フリーゲームの森

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今回の記事は前置きも長くなっています。Hard攻略アドバイスはここから、Extreme攻略アドバイスはここから、Extremeの各ボスの具体的なアドバイスはここから飛べます。
7/16追記
7/10付けの更新(ver1.2.0)でLegend実績取得者のみ入れるマップと新規ボス2体が追加されました。さらに難しい戦闘となります。攻略情報はこちらから。
AliceStory1

こんにちは。
前回予告した通り、今回はねこのさんの「ありすすとーりー」の難易度Extremeの攻略法について書いていきます。ExtremeはReadMe内で「※難易度Extremeは狂人向けコンテンツです。」と書かれるレベルには難しいので、攻略しようという方は覚悟してください。ちなみにゲーム内ヘルプでは「常人はプレイしないでください」と書かれています。
そして実際めちゃくちゃ難しいです。私がこれまでプレイしてきた有名フリーゲームの中でよく難しいと言われる作品と比較すると、 (※Flashゲームのため現在はプレイ困難)
あたりよりは難しいと思います。
本作Extreme攻略と同等以上の難易度があるとすると
  • 「愛と勇気とかしわもち」で100万点以上取る
  • 「ニュー・スーパーフックガール」で裏スノーマンストリートをクリアする
  • 魔女の家」をノーセーブクリアする
  • 2048」で8192以上のパネルを作る
とかのレベルじゃないでしょうか。

参考までに私のアクティブタイムバトル経験を書いておくと、本作と同じシステムの作品はやったことがありませんでした(FF14のオマージュらしいですね)。やったことがある中で一番近いのはたんしおレモンさんの「突撃!隣の赤ずきん」だと思います。コマンド入力の忙しさ・装備やスキルの調整や戦略という意味では赤ずきんの方が難しいですが、レベルキャップが存在しないのと要求される操作の正確性が本作の方が飛びぬけて上なので、やはり本作の方が難しいだろうなあと思います。


さて、実は私は以前作者のねこのさんにDMで「鬼実績があっても回収するつもりでいます!」と宣言していました。当時は本当に鬼実績が実装されるとは思っておらず、せいぜいありすえすけーぷのコンプ実績と同程度くらいだろうと思っていました。まさか本当に激ムズなやつが実装されるとは……
しかし難しいだけあってクリアしたときの達成感もひとしおなので何度も立ち向かう気概のある方はぜひチャレンジしてみてください。レビューでも述べましたがラスボス戦のギミックにおけるスキル名とかデバフ説明とかがシナリオにリンクしているのも見どころです。


一応ネタバレを考慮して適宜折りたたみながら書いていきますが(全部読むとめちゃくちゃ長いです)、自力でギミック考察をしたいという方は気を付けてください。私は考察から実際に攻略するまで(Hardはクリア済みの状態で)30時間を要したので、その時間をかける覚悟があれば独力攻略もできないことはありません。



まず前提として、先にHardでクリアしていなければExtremeは選択できません。Hardの時点で結構難しいのですが、Extremeは超激ムズなのでこの仕様は妥当だと思います。まずはHardで本作に関する経験を積み、基本的なスキルの使い方やギミックの処理の仕方、バフやデバフの仕様について理解しましょう。
Hard攻略のアドバイスもしておきます。
  • レベルはキャップがかかるまで上げ切っていますか?
  • 装備は強化していますか? 強いクリスタルを付与していますか?
  • 作内ヘルプや公式攻略ページは読みましたか? 有益な情報が多数掲載されています。
  • スキル先行入力は使っていますか? スキルが使用可能になる前からコマンド入力は受け付けています。必要に応じてConfigから先行入力受付時間を調整しましょう。私はMaxにしてあります。
ちなみに私は初見Hardプレイ時に攻略ページは見ない縛り(作内ヘルプはすべて読んだ)でプレイしましたが、きつかったです。攻略ページを見ていたらもっと楽に行けたなという点が多数あります。


さて、Hardを攻略して本作の基本的な仕様をすべて理解してからが本番です。いよいよExtremeに挑んでいきましょう。

Extreme挑戦に当たっての全体的なアドバイスはこんな感じ。
  • 公式攻略ページは絶対に読みましょう。特に戦闘指南ボス攻略あたりの内容は隅々まで頭に叩き込んでください。
  • 作内ヘルプもしっかりと読む。バフ・デバフの仕様などは完全に理解していることが前提です。継続ダメージや継続回復の仕組みも覚えてください。
  • 何度GAME OVERになってもくじけない心が必要です。私は100回はGAME OVER画面を見ました。
  • 作内ヘルプでも記載されている通り、ボス戦中の画面録画を行ってギミックの考察やタイミングの調整をすることをお勧めします。タブレット端末でプレイされている方ならOS標準の機能を使えば十分でしょう。Windows PCをお使いの方は、Windowsキー+Gキーで起動するXbox Game Barという標準機能を使えば特にソフトのインストールなどをせずに画面録画をすることができます。しかしこの方法だと音声が入りづらいので、私はFlashBack Express レコーダーというフリーソフトを使って画面録画を行いました。動画編集などを行わない場合無料版で十分高機能です。
  • サウンド設定(特にありすのボイス)はオンでプレイすることを強く推奨します。コマンド入力が成功したかを視覚に頼って判断するのではなく聴覚で判断することができます。対マユ戦では似た挙動のスキルを区別する情報も得られます。視覚は敵のスキル詠唱の発見やギミック処理に専念しましょう。



これから具体的な攻略に入っていきますが、以下はすべて私がプレイしたときの方法ですので、人によっては違う方法でのクリアも可能かと思います。また、私のプレイ環境はWinDL版Ver1.00です。ゲーミングマウス等の特殊な機器や連打ソフト等は使用せず、普通のキーボードとマウスでの攻略となります。
あと、私は右利きなのでキーボードのQ~Vまでの範囲を左手で操作しコマンド入力、その他のギミック処理はすべて右手でマウスを使用しました。左利きの方だと違う調整が必要かもしれません。


以下、ボスごとの攻略情報です。公式攻略サイトの情報も参考にしながら読んでください。また、スキル編成で+マークを付けたスキルは強化済みという意味です。コンボと書いたら、えーてるしゅーとえーてるすとーむえーてるふれあの順でスキルを打って攻撃するという意味です。

ホワイトスライム

難易度:★☆☆☆☆
きちんとレベル上げをしておけばExtremeと言えど難しいことはありません。えーてるばいんどを強化した状態で挑み、デバフをかけながら戦えば普通に倒せます。溶解液だけは食らわないようにえーてるばいんどでキャンセルしていきましょう。

サオヤーク

難易度:★★★☆☆
ホワイトスライムよりはかなり難しくなります。レベルは必ず8まで上げましょう。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
戦闘中の立ち回り 敵の使う触手一閃は必ずえーてるばいんどをぶつけてキャンセルします(さもないと一撃死レベルのダメージを食らいます)。 その他は基本的にホワイトスライム戦と同じ動きをしていれば勝てますが、以下の点に注意します。序盤のボスのため気を付ける点がまだ少ないですが、それゆえに1つのミスも許されない調整となっているので慣れるまでは何度かリトライを積むことになるでしょう。
ヒント1 バフ系の2スキルはクールタイムが経過し使用可能になった時点で即使用してかまいません。ふぇありーしーるどは特に戦闘開始後20秒で使用可能になりますが、そこで即使用することで、残り効果時間が1秒くらいの時に敵の樹液散布(防御力ダウン)が発動しそのデバフ効果を打ち消してくれるので効率が良いです。
ヒント2 触手一閃は絶対に回避しなくてはなりませんが、連続発動回数が一定でないので注意が必要です。最初の予備動作が行われた後は2回連続で触手一閃が発動しますが、その次の予備動作の後は2回連続で発動した後、1秒ほど間を開けて再度触手一閃を発動します。この3回目は初見殺しなので注意です。攻撃したくなるのをぐっとこらえてえーてるばいんどを打つ準備を続けてください。 なお次の予備動作の後は2回、その次の予備動作の後は同様に3回発動するため忘れないようにしましょう。
ヒント3 予備動作が表示されてからスキルが発動するまでの時間を体感で覚えておきましょう。戦闘開始後10秒ほどで最初の予備動作が行われますが、その後2秒以上は余裕があるためその2秒の間にえーてるふれあを打ち込みましょう。序盤の敵はHPが低いため相対的にえーてるふれあ1回分のダメージの差が生死を分けます。

