フリーゲームの森

フリーゲームのレビューブログです。 ノベルゲーム・アドベンチャーゲームを中心にお勧めの作品を紹介します。
初めての方は、ぜひごあいさつをご覧ください。評価の基準については、レビューについてに記してあります。
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その他

こんにちは。
以前思い出のフリー音楽素材(ボーカル入り編)という記事で、私の印象に残っている音楽素材と、それの使われていたゲーム内の場面についてお話ししました。その時予告した通り、また違う曲について書いていきたいと思います。今回はオルゴール曲編です。楽器の音色からしても優しい感じの曲が多いですが、これが私の好みに合うんですよね。


fokaさんの「someday we find colorful world」

この曲はむきりょくかん。さんの「ほしのの。」のエピローグで使われていた曲ですね。この曲についてはこちらの記事で十分触れたので、またかよと思うかもしれませんが、それだけ好きなんだという風に思っておいてください。

TAM Music Factoryの「花夢」

この曲は私が気付いて収集した中で最も多くのフリーゲーム(作者ばらばらの4つ)に使用されている曲です。とりあえず列挙しましょう。
どの作品でも、登場人物に大きな心の動きがある大事な場面で使用されている印象があります。やっぱりTAMさんの曲ってすごく安心感がありますよね。かなり昔から続いている配布サイトですし、聴いてきた回数もかなり多いですからね。2000年代のフリーゲームだと、ほとんど全部TAM Music FactoryのBGMだな~なんて思える作品もあります。

もっぴーさうんどさんの「おそろい

この曲は、本ブログでも紹介したまゆげさんの「まい、ルーム」のエンディングコンプ後タイトル画面で使われている曲ですね。あんまり語るとシナリオのネタバレになりかねないのですが、やはり物語の結末、読後感との相性が抜群でした。ちなみにこの曲の印象は強くて、私が「まい、ルーム」をプレイした3年後にプレイしたShadow's Silhouetteさんの「乙女ゲームのヒロインになったのに親友が邪魔すぎて攻略ができません!」でも同じくエンディング回収後のタイトル画面で使われているのにすぐに気づき、驚くとともに再度の感動に包まれました(ただし現在は公開停止。残念)。
DOVA-SYNDROMEでのこの曲の紹介文「そばに居てくれることの喜び。一緒に居ることの幸せ。」、この文章が本当に良い! 両作品の世界にぴったりでめちゃくちゃ好きです。

音楽の卵の「ミルクティー(オルゴール)」

この曲については、どこで初めて聴いたか思い出せないんですよね…。でも好きなので載せてみました。私が覚えている限りでは、POPODOTさんの「雨色ビスケット」と、じゅげさんの「St.ChocolateDay」で使われていました。どちらもタイトル画面ですね。多分他にもいろいろなところで聞いた気がするんですが……思い出せません…
音楽の卵のtakaiさんの曲はどれも結構好きなんですが、この曲は聞く機会も多かったのもあってか特に好きですね。ピアノ版のページには楽譜も公開されているので、絶賛練習中です。ちなみに連弾とかではないのに五線が3つからなる楽譜になってます。なるほど曲後半のベースラインになっている持続音が他より1オクターブ低いので左手の16分音符の伴奏と譜表を分けたんですね。以前とある合唱曲の伴奏をした際に最大で五線が5つもある部分があったので、3つではビビらなくなってきました。あと出だしの1拍がアウフタクトではなく1拍だけの小節になっているのもなんか合唱の楽譜っぽさを感じたりしました。

魔王魂の「オルゴール06

この曲は、Dominion's Restの「しりとりクエスト」シリーズでたびたび使われていました。この作品では試行錯誤の結果に伴う多様なエンディングと、その回収具合によってだんだん開いていくおまけ要素が楽しめました。寸劇やキャラ設定などに並んでよく登場したおまけに「勇者歌謡」があり、そこで主人公の勇者くんがこの曲で歌っていたのが印象に残っています。ほかの曲もいろいろ使ってたはずなのに、なぜかこの曲を使った大根踊りの回だけ覚えてる…

