こんにちは。今回はまたホラーアドベンチャーゲームのご紹介となります。
皐月の夢さんの「セブンテットクロス-金の人形-」です。

ジャンル:微ホラー脱出アドベンチャー
プレイ時間:エンディングまで2時間、フルコンプまで4時間程度
分岐:エンディング4種、ゲームオーバーあり
ツール:WOLF RPGエディター
リリース:2025/12
備考:12推
大分前になりますが、皐月の夢さんといえば本ブログでは「ミライカガミ」を扱いました(現在フリー公開は終了しており、追加要素のあるSteam版が公開されています)。綺麗な立ち絵と、バックグラウンドまで描写されたキャラクターによる人間ドラマが魅力的な探索ホラーでした。
本作は、2017年公開の「セブンテットクロス」の続編となっており、ジャンルも引き続き脱出ホラーとなっています。前作の内容や登場人物については最低限の説明はあるためプレイは必須ではありませんが、プレイ済みの方が途中の展開への理解が深まってより楽しめるかなという程度です。時間がある方は前作からプレイしてみてください。こちらも本作同様の微ホラー脱出ゲームで、やや猟奇的なシーンありといった内容になっています(本作については、その点は警戒しなくても良いと思います)。
本作の内容に移りましょう。主人公は前作から引き続きユシアです。前作で刑務所内の事件を解き明かし無実が明らかになった彼女は、刑務所で出会った元詐欺師のキースとともに孤児向けの学習小屋を開きます。そこで預かる子供のジャッキーとパオロが行方不明となってしまい、手掛かりを求めてやってきたのは怪しい噂のあるマークレイ氏の屋敷。果たしてこの屋敷に仕組まれた罠をかいくぐり子供たちを助け出すことはできるのか?

大まかなストーリーはこんなところで、ゲーム後半になってくると次第に犯人の思惑やしがらみ、屋敷に仕掛けられたギミックの理由なんかが明らかになっていきます。主に屋敷内の謎を解いていくユシアとキース視点の探索と、監禁されているジャッキー・パオロ視点の探索が交互に行われるのも特徴的だと思います。前作においてキースが投獄されるに至った理由には彼の成育歴や経済的状況が影響していました。その点を踏まえるとジャッキーらとともに監禁されている資産階級の子供であるリーズレットとのすれ違いなどは悲しさを感じさせるものがあります。
しかしこうした格差による断絶などを乗り越えた結末が描かれるハッピーエンドはとても気持ちいいものになっています。綺麗なイラストも見られるのでぜひここまでプレイして欲しいなと思います。
前作の設定から引き継いだキースの背景などが今作の犯人の動機や子供たちの人間関係に繋がってくるところも見どころだと思います。終盤で新たな事実が明らかになったり信じていたことがひっくり返ったりと、サスペンス的な魅力もあると思います。
システム面についてはオーソドックスな脱出ゲームとなっており、謎解きの難易度自体はさほど高くはありません。しかし総合的に見ると本作の難易度は高めのように感じており、主に以下の要因があるでしょう。まずアイテムが自動で使用されない形式となっている点です。鍵などの一部のアイテムは自動で使用されますが、その他の多くのアイテムは必要なギミックを特定したらその場所に行って手動でアイテム画面から選択したうえで使用する必要があり、たまたま解けちゃったという結果が起こりにくくなっています。
また、初見殺しも多めと言えるでしょう。最初の探索からゲームオーバーになり得るので、セーブはこまめにすることをお勧めします。セーブスロットも十分な数が用意されています。
ホラー要素については無いわけではありませんが前作よりも控えめですので、そこを身構える必要はないと思います。

エンディングは4種類。END1がハッピーエンドと言えるものですが、初見での到達はかなり難しいように思います。END1または2に行くにはあるフラグを立てた状態で終盤のイベントに突入する必要がありますが、そのフラグを立てられる期間が短く見逃しやすいものになっています。くまなく探索すれば自力発見もできると思いますので、自信がある方はぜひ初見ハッピーエンドに挑戦してみてください。初見では無理でも、分岐は終盤に起こりますので試行錯誤を重ねることでコンプリートはしやすいと思います。
コンプリートできない!という場合は公式サイトに攻略手順が書いてありますので参考にするとよいでしょう。ただし完全に答えが書いてあるのである程度自分で考えてみてから読みに行くのをお勧めします。
というわけで今回は「セブンテットクロス-金の人形-」のご紹介でした。
前作のエンディングのその後のユシアとキースを眺められるだけでも楽しいですが、謎解き要素もストーリーに関連したものになっていたりと完成度の高い作品だと思います。
ちなみに今日まで本作とウェブポンのコラボが行われているようですので、ファンの方はぜひこちらもご検討ください。
それでは。
皐月の夢さんの「セブンテットクロス-金の人形-」です。