クリスタルゴーレム

難易度:★★☆☆☆
クリスタルゴーレム以降のボスにはマウスで処理するギミックが追加されています。右手でその処理をしながら左手でコマンド入力をしていく必要がありますが、Hardをクリアした皆さんなら問題なく処理できるでしょう。サオヤークに比べると処理する情報は増えましたがその分要求される正確性は下がっているので私には簡単に感じられました。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん
  • きゅあらいと
戦闘中の立ち回り
カウンターパンチ攻略 初見だとこのスキルで殺されると思いますが、名前の通りの効果なので想像しやすいはずです。つまり、カウンターパンチのキャストタイム中にクリスタルゴーレムに与えたダメージに等しい攻撃が飛んできます。よってカウンターパンチの詠唱が見えたら攻撃を完全に停止しなくてはなりません。ここでえーてるれいんによる継続ダメージも与えたダメージとして算入されることは注意です。詠唱中は攻撃を一切してはいけませんが、逆に言うときゅあらいとを使って回復するいいチャンスです。
サモン・クリスタル攻略 HPが半分程度になるとサモン・クリスタルというスキルを使ってきます。時々画面上に小さい赤と青のピラミッドのようなものが表示されるので、クリック連打で消していきます。これ以外のギミックも同様ですが、その間も左手でキーボード入力するのを怠らないようにしてください。なお緑色の違う形のオブジェクトをクリックしてしまうとクリスタルゴーレムに継続回復効果が乗ってしまうので緑色はスルーしましょう。
予備動作の暗記 クリスタルゴーレムには予備動作を行うスキルが複数あるため、どの予備動作に何のスキルが対応しているかを覚えると攻略がスムーズです。
  • クリスタルゴーレムが姿勢を低く構えた
    カウンターパンチ
    →攻撃を控える準備。今からふぇありーふぉーすを使うと時間の損が大きい
  • クリスタルゴーレムの動きが止まった
    硬質化
    えーてるばいんどの準備
  • クリスタルゴーレムが力を溜めている
    クリスタルパンチ
    えーてるばいんどの準備
スーパーカウンターパンチ攻略 HPが残りわずかになるとスーパーカウンターパンチを放ってきます。基本的にはカウンターパンチと同じですが、キャストタイムが長くなっておりさらに間髪入れず連続して発動します。発動の狭間に攻撃することは困難なため、ふぇありーふぉーすを使用して一気に畳みかけ、カウンターを食らう前に倒しましょう。

マユ(1戦目)

難易度:★★★★☆
初見では絶対倒せないであろう罠が多数仕掛けられています。また攻撃力も上がっており、このあたりからは武器と防具は装備できる最高ランクのものを装備することが前提条件になってきます。強化や付与はまだ突き詰めなくても大丈夫です。とりあえず初級クリスタル10連生成を一度やってみて、出てきた中で最もいいものを2つ付与しておけば十分でしょう。もちろん強化もしておけば戦闘が楽になります。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
戦闘中の立ち回り フィンブルヴェトルで出現する丸いオブジェクトはすべて素早くクリックして消しましょう。一撃で即死するようなダメージ量はありませんが、ギミック処理に失敗するたび氷ダメージが増えるデバフを食らうので後がきつくなります。
慣れないうちは左手でコマンドを入力し続けながら行うのは難しいかもしれませんが、そのうちできるようになります。また、エーテルスピアフェアリーブレイクは詠唱を見逃さず必ずえーてるばいんどをぶつけましょう。
炎撃のレーヴァテイン/雷撃のトールハンマー攻略 難易度Hardまではこれらのスキルの準備動作が行われた際、攻撃が来る方向が黄色に点滅したため避ける方向が事前に分かりました。Extremeではこの点滅表示がないため、の攻撃がどちらに来るかを事前に覚えておく必要があります。は画面左側、は画面右側に攻撃が来るためそれぞれ反対方向に避けます。回避入力待ち時間は3秒ほどあるので落ち着いて避けましょう。また、で詠唱中の台詞が違うのでそれも参考になります。
バフの使用タイミング このあたりからバフへの理解が必須です。攻撃が重くなってきており、特にエーテルエクスクルージョンの継続ダメージは総被ダメージが大きいためエーテルエクスクルージョンの詠唱が見えたらすかさずふぇありーしーるどを使用してダメージを軽減します。ふぇありーふぉーすは戦闘開始後使用可能になり次第使っても良いですが、ふぇありーしーるどはしっかりと我慢してエーテルエクスクルージョンに備えましょう。なおエーテルエクスクルージョンの使用頻度は約60秒に1回のため、最初にタイミングを合わせればあとはリキャスト毎の使用でOKです。
それでもダメージがきつい場合、ふぇありーふぉーすの効果中にきゅあらいとを使用して回復量を底上げします。きゅあらいとのクールタイムが30秒、ふぇありーふぉーすが60秒なので、どちらもリキャストごとに使用していけばタイミングを被らせることが可能です。
後半戦の注意点 HPが半分以下になったあたりから行動パターンと使用スキルが変化します。具体的にはエーテルエクスクルージョンを使用しなくなり、代わりに炎の烙印雷の烙印紅蓮と霹靂の饗宴を使ってきます。烙印はそれぞれ対応する属性の被ダメージ増加デバフとなります。そして紅蓮と霹靂の饗宴が大変厄介で、炎撃のレーヴァテイン雷撃のトールハンマーを同時に放つ攻撃となっています。左右どちらに避けてもダメージは食らいますが、攻撃の属性が違うため自身についているデバフが炎の烙印雷の烙印かを確認し、デバフを負っていない方の攻撃を受ける必要があります。具体的には炎の烙印を受けている場合は右、雷の烙印の場合は左に避けます。烙印はたまに付け替えてくるので回避の必要が出るたびに確かめましょう。避ける方向を間違えると3倍ほどのダメージを食らうため致命傷となります。
ここで、炎撃のレーヴァテイン雷撃のトールハンマーを使わなくなるわけではないので、それらが来たときは烙印を気にせず前半戦と同じように回避する必要があります。 また、エーテルエクスクルージョンが使われなくなるためふぇありーしーるどの使用タイミングが自由になります。リキャスト毎に使用しても良いですし、紅蓮と霹靂の饗宴の処理に自信がない場合はこれに合わせてふぇありーしーるどを使用し、とりあえず左右どちらかに避けて運に任せるという戦略もあるでしょう。

キノコスキー

難易度:★★★☆☆
ここでもまた初見殺しがあるのでくじけず何度も挑みましょう。クリスタル厳選・装備強化はまだ必須ではありませんが、防具は強化しておいた方が楽になるでしょう。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ+
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす
  • ふぇありーしーるど
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
  • きゅあぷりずむ+
戦闘中の立ち回り 疾風迅雷は詠唱が速いですが、食らうと致命傷のため必ずえーてるばいんどをぶつけます。準備動作の後2連発してくるため見逃さないようにしましょう。また回復スキルが自由に使えないため、通常攻撃にやられて勝てないなと思ったら素直に防具強化を行いましょう。
汝の返り言攻略 今回の初見殺し①です。これを乗り越えるには数え唄との関連を看破する必要があります。数え唄を使われるとありすに数え呪言というデバフが付きます。この時の重ね掛け数はランダムです。その重ね掛け数に応じて汝の返り言で出現した3つのオブジェクトのうち正しいもの1つを選んでクリックすることでギミックの解除に成功します。具体的には、↑、↓、(何らかの数字)の3つが出てきます。重ね掛け数と出てきた数字を比較して、重ね掛け数の方が大きければ↑、小さければ↓、等しければ数字をクリックしてください。時間内にクリックできなかったり間違えたりすると敵の攻撃力が永続的に上昇するので実質勝つのが不可能になります。
なお敵のHPが半分程度になると反転の言霊というスキルを使ってきます。これによってありすに反転の呪言というデバフが付くと、汝の返り言における大小比較が逆になります。HPがさらに減るとまた反転の呪言を使ってきますが、そうすると元に戻ります。何回反転の呪言を食らったかはデバフ一覧を見ておけば分かるので後半戦では常に注意しておきましょう。
茸の恨み攻略 初見殺し②です。NormalではHPを最大の半分に、Hardでは1割に減らしてくる効果でしたが、Extremeではさらに鬼畜仕様となっており、最大HPの5%まで削ってきます。そのうえ効果時間3秒の継続ダメージも付与してきます。そのためその3秒の間に回復スキルを打たないと問答無用で死にます。しかし敵は茸の恨みを発動したあと間を開けずに狐火というスキルを使ってきます。これも発動すると即死なのでえーてるばいんどでキャンセルする必要があります。となると回復スキルを使うタイミングは茸の恨み発動前しかありません。きゅあらいとには1秒、きゅあぷりずむには1.5秒のキャストタイムがあるため、茸の恨み発動後にキャスト完了するタイミングで回復スキルを打ち、その後即座にえーてるばいんどを使用することで生き残ることができます。茸の恨みはおよそ30秒に1回使ってくるため、基本はきゅあらいとを毎回そのために使うことになります。稀に25秒くらいで茸の恨みが来るので、きゅあぷりずむはその時のためにとっておきましょう。