番外編

ranaさんの「風花のテーマ-orgel ver-」

この曲は、妹れっぐぅおーまーさんの「風のように、花のように」のタイトル画面で使われている曲ですね。主人公の風花をイメージした元気な曲の、オルゴール編曲版です。原曲とすっかり変わってしっとりした雰囲気があります。この曲も結構好きでよく聴きます。 さて、この曲は作品オリジナルであり、フリー素材として配布されているわけではないので番外編扱いにしています。しかしサウンドトラックが無料で配布されていたので、他の素材と同じ感覚でダウンロードし、音楽プレーヤーに入っています。現在ではサウンドトラックのほうは配信終了しているようで残念です。ゲーム内の音楽鑑賞モードかニコニコ動画での試聴で満足しておきましょう。


さて、今回はこんなところにしておきます。
ちなみに余談なのですが、前回音楽の話をしたときに、oo39ドットコムのys067という曲が耳から離れなくてヤバいという話をしましたが、最近ys201というさらに中毒性の高い曲が追加されているのに気が付きました。ずっと聞いてると変になりそうですが、ys067が好きな方にはおすすめです。

それでは。

こんにちは。今回は、だいたい月一頻度でお送りしているレビュー以外の番外編として、先週紹介した「ほしのの。」と、世界観を共有する「ごがつのそら。」の繋がりに関する豆知識的な話を書きたいと思っています。両作品を作ったむきりょくかん。さんは私にとって大変思い出深い作者さんなので、作品を何度も読み返しており、その過程で気付いたことなどもあったのでそれについて語っていきたいなあと思っています。普段私は、主に作品を未プレイの方に向けて魅力を伝えられたらなあと思ってレビューを書いていますが、今回の記事は主にプレイ済みの方に向けて書いています。ネタバレが魅力を大きく損なってしまうタイプの作品ではないと思いますが、気にする方は先にプレイしてから本記事を読んでください。

まずは両作品の簡単な紹介です。どちらもすでにレビューを書いているので、詳しくはそちらを読んでください。まずは、作内の時系列で先に当たる「ほしのの。」です。交通事故で両親を亡くしてしまった主人公の川島結城が親戚の和泉家に引き取られ、初めての田舎暮らしに戸惑いながらも従姉の榛奈と交流を深めていくという内容です。ヒロインの榛奈はかわいいし、雰囲気の描写とか季節感もよく感じられる作品です。「ごがつのそら。」は、榛奈の友人である神明みのりの話です。社会人一年目の溝口春樹がたまたま神社でピアノを弾いていたみのりと出会い、境内でぐだぐだ喋っているシーンがほとんどを占める作品で、ほしのの。より甘さ控えめな感じはしますがこちらも素敵な作品です。

さて、この2つの作品の繋がりを考えると、当然ながら唯一両作に登場するみのりに関する部分が多くなります。ほしのの。第4話で夏祭りから帰りたくない榛奈と結城が話している場面で、みのりの話題を出そうとする場面があります。
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「ごがつのそら。」をすでに読んだ方ならお分かりの通り、みのりはお祭りの後に溝口さんに告白されています。私は先に「ほしのの。」から読んだので、この時には知る由もないのですが、のちに再読したときその意味に気付いてにやにやとしていました。

その他にも、第3話でみのりからの電話がかかってくる場面。結城と仲良さげに話すみのりに対して榛奈が驚くシーンがあります。このあとの「あははっ。冗談冗談、結城君は取らないから大丈夫だよ。一応、代わりがいるし」
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"代わり"が誰なのかは言うまでもないですね。ちなみにこのシーンは2006年6月14日。みのりが溝口さんと1年越しに再会し涙を流した2週間後ですね。ラブラブ具合がすごいのも納得。

今さらっと年まで書きましたが、作内の時間で何年なのかまで明かされている作品ってかなり少ないですよね。カレンダー消化型などでも大抵は月日しか表示されないです(曜日から逆算しようと思えばできたりするけど)。本作はこうして年まで書いてあるので、他作品との年代比較が楽しめたりもします。


「ほしのの。」内でのみのりについて匂わせる文は2話にもあります。
「当の神明さんは今年の五月に何かあったらしいが、はるねぇは詳細を教えてくれない。恋愛話だと勝手に予測しているが。」
予測、大当たり。ゆーちゃんは(はるねぇと違って)鋭いですね。


