こんにちは。
先週の日曜日に行われた東京ゲームダンジョン12に行ってきたので遊んだ作品の紹介などしようと思います。
tgd12


今回は時間目いっぱい滞在するつもりで11時からの先行入場チケットを予め購入してあったので11時に会場である東京都立産業貿易センター浜松町館に到着しました。しかしその時にはすでに入場口が大行列になっており、3階からの列が4階のテラスに伸びていたりしてどこに並んでいいのか分からないくらいの状態でした。警備員さんが「○○の方はこちらです」と絶えず声を出していらっしゃったので何とか正しい列に並んで入場受付し会場入りしました。


入ってチラシなどをざーっと見てから、上の階から回ろうと思って3階の出口に向かうと、運営の席に座っていらっしゃったコンマさんに声をかけていただきびっくり。以前はCreative Blossomsさんとして出展者側で参加されていたので、まさか運営に回っているとは思わず私は全く気付かなかったのですが、コンマさんの方が顔を覚えてくださっていたようでお声掛けいただき嬉しかったです。今回イベント参加にあたりレビュワーとしての名刺を用意していたので、初めて交換します。これまで名乗るときはTwitterのプロフィール画面を見せるくらいしかできていなかったので、形のあるものを渡せて少しだけ界隈の仲間入りしたような気がしました。

以下会場で試遊した作品たちです。結構な数をやったのでここに挙げきれていないものがあるかもしれません、すみません。

弾幕病の特効薬(ToAge)

以前のゲームダンジョンで「To my forever Love」を展示していた方の新作で、被弾回数をうまく管理して敵にダメージを与えていくちょっと変わったシューティングゲームです。自発攻撃がなく敵の攻撃を反射しなければ倒せないので、弾を避けるモードと自ら当たりに行くモードを脳内で切り替える必要があってなかなか新鮮でした。ステージが進むにつれて時間制限を意識しなくてはならなくなり難しめ。画面が込み入りがちなシューティングですが、サウンド方面でのUIが気持ち良くていい感じ。
帰宅後にSteamからデモ版をDLしてプレイしてみましたが、なんとかデモ版の最終面までクリアできました。スコアを考えなければクリア自体はできるなあというくらいですが、今後どうなっていくのか。

ナントレ(Eiji Moriyama) iOS版/Android版
マス目の上で数字を線でつなぐシンプルなパズルゲーム。タイミングがなく会場試遊はできませんでしたが気になったので帰宅後プレイしました。盤面のサイズが小さいときは簡単なものの、7×7くらいのサイズからは考えることが多くなってきて、9×9以上はどれも3分以上はかかったと思いますが無課金問題は全クリまで行きました。スワイプによる操作がスムーズでシンプルな効果音も良い感じです。格子状のマス目以外の変形マス目の問題もありますがこちらはおまけ程度。広告が多めと感じました。

種も仕掛けも思い出も(地下れんじゃく)
トランプゲームのフリーセルを利用した脱出アドベンチャーゲームです。トランプのカードの中に閉じ込められてしまったキャラクターたちが会話しながら物語が進み、フリーセルの要領でカードを開いていって新しい手掛かりを得ます。まだ序盤のみといった印象ですが、トランプのスートごとに人格が異なるという仕掛けだったりイラストが可愛かったりで今後が気になります。

不見不聞の大罪(nonoko)
障害者雇用に関する問題を描いた社会派ノベルゲーム。ティラノゲームフェス10の参加作のようで、フェス作品をあれだけプレイしていたのに目に入っていませんでした。悔しい。
身体障害に比べて目に見えにくい精神障害は世間の理解も進んでおらず、就職に高い壁があるという現実。普段健常者が見て見ぬふりをしがちな領域に踏み込んだ重い作品ですが、最近思ったよりも簡単に人は障害を負いうるなと感じたので他人事と思えませんでした。プレイ時間長めと聞いているのでゆっくりプレイします。