ニーズヘッグ

難易度:★★★★☆
またかなり難しくなっていますが、Hardの経験が生きるボスでもあるでしょう。
このあたりからマウス操作もかなり忙しくなってきます。狙った個所を素早くクリックできるよう練習しましょう。また、装備の強化も必須レベルです。最強装備にして臨みましょう。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす+
  • ふぇありーしーるど+
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
  • きゅあぷりずむ+
  • ありすすぺしゃる+
戦闘中の立ち回り ドラゴンクロウブレイクテイルなどのキャンセル可能な攻撃には必ずえーてるばいんどをぶつけます。フレアバレットで出現する赤い球は全てクリックで消えます。紫紺の右眼深紅の左眼はそれぞれ右・左に避けることでかわすことができます(あのグラフィックからだと分からないけど君オッドアイだったのね)。フレアバレットと同時に来ることもありかなりマウス操作が忙しくなっていますが、これを食らっているようではこの先のボス討伐は夢のまた夢です。
終焉の炎攻略 普通に進めていくと敵のHPが半分強のところで終焉の炎を使ってきます。対策なしだと数万ダメージを食らって即死です。対策はHardと同様で、アクアライズで出現する青いオブジェクトをクリックして水の洗礼を受けておくことです。4回重ね掛けした状態ならば終焉の炎を耐えることができます。ただしHardと違っている点がいくつか。まずアクアライズで出現するオブジェクトのうち1つが赤いものになっています。これはクリックするとダメージを食らう上水の洗礼を打ち消すので触らないようにしてください。またHardの時には使わなかった黒竜の両眼というスキルによって重ね掛けが1回分打ち消されます。これに注意して終焉の炎が発動するころに4回以上重ね掛けされているよう調整してください。
また水の洗礼を受けるとき自体にダメージを食らうため、やたらにクリックしているとそれが原因で死にます。現在HPと相談をし、必要な時にはふぇありーしーるどを重ねて水の洗礼を受ける、あるいはスルーするというように柔軟に判断してください。
後半戦の注意点 最初の終焉の炎を耐えた後は使ってくるスキルが変化します。アクアライズポイズンファングは使わなくなりますが、闇の翼邪竜の咆哮を使ってくるようになります。効果はHardの時と同じく連続攻撃と攻撃力アップですが、威力が上がっています。闇の翼ふぇありーしーるどを合わせるのは絶対です。準備動作があるため見逃さずに打ちます。回復が追い付かないと感じたら回復スキルはふぇありーふぉーすと重ねて打ちます。
HPが残りわずかになると終焉の炎を再度詠唱してくるのでふぇありーふぉーすでラッシュした後ありすすぺしゃるを打ち込みましょう。今回はえーてるえくすぷろーじょんを2回使うほどすぺしゃるゲージがたまらないと思うので、前半戦でゲージが2個溜まったあたりでえーてるすぱいらるを放ち、後半戦では最後までゲージを溜めてえーてるえくすぷろーじょんを打つようにするのが良いと思います。

タイタン

難易度:★★★★★
滅茶苦茶難しいです。私は初見時の攻略に10時間かけました。
装備は最強、フル強化、攻撃力・極と防御力・極のクリスタル付与が前提となります。
スキル編成
  • えーてるしゅーと
  • えーてるすとーむ+
  • えーてるばいんど+
  • ふぇありーふぉーす+
  • ふぇありーしーるど+
  • えーてるふれあ+
  • えーてるれいん+
  • きゅあらいと
  • くいっくえーてる+
  • えーてるばーすと
  • きゅあぷりずむ+
  • ありすすぺしゃる+
要は、ポイントをえーてるしゅーと、きゅあらいと、えーてるばーすとの強化以外に振りました。
戦闘中の立ち回り ヘヴィスタンプ地神の踏鳴は当然ながら1つも見逃さずにキャンセルしなくてはなりません。ダメージ量的には一度や二度程度では耐えられると思いますが、敵のスキルをキャンセルしたときにすぺしゃるゲージが大幅に上昇する恩恵を受けられなくなるため後で詰みます。また、地割れは左右どちらかに避ける攻撃が3連続で来ます。その処理中にヘヴィスタンプなどを使ってくることもあるため見逃さずにえーてるばいんどを打ち込む必要があります。
グランドジャッジメント攻略 まず初見でつまづくのはここでしょう。普通にコンボを打ち込んで攻撃しているだけだと5桁のダメージを食らい即死です。攻略のヒントとなるのは発動前のタイタンの台詞
「地を這うヒトの子よ
我にその力を示してみよ!」
です。
答え このスキルは詠唱中にタイタンに与えたダメージが多ければ多いほど威力が低くなります。詠唱中に一切の攻撃を行わなかった場合は23500のダメージを受けますが、攻撃を行っていればその間にタイタンに与えたダメージの半分ほどがそこから減算されます。なおふぇありーしーるどは無効のようです。また最低でも500ダメージの威力はあるようです。
具体的な攻略法 最初のグランドジャッジメント使用開始は戦闘開始後約50秒後です。その後詠唱時間が20秒ほどあるので、その間に防御力ダウンと継続ダメージのデバフが切れないようにあらかじめえーてるばいんどえーてるれいんの使用タイミングを調整しておきます。詠唱開始後即座にふぇありーふぉーすえーてるばーすとを使用しえーてるふれあを5連打します。その間くいっくえーてるは使用可能になり次第即座に使用します。えーてるばーすとの効果が切れた後もコンボを打ち続けることで運が悪くとも4000ダメージ以内に収めることが可能になります。くいっくえーてるが何度も使用できたりクリティカルが発生したりするとよりダメージを抑えることができますが、こればかりは運なので仕方ありません。
最初のグランドジャッジメント発動から約70秒後に再度グランドジャッジメントが使われます。今回はえーてるばーすとのクールタイム中のため先ほどと同じ手は使えません。ここでありすすぺしゃるの出番です。すぺしゃるゲージが最大まで溜まり次第即座に発動し、えーてるえくすぷろーじょんを打ち込みます。これ一発では与ダメ不足なため、コンボを打ち込み続けるのもお忘れなく。タイタンのキャストバーが”グランドジャッジメント”の”メ”が終わるところまで溜まったあたりがえーてるえくすぷろーじょんが間に合う限界です。ここまでにすぺしゃるゲージがたまらなかった場合はあきらめるしかありません。ギミック処理に追われて攻撃の手を休めていた時間がなかったか、キャンセルできる攻撃を見逃して食らったりしなかったかを確かめてください。
バフの使用タイミング 初回のふぇありーふぉーすグランドジャッジメント対策のためにえーてるばーすとと合わせて使用する必要があります。その後はリキャスト毎の使用で構いません。えーてるばーすともリキャスト毎に使用してください。この2つのスキルが再度同時に使用可能になるのは300秒後ですが、このころにはタイタン攻略の最後の難関が立ちはだかっていることでしょう。
ふぇありーしーるどは前半の段階ではいつ使っても構いません。というか使用なしでも大丈夫なくらいの余裕があります。その分グランドジャッジメント対策がシビアなのでそちらを意識しましょう。
きゅあぷりずむは2回目のふぇありーふぉーす使用直後の使用をお勧めします。こちらもリキャスト毎の使用でふぇありーふぉーすとタイミングが合わせられるため、回復量を底上げして攻撃に専念できます。
後半戦の注意点 2回目のグランドジャッジメントに耐えたら後半戦です。後半戦ではタイタンの使用してくるスキルが増えます。まずはグランドジャッジメント直後に来るソウル・オブ・ヴォルケイノが厄介です。継続ダメージを与えてくるため、これの詠唱が見えたらふぇありーしーるどを発動します。2回目のソウル・オブ・ヴォルケイノまでは2分以上あるため、一度はふぇありーしーるどを使用可能になり次第即座に使用してOKです。次のソウル・オブ・ヴォルケイノはきちんとふぇありーしーるどを合わせましょう。ただし3回目は2回目から発動の間隔が短いため防御することができません。きゅあぷりずむなどでしのぎましょう。
また、地神の心核というスキルも使ってきます。画面中央に出現する黄色い球を連打で消してください。地割れヘヴィスタンプと同時の処理を要求されることもありますが頑張って処理してください。その間も攻撃の手を緩めてはいけません。
もう一つ使ってくるスキルが地神の怒りです。これは攻撃力を上昇させる永続効果を持っています。しかも重ね掛けが可能。およそ1分おきに使ってきます。このスキルを3回使われると絶望的と思ってください。それまでに何とかHPを削って3回目のグランドジャッジメントを使わせます。
終盤戦の注意点 3回目のソウル・オブ・ヴォルケイノの詠唱が見えたらいよいよ終盤です。すぐにまたグランドジャッジメントが来るため素早くHPを回復し備えます。ふぇありーふぉーすを重ねてコンボを回し、与ダメを稼ぐのも忘れずに。このころにはまたすぺしゃるゲージがたまっているはずなので再度ありすすぺしゃるを打ち込むのですが、今回は1・2回目と違って詠唱中に地割れによる攻撃が続いています。4秒あるありすすぺしゃるのキャストタイム中はこのギミックに対して無防備になるため、左右にかわした直後ありすすぺしゃるを起動し、次の地割れまでの短い合間に詠唱を完了させる必要があります。タイミングを狙いすぎると時間切れとなって先にグランドジャッジメントを食らって死にます。HPに気を払いながら攻撃の手も緩めず、地割れを回避しながらありすすぺしゃるの発動を狙う、本作中屈指の関門です。
3回目のグランドジャッジメントを耐えるとタイタンは地神の怒号を発動してきます。いよいよ最後のたたき合いです。この後はタイタンはアースシェイカーしか使ってきません。最初の2~3回は大した威力ではありませんが、次第に威力を増していきますのでいかに素早く倒し切れるかが勝負です。ふぇありーふぉーすは再使用可能になったら即使用し、とっておいたえーてるばーすとと重ねて一気に畳みかけます。きゅあらいともフルに使用してください。タイミングを見計らってふぇありーしーるども打てばなんとか勝つことができるはずです。耐えることのできるアースシェイカーの回数は最大で8回程度です。

マユ(2戦目)