さて、作品内のシナリオの話をしてきましたが、作外にも繋がりを感じさせられる重要な部分が。それが、ごがつのそら。Flash版ページの一番下にある「After Summer Snow, Before Winter Firefly.」です。「ほしのの。」公開前の宣伝として公開されたFlashのようですが、この5分ほどで読めるショートストーリー、かなり好きなんです。作品を読んだ方でもこちらは見てないという方は多いと思うので、オススメしておきます。コアなファンなら読まなきゃ損! ブラウザにRuffle導入でプレイできます。

ところでこのタイトル、直訳すれば"夏の雪の後、冬の蛍の前"となりますね。「はちがつのゆき。」の直後のみのりが榛奈と電話し、「冬蛍」のシーンのある「ほしのの。」への繋がりを示す内容なのでぴったりです。季節外れな要素がどちらにも含まれていたのは、そこまで狙ってのことだったのでしょうか?
(ただし作内時系列でみると冬蛍のほうがはちがつのゆき。より先ですね)


そして忘れてはいけないのが、物語序盤で榛奈が歌う場面。曲が流れたりボイスがあるわけではありませんが、その歌詞は
「ああ物語は いつだって始まっていたんだね つないだ手の先に~」gogatu-hosinono3
これはfokaさんの「カラフル」のサビですね。この曲のピアノ編曲版が「世界が色づき始めるとき」であり、「ごがつのそら。」のテーマでもあるのです。BGMというシナリオ外の要素で繋がりを感じさせるのがなかなか素敵。ちなみにスマホアプリ版では曲が変わっています。
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これは「あたりまえ かわりばえ」ですね。Flash版のエンディングテーマで使われていた曲です。スマホアプリ版ではエンディングでは歌が流れないため、代わりにここで榛奈が歌うんですね。

BGM関連の話はもう一つあり、それは「ほしのの。」エンディングテーマ後のエピローグの場面です。これもFlash版限定なのですが、3回目くらいのプレイ中にこの場面まで来たとき、なんか聞いたことあるよな~と思ったのです。そして閃きました。確かめるために「ごがつのそら。」を起動してぴったり一致したときの気持ちよさはよく覚えています。そう、エピローグのBGM「Someday we find colorful world」は「ごがつのそら。」のメインテーマである「世界が色づき始めるとき」のオルゴール編曲版だったのです。このシーンが大変印象的だったので、この2曲は今でもよく聴きますし、ピアノで演奏したりもします。


というわけで、今回は普段に増して雑多な内容になりましたが、いかがでしょうか。私はこうした、繋がりを感じさせる部分が大好きなので、見つけるたびにとてもうれしくなってしまいます。ちなみに、「ほしのの。」には「ごがつのそら。」以外にも他作品とのつながりのあるシーンがあります。気になったファンの方は探してみても楽しめると思います。

それでは。

こんにちは。先月、フリーゲームに使われている音楽素材を集めて聞いている話をこちらの記事にしました。その時は、ゲームをプレイして気に入ったBGM素材の特定と収集の仕方のコツなどをメインにお話ししました。あの記事を書いていて思ったのですが、思い出深い曲はどんどん思いつきます。そこで今回は、そんな曲たちとその個人的な思い出を紹介していこうということにします。いろいろ長くなりそうだったので、今回はボーカル入り編と題して、主にエンディングテーマに使われた曲について話していきます。素材限定ということで記事にしているので、素晴らしい書き下ろし曲の作品などは含まれていません。

