌(こう)との出会いとか、クラスの友人である紗耶音(さやね)・實月(みつき)らとの日常シーンは本当に賑やかなギャルゲーといった感じなのですが、空を飛ぶ謎の少女や義妹の真白が持つ特殊な体質といった設定が際立っていてファンタジー・伝奇の雰囲気をちらつかせます。
そして決定的なのはバイト帰りの琉斗が電車の中で怪しげな夢を見るシーンです。自身のトラウマの元でもありながらずっと会いたいと願っていた母親に似た何か。異形に変化したそれから逃げつつ、あの空を飛んでいた少女刹那(せつな)に窮地を救われます。そして目覚めた直後の"かみさま"との遭遇。壮大なファンタジーへの入り口なんだと感じさせる構成が上手いですね。

アクションシーンなんかもあるんですが演出が上手く、スピード感や緊張感がこちらにも伝わってきました。一体あの影のようなものは何なのでしょうか。刹那の持つ力は? 琉斗の過去との関係は?
こういったキーが次々と提示され、本編への期待を持たせてくれる体験版でした。


こんな感じです。締め切りまであと少しだけ時間があるので、もう1~2本レビューを書くかもしれません。
興味を持たれた方はぜひ夏コミでお会いしましょう。

それでは。