難易度:★★★★★
ラスボスなので当然非常に難しいです。これまでのボスに比べても考えなくてはならないポイントが極めて多いです。装備は当然最強・フル強化のうえ、攻撃力・極、防御力・極、アクティブゲージ、クリティカル威力の4つのクリスタル付与を推奨します。スキルも全取得・強化します(きゅあらいとは強化しなくてもいいですが…)
炎撃のレーヴァテイン/雷撃のトールハンマーは当然のように1戦目と同様に予告なしで対処する必要がありますが、2戦目はさらにそこにフィンブルヴェトルの処理を同時に行うことを要求されます。フィンブルヴェトルの処理をしている間に左右どちらに避けるかを判断し、対応するボタンをクリックしましょう。また今回のフィンブルヴェトルは青い球だけでなく紫の球も出現します。紫はクリックすることでダメージを食らうため、青だけを残さずクリックしましょう。ここでフィンブルヴェトルの処理前にきゅあらいときゅあぷりずむなどのキャストタイムが存在するスキルを使ってしまうとその分対処が遅れて被ダメージにつながるので避けてください。
戦闘のヒント
バフの使用タイミング ふぇありーふぉーすえーてるばーすととタイミングを合わせて使用しましょう。さらにきゅあぷりずむと重ねるのもOKです。ふぇありーしーるどエーテルエクスクルージョンのタイミングに合わせて使用します。ただしエーテルエクスクルージョンの詠唱はフィンブルヴェトル発動直後、すなわちマウスでギミックを処理する最中に行われます。マウスだけで忙しいため詠唱を非常に見逃しやすくなっています。ここはフィンブルヴェトル3の倍数回目の使用時にエーテルエクスクルージョンも使用してくると暗記して対処するのが楽だと思います。
ナイトメア・リフレイン攻略 初見で挑むとここで混乱して死にます。効果は相手に永続デバフ「過去のトラウマ」10を付与することです。このデバフの効果はナイトメアで出現する黒い炎を連打したときのダメージ増加です。このダメージを食らうたびデバフの重ね掛けが1つずつ減少します。
また、ナイトメア使用直後には必ずエーテルジャッジメントあるいはリフレクトエーテルを使ってきます。これらの攻撃は、エーテルジャッジメントならばコンボを決めて大ダメージを与えること、リフレクトエーテルならば攻撃をやめてダメージを与えないことによって軽減することができます。要はグランドジャッジメントカウンターパンチと同様です。準備動作で描く紋章が剣ならばエーテルジャッジメント、盾ならばリフレクトエーテルが来るので見逃さないようにしましょう。
また、2回目のナイトメアの前後ですぺしゃるゲージがたまるはずなので、そこで1度ありすすぺしゃるを放ちます。フィンブルヴェトルリフレクトエーテルのタイミングに重ならないようにしてください。
ラグナロク攻略 詠唱が完了してしまうと問答無用で99999ダメージを食らって死にます。それまでに倒し切らないといけないのですが、これも初見で越えることは無理でしょう。ありすすぺしゃるえーてるばーすとを使用しても全く倒し切れないはずです。というのもこのラグナロク詠唱開始のタイミングはナイトメア炎を消した回数によって前後するからです。ナイトメアの炎を消すとダメージを食らうため、消してはいけないのかなと思うと思いますが、それでも消さなくてはなりません。この時に食らうダメージがなかなかきついので、ナイトメアに合わせてふぇありーしーるどを打つようにしましょう。ナイトメア・リフレインの後はエーテルエクスクルージョンは使用してこないためそちらは考えなくてOKです。
ナイトメアを全て対応すると過去のトラウマが4になったあたりでラグナロクを使用してきます。その後は他の攻撃やギミックはないので攻撃に専念できます。ふぇありーふぉーすえーてるばーすとを合わせていつもの攻撃をし、ラグナロク発動前にありすすぺしゃるを打ち込めばOKです。キャストバーの"ラグナロク"の文字が全て過ぎた後6秒くらいがえーてるえくすぷろーじょんの発動が間に合う限界です。なおナイトメアを消しそびれるとここですぺしゃるゲージ不足となることがあるので注意です。
第2形態攻略 Hard以下と同様に最初のラグナロクを耐えるとマユは第2形態に変身し、HPは全快します。ここで炎の烙印雷の烙印紅蓮と霹靂の饗宴を使ってきます。マユ1戦目の時と同様に自身のデバフを確認したうえで避ける方向を判断する必要があるのですが、同時にフィンブルヴェトルエーテルエクスクルージョンの処理も要求されるなど考えることが非常に多くなっています。また、烙印の詠唱速度も1戦目より非常に速くなっており見逃しやすくなります。少しでも脳の負担を軽減して処理するために私は2点工夫しました。1つはエーテルエクスクルージョンの発動タイミングを覚えることです。2回目のフィンブルヴェトル直後に初めて使用してきて、その次は60秒後となるためふぇありーしーるどを重ねるタイミングは覚えやすかったです。もう一つは避ける方向を判断する助けになると思い、ペイントで左側を赤、右側を黄色に塗ったただのでかい画像を作成し、ゲームウィンドウの背後に配置しておいたことです。これで疑似的に攻撃の予告を作り出して避ける方向を決めるようにしました。間違えると軽く3000ダメージは食らうため避けるのに必死です。しかしここで攻撃の手を緩めてしまうと後ですぺしゃるゲージ不足で死ぬので攻撃の手も抜けません。
ナイトメアの対処は第1形態と同じです。このころには過去のトラウマの重ね掛け数が少なくなっているため比較的ダメージは軽くなっているはずです。
エンドレス・ナイトメア攻略 ここも初見殺しです。対策なしだと11000ダメージほど食らい即死、ふぇありーしーるどでも5000以上食らい即死です。このスキルはエーテルジャッジメントの上位版となっています。つまり詠唱中に大量のダメージを与えなければ生き残れません。タイタンの使ってきたグランドジャッジメントよりさらに詠唱時間が長く、威力軽減に必要な与ダメージ量は増え、そしてふぇありーしーるどは有効です。
この時のために第2形態になってからはえーてるばーすとの発動をとっておく必要があります。ふぇありーふぉーすと合わせていつも通りえーてるふれあを6連打(アクティブゲージのクリスタルを付与しておくことで攻撃間隔が2秒から1.8秒に縮まっているため、えーてるばーすとの発動タイミングを調整することで6連打が可能になります)し、来る攻撃に備えきゅあらいとで回復し、すぺしゃるゲージがたまったところでありすすぺしゃるを放ちましょう。キャストバーの"エンドレス・ナイトメア"の"メ"のあたりが発動が間に合う限界です。そして最後にふぇありーしーるどをかけることで何とか生き残ることができるはずです。
最後の一歩 エンドレス・ナイトメアを超えると過去のトラウマのデバフが強き心というバフに変わっています。これによってナイトメアのダメージが軽減されます。シナリオ的な意味でもトラウマを乗り越えてナイトメアに立ち向かうという気持ちいい演出ですが、感傷に浸るのは勝ち切ってからです。
このころにはカオスオーラによって素の攻撃力もアップし通常攻撃も痛くなってきているはずです。残りHPには十分注意し回復スキルを惜しまず打ちます。今回は後半戦でもエーテルエクスクルージョンを使ってくるのでふぇありーしーるどはなるべくそれに合わせて使います。そして厄介なのがまた紅蓮と霹靂の饗宴です。今回は回避入力待ち中に烙印を付け替えてくるというだまし討ちまでやってきますので、回避方向を決める前に烙印が付け替えられないかチェックしてから入力する必要があります。間違えると1撃で致命傷です。これを乗り切ったらラストスパートです。
HPがわずかになると、「過去の悪夢が世界を蝕み始めた……!」のメッセージが表示され、マユの詠唱なしで攻撃が飛んできます。フィンブルヴェトル雷撃のトールハンマーフィンブルヴェトル炎撃のレーヴァテインフィンブルヴェトル紅蓮と霹靂の饗宴という順で発動し、最後に画面中央に巨大なフィンブルヴェトルが出現するので連打で処理します。当然ですが攻撃の手を緩めることは許されません。その間にマユはラグナロクの詠唱を進めているので、これの処理が終わったら即座にありすすぺしゃるを打ち込みましょう。これまでの与ダメージ量が十分ならばこれで倒し切れるはずです。おめでとうございます!

おまけ・マスタースライム

戦闘難易度:★★☆☆☆
遭遇難易度:★★★★★
隠しイベントを見るために倒さなくてはならない敵です。周回ボーナスを利用しない場合、タイタンを倒す前にマスタースライムを倒す必要があります。つまりレベルは27、武器は妖精のリストバンド、付与できるクリスタルは1つずつとなります。
エンカウントするには2%の確率を引くしかありませんが、こればかりはどうにもなりません。頑張って何度も出現ポイントを探索してください。私はほぼ期待値通りの出現割合になりましたが、運が悪ければ200回探索しても出ないとかは普通にある(計算したところ、約1.8%)レベルだと思います。
戦闘のヒント ボスと同じようにデスボール地割れなどのマウスを使用するギミックを使ってきます。これらは落ち着いて処理しましょう。タイタンに挑めるレベルなら簡単に処理できるはずです。握撃は当然すべてえーてるばいんどをぶつけます。問題になるのがマスターラッシュです。短い間隔での10連攻撃という初見殺しになっています。準備動作(周囲の空気が張り詰める)があるため、それが見えたらすかさずふぇありーしーるどを使用して備えます(この時までふぇありーしーるどを使用してはいけません)。その状態でも合計3500ほどダメージを食らうので、きゅあらいときゅあぷりずむによる回復も忘れないようにしてください。これさえ耐えればここまでたどり着く皆さんなら容易に倒せるはずです。


これでExtremeの全ボス攻略となります。お疲れさまでした。ここまで極めれば周回ボーナスなしでSSランククリアもできちゃいます。
AliceStoryExtremeSS