ツクエノウエ/fokaさんの「あたりまえ かわりばえ」

まず外せないのはこの曲です。この曲は、むきりょくかん。さんの「ほしのの。」(原作Flash版)のエンディングテーマとして使われていました。ほしのの。自体も素晴らしい作品で大好きなのですが、私がこの作品をプレイして涙が流れたのはエンドロールでこの曲を聴いた時でした。この明るい歌声とメロディー、そして気付きをテーマとしたという歌詞。これらがぴったり組み合わさってシナリオの世界観をばっちり表現していて大変見事でした。
「そうよ私は負けられない いつだって飛び込んでく 出会い続けること愛すること♪」
「揺れるよ響くよ私の声 歌うようにそばに居続けるわ~♪」
ヒロインの榛奈の作中での状況や性格、主人公結城との関係などを表しているとしか思えない歌詞たちに、私はこの曲に着想を得てシナリオを書いた(あるいは執筆中に聴いて影響を受けた)のではないかと思っていたのですが、どうもこの曲を見つけたのはシナリオ担当の吉村麻之さんが執筆を終えた後だったようです。それでよくこんなにピッタリな曲があったなあと驚きました。ちなみに着想を得た曲は全く別で(しかもフリー素材とかではない)、坂本真綾さんの「紅茶」だということです。このあたりの話はむきりょくかん。の膨大な量の日記のどこかに書いてあります。

fokaさんの「カラフル」

同じくfokaさんの楽曲です。こちらはNaGISAさんの「ゆめいろの空へ」でエンディングテーマとして使われています。こちらもゲームの世界観と曲の雰囲気がぴったりマッチしていて大変素敵でした。NaGISAさんというと1000本以上のレビュー記事を書かれているフリーゲームレビュワーの大先輩で(私のこれまでのレビュー記事数は20です。そろそろレビュワー名乗ってもいいかなと思うようになってきました)、レビューのイメージが強いですが、自身でのノベルゲーム制作もされていて、丁寧なシナリオ構成としっかりした心情描写が魅力的な方です。
さて、「ゆめいろの空へ」のエンドロールでこの曲を聴いたとき、前奏を1小節聴いただけで「あ!、これは『カラフル』だ!!」と気付きました。この曲は、先の「ほしのの。」の冒頭で榛奈が歌っているのです(歌詞が引用されるのみ、また原作Flash版のみ)。「あたりまえ かわりばえ」と同じ作曲者の曲ということもあってよく聴いていた曲なので、歌詞もメロディーも完全に頭に入っており、エンドロールは一緒に口ずさみながら見ました。こんな経験はこれ一度のみで、よく記憶に残っています。

魔王魂/森田交一さんの「Feels happiness

私がこの曲を初めて聴いたのは、ベルカゲさんの「緑の姫君」です。このゲームは乙女ゲームなのですが、攻略対象ごとにエンディングが3系統に分かれており、そのうちのハッピーエンドで使われていた曲です。選択肢をちょっと間違えただけでなかなかハードなことになってしまうシナリオだったのですが、無事ハッピーエンドに到達しこの曲を聴いたとき、ああ頑張ってよかったな、という気持ちにさせてくれました。魔王魂は最近サイトがリニューアルして、新サイトではこの曲は公開されていないっぽいのですが、曲名でGoogle検索をかけると旧サイトがヒットし、そこからダウンロードは可能です。2分余りのショート版、6分あるフル版、それぞれのカラオケ版なども公開されているので気になる方は試してみてください。(今週の記事執筆開始時点ではまだリンク生きてたんですが、今確認したら消えてますね……悲しい)曲はすごく幸せな感じがするいい曲ですよ。
ちなみに、緑の姫君のスピンオフ作品「緑のRPG」では、エピローグでこの曲のピアノ編曲版が登場。この演出がいいですよね。こちらの曲は新サイトで公開中です!

(10/20追記:10/15付けで再公開されているのを確認しました。緑の姫君で使われていたものとは編曲が違いますが、こちらも素敵ですよ。)

こんとどぅふぇ/HiLiさんの「わたしのだいすきなもの

この曲とは、POPOさんの「雨色ビスケット」で出会いました。このゲームはPOPOさんの最初の作品ということで非常に短く、そして曲は長かったためゲーム本編のプレイ時間に比してエンディングテーマが半分近くあるという、なかなか見ない時間配分になっていました。その影響もあって印象に残ったこの曲ですが、やはり良いのはゲームのメルヘンチックでかわいらしいイメージと、曲の持つ雰囲気・歌詞が一体化しているように感じられたことですね。私はもともと童謡も結構好きでして、この曲の持つ無邪気な感じや日常の幸せの表現にハマったというのもあります。
ちなみにリンク先は今年公開されたリメイク版で、ゲームで使われていたものは2015年公開のためやや異なります。さらに蛇足なのですが、この作曲者さんの名前って、"ひぃ"と読むんですね。今回調べなおして知りました。