捜し屋キセン(常磐ほそみ)
有名な時計師であった主人公の兄の不自然な死の真相を探るため、彼が仕事した町で"捜し屋"を営む探偵もののノベルゲーム。試遊最初の段階で懐中時計が喋りだして「何???」となったがファンタジー的要素はさほど濃くなくサスペンス系といった印象。12年前に起きたと言われるいくつかの事件や、色々な事情を抱えていそうな依頼者の相談内容がどう収束していくのだろうかと気になりました。

STICK MAN(日本工学院八王子専門学校)
シンプルな2Dアクションゲームですが、自機(棒人間)が貧弱ですぐに"バラバラ"になってしまうのが特徴的です。普通に床を歩いているだけなら形を保てますが、数段の段差を飛び降りたりトゲに当たったり、何かにぶら下がって力を入れていたりするとバラバラゲージが上昇していき、棒人間のパーツが外れてしまいます。その状態だと移動速度やジャンプ力が落ちるけれども細かい場所に入りやすくなるなど、ギミック的な要素と関連していて難しめですが面白かったです。ちょっと聞いたところ公開されてはなさそうなのが残念。

犯人はメイド(ななにのん)
本ブログで扱った「立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー あるいはオリジナリティの無い卒業までの日々」の作者さんの作品。相変わらず思い切りのよいコメディー作品で、タイトル通り犯人で主人公のメイドが恨みを持つ人物を洋館に集めて殺人事件を計画するという内容。いかにもまじめですといった感じのボイスからとんでもない内容の招待状を書かされる導入部でもうそのノリが分かります。ゲーム内のボイスにわざわざ怪しげなボイスチェンジャーを使用した作品は本作が初では?
一体その計画の全貌はどんなものなのか、完全版の公開が待たれます。

5分間のメイド(おんねんちゃんねる)
5分間で最初にループしてしまう記憶喪失の主人公が、なんとか真実を見つけてループを抜け出すアドベンチャーゲーム。前回のループで得た情報のうち何を引き継いで次のループに臨むかを毎回選択できるので、新情報をもとにさらなる新情報を得て進んでいく、徐々に行動範囲が広がっていくタイプのループものです。引き継げる情報量は上限があるようで、試遊版の段階では選べそうな情報が少なく宣言の影響がなかったもののゲームが進むにつれて必要な情報を厳選する能力が必要になりそうで難しそうな印象を受けました。どんな真相が待ち受けているのか、楽しみです。

Slime Ten Puzzle(Next2D)
4つの数字と四則演算で10を作るテンパズルと呼ばれる古典的なゲームを、スライムのキャラクター化してポップにした感じの作品です。(私の作品と方向性が近い?)
本作についてはゲーム内容うんぬんよりも、ゲーム説明をしてくれた出展者の方がインパクトがありました。小学校高学年くらいに見える子供が操作法など説明してくれたのです! 試遊後に同じブース内にいた夫婦っぽい大人の男女に聞いてみるとやはりご家族でのイベント出展とのことで、素敵なことだなあと思いました。

夜の名前(ヨアケラボ)
高校時代の思い出を振り返る形で語られる、2000年代のアーケード音ゲーのあれこれを聞きながら緩い雰囲気で進むノベルゲーム。私はあまりゲームセンターに行ったりしていなかったので共感できるジャンルというわけではないのですが、PCやスマホでやる音ゲーとはそんな違いがあるのか~とか、何より2人の関係性が良くてどんどん読み進めました。イラストもセピア調のイメージが続いて印象的で可愛らしい。試遊版の最後で発せられる問いが衝撃的なので、ぜひ最後まで見届けたいなと思いました。

まだあるとは思いますが大体こんなところで。
フリーゲーム界隈や以前のイベントでご挨拶したななにのんさんや星空照美さん、カンナさんなどと名刺交換できたのも良かったですね。薙沢ムニンさんには「LivingDead*Magic」の感想とかも伝えられたり。ToAgeの山本さんには以前ブログで書いた病気のことを気遣っていただけたりと優しさが身に沁みます。

そんな東京ゲームダンジョンは次回8/8(土)の開催がすでに決定しているようです。私はちょうどピッタリその日に用事があって行けない見込みなのですが、興味のある方はぜひ行って会場でこの熱量を体感してみてください。

それでは。