7/16追記
Ver1.2.0で追加されたボスに関する情報です。
そもそもこのボスに挑むためには3つの難易度をすべてクリア&いずれかの難易度でSSランククリアを達成しLegend実績を取得している必要があります。それだけで高いハードルなのですが、追加ボスはさらに高難易度となっています。心して挑んでください。
ちなみに装備はどちらもフル強化済み、付与は攻撃力・極、防御力・極、アクティブゲージ、クリティカル威力の4つを装備したものとします。

サベッジスライム

難易度:★★★★★
マスタースライムの上位版となっています。戦闘中ほぼ常に地割れデスボールによる攻撃が続くため、マウスを持つ手を休めるタイミングがありません。さらにHP管理もシビアなため、あらかじめ敵の行動に対して最適なスキル回しを考えておく必要があります。バフ・デバフやクールタイムの仕様について100%の理解が必須となります。
戦闘のヒント 戦闘開始直後からマウスで処理するギミックが忙しいですが当然すべて対処します。幸いえーてるばいんどで対処しなければならないスキルは少ないため、キーボード操作はさほど意識しなくていいでしょう。マウス裁きに重点を置いてください。
ふぇありーしーるどは使用可能になったタイミングで即使用します。その数秒後にサベッジラッシュというスキルが降ってきます。このスキルはマスタースライムのマスターラッシュの上位版となっており、効果は何と驚異の22回連続攻撃です。ふぇありーしーるどが有効な間にすべての攻撃が入りますが、それでも合計5000を超えるダメージを食らうため、ふぇありーふぉーすで強化したきゅあらいとでしのぎます。ラッシュの終了後、サベッジスライムは体勢を崩して防御力が大幅に下がります。その間にまだ生きているふぇありーふぉーすえーてるばーすとを合わせえーてるふれあを連打しましょう。また、きゅあぷりずむによるHP回復もこのタイミングで行っておく必要があります。
サベッジスライムが体勢を戻した後は再びデスボール地割れによる攻撃が続きますのでマウスで対処します。今回はそれに加えて握撃を放ってくるため準備動作を見逃さずに構え、えーてるばいんどをぶつけます。詠唱時間が短いため注意してください。
2度目のサベッジラッシュが来る前にふぇありーしーるどを使用し、再度ふぇありーふぉーすきゅあらいとでしのぎます。今回はきゅあぷりずむがまだクールタイム中ですので、HPは1500程度しか残らないでしょう。ここでありすすぺしゃるの出番です。サベッジスライムの深呼吸中にありすすぺしゃるを発動すると、例外的に防御力ダウン効果が乗り9万程度のダメージを与えることができます(意図した仕様であることを作者さんに確認済み。なおこの仕様を使わないようにしてもギリギリ倒せることは確認しました)。さらにありすすぺしゃるのエフェクト中にもクールタイムの時間経過は行われるため、深呼吸後に再度きゅあらいとを使用してHPを回復することが可能になります。
2度目の深呼吸が終わると終盤戦です。またデスボール地割れによる攻撃が行われ、ファイナルラッシュの詠唱をしてきます。このファイナルラッシュは150程度のダメージを永久に打ち続ける厄介なスキルです。ふぇありーしーるどは必ず使ってください。またふぇありーふぉーすの効果中にきゅあぷりずむを使用してHPを確保します。きゅあらいとも惜しまずに使用し、このころには再度えーてるばーすとが使用可能になっているためこちらも最後のラッシュを打ち込みましょう。デスボール地割れを食らわなければこれで倒し切れるはずです。

Mayu

難易度:★★★★★★(限界突破)
ラスボスの調整前バージョンです。リリース版のExtremeのラスボスはあんなに強かったのに幾らかのナーフが入ったバージョンだったのです。Mayuはそれよりさらに強いため、Extremeラスボスがある程度余裕で倒せるくらいのレベルにならないと勝負にならないと思ってください。
こちらもゲームの仕様を100%理解したうえで、バフ系のスキルをどのタイミングで使用するのかあらかじめ決めておく程度には研究していないと勝つことができません。もちろんラスボス戦の注意事項はそのまま厳守する必要があります。
戦闘のヒント ラスボスとの違いは以下のようなものがあります。
  • 攻撃力の上昇
  • フィンブルヴェトルの強化
  • いくつかのスキルの詠唱速度上昇
  • 過去の悪夢が世界を蝕み始めた……!によるダメージ回数の増加
順に見ていきましょう。
増加したダメージへの対処 シンプルにボスの攻撃力が増加し難しくなっています。きゅあらいとをただ使っていくだけでは回復が間に合いませんので、なるべくふぇありーふぉーすで回復力を強化します。1.5倍になるため非常に強力で、多くの場合体力を最大値近くまで回復することができます。
ボスの強い攻撃に合わせてふぇありーしーるどを発動させるのも必須です。合計ダメージが非常に大きいエーテルエクスクルージョン発動タイミングをすべて覚えてください。第1形態、第2形態ともに初回の使用から約60秒後に再使用してくるため、初回の使用タイミングを合わせればあとはクールタイム終了後即使用でちょうどいいタイミングとなります。また、第1形態後半ではナイトメアのダメージがバカにならないため、なるべくふぇありーしーるどで軽減します。それでも間に合いそうにない、またはふぇありーしーるどがクールタイムでHPに余裕がないという場合はナイトメアをスルーする必要があります。ただしスルーするのはリフレクトエーテルの詠唱中の場合の選択肢です。エーテルジャッジメントの場合ナイトメアに対応することによって入るダメージも威力計算に関与するため、多少無理しても炎を連打していくのがお勧めです。
またきゅあぷりずむは使用するタイミングを決めておいた方が良いです。第1形態ではナイトメアのダメージに対応できないときに補助的に使用し、第2形態では最初のエーテルエクスクルージョンの直後、エンドレス・ナイトメア発動直後、ラグナロク詠唱中の3か所で使用するのをお勧めします。
フィンブルヴェトルへの対応 表ラスボスのフィンブルヴェトルは青×3もしくは青×2+紫という構成で、青は1回クリック、紫は無視というのが対応方法でした。それがMayu戦では青×2+紫もしくは青×2+大きな青という構成になります。大きなフィンブルヴェトル5連打しないと消えないため、急いで対応する必要があります。フィンブルヴェトルと同時に炎撃のレーヴァテイン/雷撃のトールハンマー/紅蓮と霹靂の饗宴の対処を要求されるため、先にフィンブルヴェトルを処理している間に左右どちらに回避するのかを考えておいて即座にクリックするというスピードが求められます。素早く狙った場所をクリックするという技術も必要なため、慣れも必要でしょう。また、フィンブルヴェトル中にきゅあらいと/きゅあぷりずむによる待ち時間が発生すると致命的です。フィンブルヴェトルの詠唱が見えたら回復は後回しにしましょう。
詠唱時間短縮に気を付ける エーテルエクスクルージョンの詠唱速度が倍くらいまで速くなっています。えーてるばいんどによる解除はできないため、そこまで大きな影響はないですが詠唱を見逃すリスクが高まっています。先述した通りエーテルエクスクルージョンふぇありーしーるどによる対処が必須なため、使用されるタイミングを暗記することを強くお勧めします
また、フェアリーブレイクエーテルスピアの詠唱速度も速くなっています。3秒以上あった詠唱時間が2.5秒程度まで短縮されており準備動作もないため、常に気を配り、詠唱が見えた瞬間にえーてるばいんどのコマンドを入力できるようにしておく必要があります。エンドレス・ナイトメア通過後はフィンブルヴェトルの直後に来ることが多いため、覚えておくとよいでしょう。
ラグナロク詠唱開始後も気を抜かない 表ラスボスの時は、ラグナロク詠唱開始後はほとんどフィンブルヴェトル炎撃のレーヴァテインなどのマウスで対処できる攻撃しか飛んできませんでしたが、Mayuはフィンブルヴェトルの直後などに回避不可のダメージを1000~1500程度与えてきます。そのためラグナロク詠唱開始後もHPに気を配っておく必要があります。エンドレス・ナイトメアの直後にきゅあぷりずむを使っていた場合、ちょうどラグナロクの詠唱が始まるくらいのタイミングでクールタイムが終わると思うので活用していきましょう。
これで追加ボスも攻略完了となります。お疲れさまでした。
相当難しいですが訓練を積めば倒せるようになります。攻略法を頭に叩き込んだら後は実戦で経験を積むのみです。応援しています。


AliceStoryMayu
↑特殊マップだから経験値もアイテムも入手できないのは知ってたけど、スカスカでちょっと寂しい。

こんにちは。久しぶりの非レビュー回となります。


昨日(10日)、crAsmの倉下さん、M.Mさんが主催の第3回 crAsM.M ビジュアルノベルオンリーというオンラインイベントがあり、そちらに一般参加という形で行ってきました。

倉下さんといえばゲーム制作活動もされながら(Ren'Pyに強い人というイメージです)レビュー記事も書かれている方で、M.Mさんはシェア/コンシューマ含めビジュアルノベルのレビューを数百本単位で書かれている方ですね。
Twitterを見ていたらイベントの宣伝が流れてきたので、せっかくだから行ってみるか~と思いpictSQUAREという会場に行ってきました。


会場に着いてみるとノベルゲームの製作サークルさんなどが計33個のブースを出していたので順番に回ってみることに。私が知っているサークルは大体半分くらいでしたね。数百本はプレイしていると思いますが、まだまだ知らないサークルがたくさんあるなあといった気持ちです。
ちなみに私がブログでレビューした作品の作者さんは3人(★Blue Cometさん(クロノスの箱庭)、晴好雨奇一丁目さん(MY HOBBY ISカッテナキミヘ)、Chloroさん(西暦2236年の秘書))いらっしゃいました。