DOVA-SYNDROME/龍崎一さんの「一年に一度のいちごふぇすてぃばる

この曲は、misosioさんの「お前のスパチャで世界を救え」で挿入歌として登場したのを聴きました。とにかくいちごが好きなんだなあと思っていたら、最後の「これと同じものをあと3つお願いします」のインパクトが強くて吹き出してしまいました。さて、このゲームでは前回の記事でも書いたyukiさんの「いちごホイップ」も使われているので、なるほどそこをいちごで揃えてくるのか、気付くとちょっと面白いネタだなあと思いました。プレイ後に曲を探そうと検索をかけると龍崎一さんの名前が出てきて、この方の「愛の歌」と全く印象の違う曲だったのでちょっと意外に思ったのも覚えています。こちらは、mint wingsさんの「私は今日ここで死にます。」のエンディングで使われていた曲ですね。mint wingsさんの作品では毎回必ず音楽鑑賞モード・スチル鑑賞モードがついているのが素晴らしいです。

番外編

oo39ドットコムの「ys067

このサイトでは曲名はなく番号付けで曲が公開されているので、このタイトルだけ見てもどの曲かわかる人はほとんどいないと思います。わからない方はぜひリンク先で曲を聴いてみてください。1回聴いただけで頭にこびりついて離れなくなること間違いありません。何といっても歌詞が架空言語のハナモゲラ語。そしてこのとにかく陽気な曲調。私がこの曲を初めて聴いたのはおそらくアーケー道の「RAIN DROP」(Flashゲームのため現在プレイ困難。ChromeにRuffle導入で私の環境では動きました)です。シンプルな落ちものパズルに延々とこの曲が流れるので、もう頭の中が完全に支配され、プレイを終えた後もしばらくはずっと脳内再生されていました。


というわけで今回は、好きな音楽素材についての話でした。また今度、ほかの曲についても書きたいと思ってます。来週は通常通りレビューになると思います。

それでは。

こんにちは。
以前Twitterで、フリーゲームのBGMに使われている素材の探し方みたいなことをつぶやいたら思ったより反響があったので、今回はBGMについて思いついたことをつらつらと書いていこうと思います。
始めに書いておきますが、今回はかなり長いです。素材特定のコツだけ教えろよ!という方はこちらからどうぞ。

私は小学校から高校に通っている間ピアノを習っており、大学では合唱団に所属して合唱にも取り組みました。そんな私が聴く音楽は主にクラシックのピアノ曲か合唱曲でした。すごく熱心にやっていたというほどではないですが、どちらもそれなりに楽しくて続けています。ちなみに演奏経験のある好きな曲はR.シューマンの「子供の情景」より13曲目「詩人は語る」や、高田三郎の混声合唱組曲「水のいのち」より1曲目「雨」、G.マーラーの交響曲第8番(通称「千人の交響曲」)などです。自分では難しすぎて絶対弾けないけどあこがれるのはF.ショパンの「英雄ポロネーズ」、弾きたいしそのうち練習しようと思いつつ全然練習に取り掛かれてないのは同じくショパンの「華麗なる大円舞曲」です。

そんな私がその他の音楽を聴くようになったきっかけは間違いなくむきりょくかん。さんの「ほしのの。」との出会いでした。「ほしのの。」については今度じっくり記事を書くとして、今触れたいのは使われていた音楽です。この作品(原作Flash版のほう)は2007年公開と古い作品なのですがエンディングテーマがボーカル付きです。fokaさんの「あたりまえ かわりばえ」という曲でして、この曲の歌詞とメロディーがとにかくシナリオの雰囲気とぴったりマッチしていることに感動してしまったのです。作品クレジットからfokaさんの楽曲であることを知るとすぐさまサイトに飛び、速攻でダウンロードしてずっと聴いていたのを覚えています。それ以来、プレイしたフリーゲーム内で気に入ったBGMがあると素材を探し出して鑑賞するのが一つの趣味となりました。そんな感じなので、クリア後に音楽鑑賞モードのある作品はそれだけで私の中の評価レベルが1段階上がります(笑)
最近のフリーゲームはかなり力を入れて作る方も多く、BGMも素材は使わずに作曲してオリジナルを使っているものもありますが(もちろんそうした作品も凄いと思いますし、音楽のクオリティーもとても高いことが多いです)、素材を使った作品だとプレイ後にBGMを収集してきて鑑賞するといったことがしやすいですし、「これはあの作品にも使われていた曲だ!」みたいににやにやすることもできるわけです。