ジャンル:微ホラー脱出アドベンチャー
プレイ時間:エンディングまで2時間、フルコンプまで4時間程度
分岐:エンディング4種、ゲームオーバーあり
ツール:WOLF RPGエディター
リリース:2025/12
備考:12推
大分前になりますが、皐月の夢さんといえば本ブログでは「ミライカガミ」を扱いました(現在フリー公開は終了しており、追加要素のあるSteam版が公開されています)。綺麗な立ち絵と、バックグラウンドまで描写されたキャラクターによる人間ドラマが魅力的な探索ホラーでした。
本作は、2017年公開の「セブンテットクロス」の続編となっており、ジャンルも引き続き脱出ホラーとなっています。前作の内容や登場人物については最低限の説明はあるためプレイは必須ではありませんが、プレイ済みの方が途中の展開への理解が深まってより楽しめるかなという程度です。時間がある方は前作からプレイしてみてください。こちらも本作同様の微ホラー脱出ゲームで、やや猟奇的なシーンありといった内容になっています(本作については、その点は警戒しなくても良いと思います)。
本作の内容に移りましょう。主人公は前作から引き続きユシアです。前作で刑務所内の事件を解き明かし無実が明らかになった彼女は、刑務所で出会った元詐欺師のキースとともに孤児向けの学習小屋を開きます。そこで預かる子供のジャッキーとパオロが行方不明となってしまい、手掛かりを求めてやってきたのは怪しい噂のあるマークレイ氏の屋敷。果たしてこの屋敷に仕組まれた罠をかいくぐり子供たちを助け出すことはできるのか?

大まかなストーリーはこんなところで、ゲーム後半になってくると次第に犯人の思惑やしがらみ、屋敷に仕掛けられたギミックの理由なんかが明らかになっていきます。主に屋敷内の謎を解いていくユシアとキース視点の探索と、監禁されているジャッキー・パオロ視点の探索が交互に行われるのも特徴的だと思います。前作においてキースが投獄されるに至った理由には彼の成育歴や経済的状況が影響していました。その点を踏まえるとジャッキーらとともに監禁されている資産階級の子供であるリーズレットとのすれ違いなどは悲しさを感じさせるものがあります。
しかしこうした格差による断絶などを乗り越えた結末が描かれるハッピーエンドはとても気持ちいいものになっています。綺麗なイラストも見られるのでぜひここまでプレイして欲しいなと思います。
前作の設定から引き継いだキースの背景などが今作の犯人の動機や子供たちの人間関係に繋がってくるところも見どころだと思います。終盤で新たな事実が明らかになったり信じていたことがひっくり返ったりと、サスペンス的な魅力もあると思います。
システム面についてはオーソドックスな脱出ゲームとなっており、謎解きの難易度自体はさほど高くはありません。しかし総合的に見ると本作の難易度は高めのように感じており、主に以下の要因があるでしょう。まずアイテムが自動で使用されない形式となっている点です。鍵などの一部のアイテムは自動で使用されますが、その他の多くのアイテムは必要なギミックを特定したらその場所に行って手動でアイテム画面から選択したうえで使用する必要があり、たまたま解けちゃったという結果が起こりにくくなっています。
また、初見殺しも多めと言えるでしょう。最初の探索からゲームオーバーになり得るので、セーブはこまめにすることをお勧めします。セーブスロットも十分な数が用意されています。
ホラー要素については無いわけではありませんが前作よりも控えめですので、そこを身構える必要はないと思います。

エンディングは4種類。END1がハッピーエンドと言えるものですが、初見での到達はかなり難しいように思います。END1または2に行くにはあるフラグを立てた状態で終盤のイベントに突入する必要がありますが、そのフラグを立てられる期間が短く見逃しやすいものになっています。くまなく探索すれば自力発見もできると思いますので、自信がある方はぜひ初見ハッピーエンドに挑戦してみてください。初見では無理でも、分岐は終盤に起こりますので試行錯誤を重ねることでコンプリートはしやすいと思います。
コンプリートできない!という場合は公式サイトに攻略手順が書いてありますので参考にするとよいでしょう。ただし完全に答えが書いてあるのである程度自分で考えてみてから読みに行くのをお勧めします。
というわけで今回は「セブンテットクロス-金の人形-」のご紹介でした。
前作のエンディングのその後のユシアとキースを眺められるだけでも楽しいですが、謎解き要素もストーリーに関連したものになっていたりと完成度の高い作品だと思います。
ちなみに今日まで本作とウェブポンのコラボが行われているようですので、ファンの方はぜひこちらもご検討ください。
それでは。
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