オンラインでもオフラインでもこれまでイベントに行ったことがなかったので距離感の掴み方が分からずびくびくしながらもまず入り口近くにいた★Blue Cometの深嶺ユミアさんにチャットで会話を試みます。快く対応してくださってありがとうございます!
頒布されていた新作「カルマの願い箱」をDLして他のブースを回ります。ペーパーを直接DLできたり、気になった作品はその場でDL、あるいはふりーむ等に飛んでみたり。いろいろDLしていると主催の倉下さんのブースがあったのでTwitterで案内いただいたお礼などかねてご挨拶してきました。イベントの見方のアドバイスなどもいただきありがとうございました。
またイベント会場を回り続け、Chloroさんのブースを見つけたのですが誰もいない様子だったのでとりあえず「超クロロ紙」をDLして他のブースへ。BLUE AZALEAの義弓くーさんがいらっしゃったのでショート・ショート・ショート100の感想等お話ししました。ショート100企画の代表をされていた方ということで名前は覚えていたんですが、実は個人の作品をプレイしたことなかったんですよね。とりあえず「青薔薇の花子さん(体験版)」をDLしてみました。お互いイベントのチャットシステムに慣れずたまに伝わらなかったりしましたが、楽しくお話しできました。ありがとうございます。


一通り会場を回った後でDLしたものを確認するととんでもない量に(汗)
DL

ただでさえ積みゲー溜まってるのにどうやって消化するんだよ……



さて、いったん会場を離れてDLした作品を解凍してペーパーに目を通したりしていきます。
まずはTwitterで制作過程を拝見していた「カルマの願い箱」をプレイし始めました。

なかなか面白い作品で、個人的にハマるポイントもあったので作者さんにお伝えしようかな~と思ったらイベント会場にまだいらっしゃったので、しばらくチャットで作品のことや題材になっている音楽についてのお話などしてきました。かなり長い間居座っちゃいましたが最後まで楽しい受け答えをしてくださって感謝です。
作品の詳しい内容とか感想は次回以降の記事に譲ることにします。


プレイした作品の作者さんとか、同じ作品のファンの方とTwitterでリプをかわしたりということはこれまでもありましたが、イベント会場のチャットというリアルタイム性のあるやり取りをしたのは初めてで、やや緊張しましたが楽しく過ごせました。文字の表示時間が短くて慣れないと難しいですが、pictSQUAREにログ閲覧機能があるのに気づいてからは割とやりやすくなりました。

いつの間にかイベント終了時刻(22時)になっていたのでそのまま会場中央でフィナーレに参加しました。とはいってもアナウンスがあったりスクショタイムがあったりといったくらいの感じでしたが、イベントの雰囲気が味わえてよかったです。
やはり交流しようと思うとTwitterだけだと厳しいですね。リアルイベントとかも行ってみたいですが、コロナとの兼ね合いとかがあって難しいところです。今回お話しできた方、ありがとうございました。主催の倉下さんとM.Mさんもお疲れ様です。またイベントがあれば行ってみようという気持ちになりました。それまでにお話しできるサークルさんを増やすために作品プレイしたりしてお話のタネを持っておかないとですね。

finale
↑フィナーレの様子。見たことある作者さんがいっぱい!


ちなみに今回からこのイベントではレビュワー枠も設置され、私は一応サークル参加条件を満たしているようですが今のところサークル参加は考えていません。

ところで記事書いていて晴好雨奇一丁目の静本はるさんにご挨拶するの忘れてたことに気付きました…次こそは!

それでは。

こんにちは。

しばらく前にBrass Restorationのレビューを書いた時、ギャルゲーの主人公は高校生にして一人暮らしというのはお約束だと書きました。その時から少し気になっていたのです。本当にギャルゲーの主人公は一人暮らしなのか???

meta
↑主人公に超メタツッコミをさせていくスタイル


というわけで今回は、私がこれまでにプレイしたフリーゲームのうち現代日本が舞台の恋愛要素を含む作品について調べてみました。ギャルゲーだけでなく乙女ゲーやBL、百合も含みます。(私基準で)この条件に当てはまると判断した作品は130作。いわゆるギャルゲーだけでなく、恋愛がメインとは言えない作品まで含めた結果、調べるのがかなり大変な量になってしまいました。果たして”お約束”どおり一人暮らしをしている高校生はどれくらいいるのでしょうか。


まずは主人公の年齢帯をまとめました。
age
やはり恋愛ものと言えば高校生! 圧倒的に多く、全体の過半数を占めました。
続いて大学生(大学院生含む)、社会人、その他、中学生という結果になりました。

記事冒頭で例に出した「Brass Restoration」の主人公はもちろん高校生。最近取り上げた「私のリアルは充実しすぎている」「高対称のi」も高校生ですし、記事にはしていないですが「ひとかた」「風雲相討学園フラット」などの有名作も枚挙に暇がありません。
それに対して非常に少なかったのが中学生。本ブログでレビューしたのは「二酸化テルル」だけでした。その他に「箱庭のうた」「恋をする生き物だから」などが挙げられます。
そして大学生は意外と多い。私がレビュー済みの作品で「Strange meeting!(15推)」「Campus Notes vol.2」「お兄ちゃんの世話を焼くのは妹の特権です」「ギワク★ラヴァーズ」と4作もありました。「アルティメット・ノベル・ゲーム・ギャラクティカ」は非常に珍しい大学院生が主人公の作品です。

学生ではなく社会人が主人公となる作品もあります。「いちごみるくとあそぼうよ(15禁)」「ごがつのそら。」「君と再会した日」などが当てはまります。その他にも「ハッピーエンドに花を添えて」「ハーバーランドでつかまえて」「奥様は惨殺少女」などの有名作もたくさん。

その他に分類したのは、物語途中で学校を卒業したり入学したりするものか、明らかに学生だが中学生か高校生か判別できないような作品です。「ほしのの。」では主人公は物語中で中学校から高校へと進学。「19℃」ではルートによって大学在学中か就職後かが変わります。「バス停の先輩」などは主人公が中学生か高校生か判断できません。「Summer Girl ―夏の少女とボク―」は(おそらく)小学生が主人公。恋愛ものに入るか微妙ですが、今回はその他としてカウントに入れています。「サクとマツリの赤道儀」も小学生が主人公ですね。



さて、ここからが本題。中高生90人のうち一人暮らしなのは何人でしょうか??
①一人暮らし
②親と同居(両親/父のみ/母のみと同居を含む)
③その他の親族と同居
④不明
⑤その他
に分類しています。その結果はこちら。

family


一人暮らしなのは8人。全体の1割弱でした。
ちなみに一人暮らしの理由はいくつかあって、
Brass Restoration」両親とは死別
ビューティフルパフォーマー」両親は海外出張
かたわ少女(18禁)」「めるてぃんぐ♥あいすくりぃむ」全寮制のため寮生活
などです。

やはり多いのは親と同居しているパターン。41人がこれに該当しました。
しかしその中でも家で親と会話しているシーンがあって同居していることがはっきりわかるパターンと、「早く帰ってこい」のような電話があるなど、同居していると推測されるだけで親は一切登場しないパターンとがありました。確実に親と同居していることが分かるのはこのうち30人。残り11人は推測の範囲内です。
さらに確実に親と同居している30人のうち5人については、「親は仕事で忙しく家を空けがち」などの事情が作内で明言されており、実質一人暮らしだったりします。「××と過ごすクリスマス。」「美少年の下僕(?)になりました」などが該当します。
がっつり親と会話しているシーンのある作品でいうと、「白陽祭-体育の部-」「彼女の嘘の止まった世界」「ヒトナツの夢」などが挙げられるでしょう。

その他の親族と同居しているのは7人。うち4人が兄弟のみと同居、3人が祖父母と同居です。
兄弟と同居しているのは
私のリアルは充実しすぎている」「be alive(18禁)」両親は海外出張
クリーチャーと恋しよっ! ーここのえこころ―」両親は海外旅行
うるさあに!(15禁)」両親とは死別
の4作。
祖父母と同居しているのは
ほしのの。」両親とは死別
私とあなたといた世界」「unknown(無意確認生命体)」両親とはトラブルあり
の3作です。

”不明”と分類したのは32人。家に帰ってからの描写が一切ないなどの理由で誰と一緒に暮らしているか判断不能な作品です。親に「夕食は食べてくる」などの断りを入れる電話をするシーンなど、間接的に同居が分かるシーンすらないものです。
とはいえ100作以上を全て丁寧に読み返したわけではないので、もしかしたらこの32人の中に世帯が明言されるシーンが含まれるものもあるかも。
家のシーンが全くないような作品の例としては、「風雲相討学園フラット」「ツルゲーネフによろしく」「深夜12時学校で(15推)」などが挙げられます。「Merry X'mas you, for your closed world, and you...」は、意図的に家のシーンを省いている(主人公が学校から出られない・・・・・・・・・)非常に特殊な作品でしょう。

”その他”は2人。
ひとかた」の南護は旅館暮らし。そして「おみコン!」の宮下圭吾は攻略対象(?)と同居しています。この2作については事情が非常に込み入っているので、ぜひ該当作をプレイして確かめていただきたいと強く思います。