自作曲の場合はサウンドトラックまで用意されているような作品もあり、その場合はかならずチェックします。必ず買うとは限らないのですが、BGMから場面が思い起こせるような印象的なものがあったら買うようにしています。ちなみにサウンドトラックまで無料で提供されている作品も数は少ないですがありました。私がプレイした中で知っている範囲では、妹れっぐぅおーまーさんの「風のように、花のように。」(ただし現在ではサウンドトラック配信は終了している模様? ニコニコ動画で試聴は可能。作品自体はまだ公開されているがダウンロードリンクがリンク切れになっているところも多い。また、作品は全年齢だがサイトは18禁作品を含むので注意)とFour Leaf Studiosさんの「かたわ少女」(注:18禁)です。みやのさんは、ニコニコ動画でBGM集を投稿されていますね。

さて、プレイした作品内の素材BGMすべてを収集しているわけでは当然ないのですが、それでもこれまでに集めた素材は100曲を優に超え、曲を集める際のコツみたいなものも少し掴んできました。この、フリーゲーム内に使われているBGM素材を探すコツについては需要がありそうな感じがしたので、いくつか書いてみますね。
  • 当然ですが、まずは作品ReadMeやクレジット表記を読む。曲名まで書いてあれば特定は簡単。
  • クレジットに楽曲提供者や配布サイト名のみしか書いていない場合
    • 探したい曲を分かる範囲で良く調べます。
    • 楽曲の長さは有効な絞り込みの条件になることが多いです。作品内でそのBGMがかかる場面でプレイの手を止め、ストップウォッチで大体何分何秒の長さがあるか調べましょう。ループ素材の場合はどこまでが1周なのかわかりにくい場合がありますが、何週かすれば大体分かります。ゲーム作者によって素材の一部をカットするなどの加工がされ、素材楽曲の長さとゲーム内で計測される時間が異なる場合もあることに注意。
      • DOVA-SYNDROMEなどの膨大な数の曲が登録されていて、曲の長さによる検索機能が充実しているサイトで特に有効。
      • 他のサイトでは、Senses Circuitなどでも時間による絞り込み機能あり。甘茶の音楽工房では、演奏時間順ソート機能あり。
    • 曲に使われている楽器や、拍子などを聴き取る。
    • 曲の雰囲気を表すのに使われそうな単語をイメージする。楽しい、幻想的、壮大、和風など。音楽素材サイトでは色や季節によって雰囲気ごとに曲を探せる機能があることも多いので、あてはまりそうな分類を重点的に探す。
  • 配布サイト名表記すらない場合
    • 特定はかなり困難です。素材配布サイトのうち規約でクレジット表記を必須にしているサイトは除いて考えられるくらいでしょうか。
      • ただしoo39ドットコムのように、クレジット表記しなくてもよいライセンスを販売しているサイトもある。
    • 同じ作者の他の作品にはクレジット表記がある/何の曲かわかる場合には、同じ方の曲を使っている可能性が高いので重点的に調べるといいでしょう。
  • その他のテクニック
    • 当然ながら、作品の公開日より後に公開された素材は利用されていない。配布サイトで公開年月日が分かる場合は絞り込むことができる。そうでない場合でもたいていの場合は公開日順に並んでいるので参考にはなる。
    • 作者が自身のサイトやSNSでBGMに関する話をしていないかチェックする。
いま思いついたのはこんな感じです。また、古い作品の方が探すのは苦労します。サイト移転などによりクレジット表記がリンク切れになっていたり、楽曲製作者がサイトを閉鎖していたりする確率も上がってしまいます。サイトが閉鎖されていた場合は入手は絶望的なので、欲しい素材がある場合はすぐに調べるに限ります。