また、中高生90人のうち、両親が海外出張or仕事が忙しいなどほとんど家にいないと明言されているのは9人でした。



では最後に、大学生/社会人編です。
①一人暮らし
②親/親族と同居
③不明
④その他
で分類しました。大学生以上41人の調査結果は以下の通り。

family2

大学生以上となると一人暮らしが過半数を占めました。22/41の割合です。
一人暮らしの大学生の例としては「Campus Notes vol.2」「もよりの駅子さん」「クリスマス*フラワー」などが挙げられます。ちなみにクリスマス*フラワーについては作内では一人暮らしであることが確定しませんが、この作品が「私は今日ここで死にます。」(恋愛ゲームではないと判断してカウントに入れていません)の前日談であることを踏まえるとさすがに一人暮らしでなければ不自然になります。
ゆめいろの空へ」では物語開始時点では一人暮らしですが、すぐにヒロイン(天使)と同居することになります。一応一人暮らしにカウントしています。
社会人で一人暮らしの例としては、「ごがつのそら。」「世界で一番悲しい笑顔」「いちごみるくとあそぼうよ(15禁)」などが挙げられます。


家族と同居していたのは7人。
マッチングアプリで出会い厨してみた」「ふゆあかり(18禁)」などが該当。この2作は親と同居していますが、「お兄ちゃんの世話を焼くのは妹の特権です」では妹と同居。「世界線ハーレムの未来革命」では親と同居しているものの親は海外出張中のため実質一人暮らし。
臨界天のアズラーイール(前半)」は(物語開始からしばらくの間のみですが)唯一社会人で親と暮らしています。

不明が9人。
ギワク★ラヴァーズ」の2人、「メイドさんと繋がりたい」などが該当します。

その他は3人。
奥様は惨殺少女」では中学生の妻・・・・・と同居。
完全バッドエンド(15推)」ではエンディングによって変わるなど分類不能。
処女失格(18禁)」ではそもそも主人公が人形で、同居している”ごかくさん”との関係も(少なくとも物語前半では)不明です。


……ふぅ、ここまで調べ上げるのめちゃくちゃ疲れました。でもやっぱり気になったことは最後まで調べたい!


結論

恋愛ゲーム主人公の中高生のうち、親が仕事でほとんど帰ってこないのは1割。一人暮らしは1割弱
確かに親に存在感がある作品は少ないが、海外出張がお約束と言えるほど高い割合ではなかった。

こんにちは。
前回の「クリーチャーと恋しよっ!」シリーズのレビューで登場した人物名を覚えているでしょうか。
九重こころ、一之瀬一太郎、七月奈々美に二階堂界斗、十文字淳也などなど、全員苗字と名前に同じ文字の繰り返しが入っているのが特徴的ですね。こうした登場人物のネーミングは作者さんのセンスが出るところの1つだと思います。多くの作品では実際にもある普通の名前ですが、たまに名前だけで笑ってしまうようなネタ系のネーミングだったり、作品の世界観を表現していたりといったものもあり、印象に残るポイントの一つです。
という訳で今回は、私の印象に残っているネタ系の人物名をご紹介しましょう。作品名と作者/サークル名(敬称略)でご紹介します。

特定のテーマに沿った名前を集めたもの

勇者と普通の黒板(Dominion's Rest)

Flashゲームのしりとりクエストシリーズの外伝の1つです。Flashゆえに現在ではプレイ不能なのですが、このキャラクターの名前にネタが含まれているのに気づいたのがうれしかったのでよく覚えています。
本作は論理パズルとなっており、与えられたヒントからラジオのゲストになっている5人の職業と収録曜日、年齢を当てるという内容です。5人はアイドル歌手、本格派歌手、アイドル俳優、本格派俳優、お笑い芸人なのですが、名前が「井川さくら」「ZEZE」「近江舞子」「くっちゃん」「ハッサム」なのです。初見の時は全然気づかなかったのですが、数年後にたまたま"人名みたいな駅名"の記事を見たときに「井川さくら」「近江舞子」が載っていたのです。どこかで見たことある気がするなあ~と考え、本作のことを思い出しました。するとくっちゃん(倶知安)は北海道の地名であることに気付き、ZEZE(膳所)は滋賀県の地名であることも気付きました。ハッサム(発寒)は知らなかったのですが、調べてみるとこちらも北海道の地名ということで、気付けて気持ち良かったです。

女子トイレの殺人(劇団kolme)

以前レビューで紹介した作品ですね。レビュー内でも触れましたが、主人公の名前は助士怜人(女子トイレのアナグラム)、その他の容疑者の名前は奥竹葵(ブルーレット置くだけ?)、梨木かおる(消臭力?)、流川乙姫(水音を出すやつ?)というネーミングの徹底さは、彼らのキャラクターの濃さとぴったり結びついて強烈に印象に残っています。やっぱり笑える作品は好きです。

めるてぃんぐ♥あいすくりぃむ(Shadow's Silhouette)

こちらは主人公の大福雪美(おおふく・ゆきみ、デフォルト名。名前変更可)が先輩の六手爽(ろくて・さわ)に告白されて困惑しているところに、さらに爽のライバルの三十壱(みとお・いち)が現れて邪魔しにかかるという、"攻略され系"百合ノベルです。タイトルもあるので主人公が雪見だいふくなのは分かりやすい。六手爽は雪見だいふくと同じくロッテのアイス、爽ですね。これらの市販のアイスたちが仲良くしようとしているところにサーティーワンが登場していろいろ言ってくるのですから、なかなかネタ度が高いです。 現在は公開していないのが残念。

泡沫の花が散る(ベルカゲ)

こちらも以前レビューで取り上げました。別荘の立派な温室の花園で起きる事件の真相を暴くミステリーです。本作では登場人物の名前は花の名前がモチーフになっています。花蓮、向日葵、あやめなど一般的に人名としても見慣れたものから、朝顔、竜胆などの変わった名前まで登場しますが、各キャラクターの髪の色が名前の花の色と対応するキャラクターデザインとなっているのが気持ちよかった作品です。

その他、単純に変な名前/言葉遊びなど

風雲相討学園フラット(相討ちネガティブギャング)

古い有名作ですね。主人公の名前は境不可止(さかい・ふかし)。これだけだとちょっと変わった名前だなというくらいですが、ヒロインたちの名前が個性的過ぎる。多いので全員はあげませんが、辻斬とす(つじぎり)、犬飼よしこまちこなどなど。本作はかなりぶっ飛んだシナリオになっていて良く分からないまま本編が終わってしまったのですが、ヒロイン攻略後に読める"番長シナリオ"はなかなか良かった。周りが美少女ばかりというギャルゲーあるあるの設定に理由付けを与えた作品は本作以外に知りません。そうそう、番長シナリオで重要人物となる"番長"嘉村獲狩手(かむら・えかりて)や背久原(せくはら)学園長もすごい名前ですね。
本作の中で唯一普通の名前なのは黒岩葵でしょう。ちなみに私は彼女のルートが一番好きです。現実にあんな極端なツンデレがいたら関わり合いになりたくないですが。

ヒ常識ムラ(タクティカルシンパシー)

本作の主人公は、何に関しても無気力でその日暮らしを続けている若者、その名も翌無新斗(あすなし・にいと)。この名前はひどい……。山で木の実やきのこなどの採集をして食料を得る生活をしていた彼は、ある日下山時に道に迷ってものすごく非常識な村にたどり着いてしまいます。選択肢を間違えるとその日のうちにバッドエンド行きのため、どんな"非常識"がその村の常識なのかを探りながら進むノベルゲーム版死に覚えゲーと言えるでしょう。ちなみに村長の名前もソン・チョーというだいぶふざけた名前でした。

ハイニョー!!(ミッドナイト★ONIGIRI)

すみません、下ネタです。本作の主人公の名前は棒紅炎(ぼう・こうえん)。排尿するたびに記憶を失うというとんでもない呪いにかかっています。いや、この名前は…。ちなみにヒロインの名前は雪隠鎮子(ゆきがくれ・しずこ)。雪隠って、読み方変えてるけどせっちん、結局トイレのことじゃねえか! なお、親友ポジションの男性の名前は、小野下子(おのの・しもこ)。そういえば飛鳥時代の小野妹子って名前の字面に反して男だ、という話があったなあ。中学生以来くらいに思い出しました。

魔王は村人に恋してる!(とまと)

タイトルの村人はモブと読みます。ストーリーの導入もほぼタイトルの通り。魔王である主人公の悪野まおこは意を決して憧れの先輩である村人栄(むらびと・えい)に告白するも「悪野さんと自分では 立場が違う」と断られてしまいます。この2人の名前が魔王とモブを体現していて面白いですね。 不貞腐れてSNSを眺めていたまおこの目に留まったのは、「モテすぎて体が足りないwwww 分身したいwwww」という勇者のモテアピールツイート。イラついたまおこが勇者を倒しに行くというゆるふわコメディ系のRPGとなっています。

四宮怪異譚(Wheat)

名前にネタが仕込みやすいのは主にファーストネームの方かと思いますが、本作では登場人物4人には苗字の方で仕掛けが入っています。大学の民俗学のレポートを書くためにフィールドワークをしている彼らの苗字は一宮、奥宮、里宮、初宮。つまり4つの宮がそろって四宮と呼ばれているという訳です。 単純にそれだけならふ~んそういう設定ねと思うところでしたが、本作では終盤にこの設定の意味が明らかとなりなるほどと思わされました。

TRUE REMEMBRANCE-remake-(里見 しば)

最後に超有名作を持ってきました。精神疾患"セツナ病"の治療のために、患者に原因となる"錆色の記憶"を忘れさせる"記憶封士"という仕事をしている主人公、黒目。物語冒頭で彼が出会う重症の少女の名前は"ラ"。日本語の名前ではないとはいえ、あまりにも短くて不自然ではないかという直感は働きます。この謎が、彼女の抱えてきた忘れ去ることのできない真実の記憶、そして黒目自身の過去と結びついて解消されていく様は圧巻です。さすが、これだけ有名になり商業化もされた作品という内容になっています。




というわけで、一気にざーっと10作も紹介してしまいました。
単純に名前が変わっているというだけでなく、シナリオや作品のテーマとの関連性があって印象深いものを中心に選んでいるので、気になったらぜひプレイしてみてください。

さて、今回は初めてスマートフォンアプリについての記事となります。
ぽんさんの「0をつくる計算ゲーム」のご紹介です。

make01

ジャンル:シンプルなパズルゲーム
プレイ時間:1プレイ数分~
ツール:Unity(Androidアプリ)
リリース:2022/3
備考:広告/課金要素あり(課金なしでも十分プレイ可能)


私は基本的にフリーゲームをやりこんでいて、スマホアプリはよほど気になったものでないとプレイしないのですが、本作にはハマってしまいました。私以上にやりこんだ人いるのかな? ってくらいです。

本作のルールはいたって簡単。3桁の数字が出てくるので、÷5、÷3、ー5、ー3の4つのボタンを使って0にすればよいというものです。ただし、割り切れない場合は無効(2回間違えるとやり直しになる)、3連続で同じ演算は使えない(こちらも強制的にやり直しになる。3回目で0にできた場合でも成功扱いにならない)という制約があります。押したボタンに青色の照明がついたり赤色になったりすることでこの制約が直感的にわかりやすくなっていて良いですね。
気になるのは、ゲームのシンプルさに比してやや動作が重いように感じられることでしょうか。

本作をインストールしてみたら、まずは普通にプレイしていきましょう。4つのボタンをうまく使って数字を徐々に小さくしていきます。しばらく続けると、最初の数字が4桁になるモードや4つの操作が÷7、ー6、ー5、+4になるモード、そしてタイムアタックモードが解放されます。このタイムアタックモードの存在のおかげでまた私の攻略欲が刺激されてきました。
このモードのルールも簡単。90秒以内に何点得られるかを競うというものです(なのでタイムアタックというよりはスコアアタックですね)。こうした単純な操作と判断力の素早さ・正確性が必要となるゲームはプレイするたびに上達が実感できて、さらに記録も残るため私はハマりやすいです。1プレイが90秒という短時間なのも、もう1回!と熱くなりやすくてちょうどいい感じがします。プレイし始めの時は140点行けばかなりいい記録という感じでしたが、まずは200点オーバーを目標にプレイを続け、
今では200点超えは余裕で達成できるレベルまで達しました。


というわけでここからは攻略について書いていきます。
タイムアタックモードにおいて高得点を取るには、まず第一に素早く0を作ることが大切。1回達成ごとに10ポイントです。そして短手数でできたときのボーナス(10手より少なく達成した場合は、余らせた手数分のボーナスポイントが入ります)、これも大切です。というわけでなるべく短手数かつ素早く0にしていきたいです。
4つのボタンの中では当然÷5と÷3が数字を小さくする力が強いので、これらをなるべく使いたい。しかし÷5はともかく÷3はできるかどうかが一瞬で判断するには難しいです。ここで、3や9で割った時のあまりに関する知識が必須となります。ある数字を3で割った時のあまりは、その数字の各桁を足したものを3で割ったあまりに等しいという事実です。9でも同様です。これを使うと暗算で3で割るよりも非常に素早く判断することができます。
例えば477だった場合、私がどう考えるかを説明します。これが3で割れるかを愚直に割ってみて考えるとだいぶ時間がかかりますが、4+7+7=18を暗算すれば、18は9の倍数なので477は9で割れる、つまり÷3を二回連続適用できることが分かります。割った結果が何になるかはこの段階では計算できていません。÷3を2回押すと、53になります。こうなれば後は楽勝です。3を引けば一の位が0、つまり5の倍数になるのでー3、÷5とすると10。あとはー5-5でOKです。こうして6手で0にすることができました。ボーナスと合わせて14点獲得です。これはかなり楽なパターンなので、3秒以内にこの手順を終わらせたいところです。

3桁の数字が3の倍数か判断するのに私が上記を応用して使っているのは、各桁の数字が等差数列(123や852など、隣同士の差が等しい数列)となっている場合は必ず3の倍数になるという事実です。これによって単純に足し算するよりも楽になることも多いです。また、ー5の操作は3で割った余りを1増やしていると頭の中で変換していることも多いです。例えば332の場合、+1すれば3の倍数なのは明らかです。そこでー5をすることによって3で割った余りが1増えることを使いノータイムでー5÷3まで持っていけます。

さて、÷3に関するテクニックを使っても、3つの数字をすべて見る必要があるため、本当に一瞬では判別できません。しかし5で割れるかどうかなら別。一の位だけ見て0か5ならOKなのでずっと素早く判断できます。そのため÷5が可能な時は÷5を優先させることが多いです。
例えば528を考えてみましょう。この数は実は3で割れますが、それを判断するには1秒程度とはいえ時間がかかります。ここで一の位の8に注目すると、ー3することで5の倍数にできるのが分かります。さらに言うと下2桁が25になり、この時全体が25の倍数であることが確定するので÷5を二連打できます。この判断は足し算しなくて済む分一瞬で終わるため、÷3よりー3÷5÷5を行った方が早く終わります。

あとは、2桁の数字(特に50以下)については最適手順を暗記するまで繰り返しましょう。
例えば32を見ると、私は昔からゲームやコンピュータに触れていたため2の5乗だなということが頭に浮かびますがこのゲームにおいてはそれはどうでもよく、ー5すれば27となり、÷3÷3ー3で0にできるという手順を暗記していることが大事です。
84も何回も見たので、÷3ー3÷5ー5が一瞬で浮かび、1秒で0にすることができます。
気をつけなくてはならないのは81でしょう。九九の最後の数という印象が強く、9の倍数なので調子に乗って÷3を二連打したくなりますが、そうすると同じ操作が3連続できないというルールによって詰みます。9になったら÷3ー3しかないので、81から÷3÷3とすると÷3できず、かといってー3を3連打もできずあきらめるしかなくなってしまいます。これを何度も食らったので、81の場合÷3ー3÷3ー5ー3の手順を暗記するようにしています。35とかでも考えなしに÷5すると詰むので気を付けましょう。

最後にちょっと高度(と思っている)テクニックです。ー5するまで3の倍数であるという性質は不変であることを使います。363を考えましょう。どの桁も3の倍数なので当然全体も3の倍数、÷3を押したくなりますがここで一呼吸置きます。すぐに÷3した結果は121。3の倍数でも5の倍数でもなく扱いにくそうです。しかし363からー3したら一の位が0になり5の倍数になります。さらにー3や÷5といった操作では3の倍数であるという性質が失われないため、ー3÷5÷3という3つの操作がセットで行うことができることに気付きます。すると一気に小さい数字にできるので素早く完了させやすいのです。

私が頭の中で何となく考えていたのはこんな感じです。これで10時間以上はやり込んだ結果、現在の最高記録は289です。ここまで来たら300出したいと思って粘ったのですが、どうも私の限界はこのあたりのようです。
make02



攻略とは若干外れますが、このルールをコンピューターで解析した結果も載せておきましょう。
最初に出てきた数字を初期値、何回の操作で0にできるかを最短手数と呼ぶことにします。

ノーマルモードやタイムアタックモードで出てくる初期値は3桁の数字と思っていましたが、どうやら1000も出るようです。この範囲において最短手数が何手になるかをコンピューターに計算させたところ、どんな初期値でも11手以内ということが分かりました。
11手必要な初期値は5つ。
877,907,949,967,979
10手必要な初期値は53個。その中で最小のものは337でした。ちなみに手順は
-3,-5,-5,÷3,÷3,-3,÷3,-5,-3,-3
です。1手では3の倍数にも5の倍数にもできず、とても扱いにくいので初期値の小ささのわりに最短手順が長いということでしょう。逆に最も短い手数なのは簡単で125です。÷5÷5ー5で行けますね。

グラフにした結果はこんな感じ。
make03
横軸が初期値、縦軸が最短手数、赤い線は追加してみた近似曲線です。やっぱり対数が一番マッチしました。

今回の解析結果をcsvファイルにしたので、詳細に見たい方はこちらを見てください。
見方ですが、一番左の列が初期値、その二列目が最短手数、その右以降が最短手数を実現する手順(の内の1つ)となっています。/は÷に置き換えてください。

なおノーマル以外のモードも一応解析しました。4桁モードでは最短手数は15手以内。7桁モードでは25手以内。4567モードでは11手以内のようです。もしこれらの解析結果の詳細も知りたいという方がいたら私にコンタクトをください。ちなみに7桁モードは計算がすぐには終わらず1分くらいはかかってます。
4567モードは人間にはとても難易度が高い(7の倍数かどうかを効率的に判断できない)のであまりやり込みませんでしたが、ノーマルモードとちょうど同じ手数というのがちょっと面白いですね。11手必要な数は961ただ一つ、10手必要なのも24個と、最適にやればノーマルモードよりも早く0にできる傾向があるようです。


私の記録を超えたよという方がいたらぜひ教えてください。
それでは。

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