さて、私はフリーゲームのBGMを集めることは何度もやってきたわけですが、それらの経験の中でも印象的だった時のことをいくつかお話します。

Ramineさんの「southern cross」

これは、むきりょくかん。さんの「ごがつのそら。(Nscripter版)」のおまけシナリオ終盤で、2人が洞窟を抜け"はちがつのゆき"の地点に到着した時に流れるBGMでした。このソフトで穏やかな曲調なのに壮大な感じがするような曲が大好きで、DLしてじっくり鑑賞したい!となったのですがそう簡単にはいきませんでした。作内の音楽鑑賞モードでほとんどのBGMはクレジット付きで鑑賞できるのですが、なんとこの曲だけはリストになかったのです(作者さんのミス?)。それでもあきらめられない私。いろいろさがしましたが結局分かりませんでした。そんな私が何の曲か突き止めるきっかけになったのはなんと本作の英語版「May Sky」をプレイした時のことでした。なんとDLしたフォルダの中に暗号化されていないNScripterのスクリプトファイルの一部が紛れ込んでいたのです。本来見えちゃいけない情報だろうなあと思いつつ中身を確認すると、BGMを指定するタグなども記入されていることを発見。該当部分を探し出し、曲名が”southerncross"(あるいはそれに類する名前)らしい、というところまでたどり着きました。しかしsouthern crossは一般名詞(南十字星)なので正確な曲名や作曲者を特定するには至らず。そこで当時存在していたインディーズ音楽配信サイト「muzie」で検索して2ページ目くらいに出てきたのがこの曲でした。見つけるのに相当苦労したのでこの時の喜びはかなり大きかったです。ちなみに、このときmuzie検索でトップだった403さんの「Southern Cross」も後にSparebeatというゲームで再会し好きになることになります。arika-projectさんの「こころのアリカ」(Flash作品のため現在はプレイ困難)でも使われていた曲だと気付くのもまだ先の話です。

DOVA-SYNDROME/yukiさんの「いちごホイップ

この記事を書くきっかけにもなったツイートでも例に出した曲です。私がこの曲に出会ったのは、SNさんの「僕が魔法使いに捕まって女の子にされたワケ」のタイトル画面です。この作品は私のツボにドはまりしまして、とにかく爆笑しました。お色気要素の程度もちょうどよく、さらにはキャラクターの設定がしっかりしていてギャグだけでなくシリアスな展開もあり最高だったのですが、残念ながら現在は公開停止になっています。本作をプレイし終わった私は、大満足し、タイトル画面で使われていた可愛らしい曲を探すことにしました。しかし本作のReadMeには配布サイトの名前しかありません。曲名が分からないため探すのに苦労しました。2つ書かれていた配布サイトの中ではDOVA-SYNDROMEが配信曲数で圧倒的に多いため、ここの可能性が高いだろうと踏んでとにかく探しました。ここで役に立ったのがツイートでも紹介した曲の再生時間による絞り込み検索です。タイトル画面でストップウォッチをもって計測し、約1分だったため30秒~1分と1分~1分30秒の2つで検索。さらに、楽しい、可愛い、4拍子、シンセなど条件を変えていろいろ絞り込みます。膨大な数の候補がありましたが、公開年の2016年3月の曲から気合でさかのぼって調べ、およそ2時間かけてyukiさんの「いちごホイップ」にたどり着きました。この時の興奮はなかなかでした。ちなみに、この曲は後にmisosioさんの「お前のスパチャで世界を救え」などの作品にも使われることになるほか、広告動画やYouTuberもよく使う楽曲であるとは当時の私は知りませんでした。

DOVA-SYNDROME/田中芳典さんの「Catharina(カタリナ)/Agnus Dei~Kyrie

この曲は、CHARONさんの「ほろびのゆりかご」という作品をプレイしていて出会った曲です。一日が終わった場面で暗転し、夢の中に入るような感じでこの曲が始まるのですが、合唱経験者の私は即座にこの曲の歌詞が「Agnus Dei. Gloria. Kyrie.」だということに気付きました(ほとんど子音が無いようなコーラスのみなので、そのまま発音してはいないです)。Agnus Dei(アニュス・デイと読みます)というのはラテン語で神の子羊、つまりキリストを指す言葉です(キリスト教徒でもないのに何でこんなこと知っているかというと、合唱の題材として扱われることが多いからです。声楽は教会音楽から発展してきた面が大きいですが、Agnus Deiはまさに教会で歌われるミサの讃歌(平和の讃歌)です。西洋音楽に大きく影響を与えているので合唱経験者はミサ曲について知っている人が多いです)。いきなり神秘的な音色でかつ宗教色が出てきたので、プレイ中の私は「ああ、さっきの選択肢を間違えてこれは主人公が死ぬバッドエンドなんだな」というのを、テキストを送る前に悟りました。
大変印象的だったのでプレイした後、クレジットにDOVA-SYNDROMEの名前があるのを見て「Agnus Dei」で検索すると一発でこの曲が出てきました。ちなみに、Kyrie、Gloriaもそれぞれ日本語では憐れみの讃歌、栄光の讃歌と言われ、ミサ曲を構成する要素です。


さて、このマニアックな記事をここまで読んでくださった方にお勧めの遊びがあります。まずDOVA-SYNDROMEのYouTube公式チャンネルに行って、先月の再生数トップ100などの適当な再生リストをランダム再生します。するとたまに聞き覚えのある曲が流れてくると思いますので、それが一体どのフリーゲームに使われていた曲なのかを当てるという遊びです。YouTubeで上がっているだけあって、フリーゲームよりはYouTuberによる使用例などのほうが多いようで、知っている曲の割合は低かったですが、たまにわかる曲に出会うとテンションが上がります。私の場合、稿屋隆さんの「so sweet」を聞いた瞬間に頭の中がおばけさんの「コメット☆キャンディ」になりました。
ほかの音楽素材配布サイトでもこんな遊びができたらいいんですが、ランダム再生機能があるサイトは全然ないんですよね……。フリーゲームによく使われている印象のあるサイトでこの機能あったらたぶん1日中聴いていられる気がします。


かなり長くなったので今回はこの辺にしておきます。いろいろと語り散らしましたが、まだまだ思い出の曲などあるので、気が向いたら第2弾の記事も書くかもしれません。この記事内で名前を出した作品もそのうち紹介したいですね。

それでは。

こんにちは。今回は、前回紹介したたゆみ。の攻略情報を書きたいと思います。とはいえ本作の攻略情報を欲している方はあまりいないと思いますので、ほとんど自分用まとめです。
シナリオのネタバレはありませんが、自力で攻略したい方は見ないように。下に行くほど具体的な攻略法が書いてあります。
内容は慎重に検証しましたが、間違いがある可能性もゼロではないので参考程度としてください。

選択肢とゲージの状態

ゲージの数は最初のステージでは1つ、第2ステージでは2つ、……、最終(第5)ステージでは5つと増える。
5つのゲージはそれぞれメーターが上がるごとに
苦痛→不快→快楽→悦楽
恐怖→不安→安心→平穏
孤独→不信→信頼→親愛
卑屈→劣等→優越→誇り
覚醒→確信→悟り→無我
と変化。いずれかのゲージが低くなり左に振り切れるとゲームオーバー。どのゲージが振り切れたかで異なるエンディングへ。
ステージクリア時は現在のゲージの状態を次のステージへ引き継ぐ。

状態遷移とステータス変動

ステータス変動の読み方:5つのゲージそれぞれの変化量を順に示しています。
0:変動なし
+:微小な増加
△:増加
▲:大幅な増加
ー:微小な減少
▽:減少
▼:大幅な減少
ただし変化量は3段階だけではなく、実際にはもっと細かいと思われる。

遷移先が複数書いてあるものはその中からランダムに飛ばされる。
また、★付の選択肢はステージクリアフラグ。対応するゲージが十分でない場合は×と表示され、選択すると表の中でコンマの前に書いた番号に飛ぶ。ゲージが十分で該当ステージクリア済みの場合はコンマの次の番号に飛ぶ。
刻印系の選択肢(<<風>>、<<黒>>など)は第5ステージの時のみ出現。

No.状態名ステータス変動選択肢と遷移先備考
0はじまりはゼロから変動なしサイコロを振る1-9カードを引く9-19ルーレットを回す20-29疑似乱数を生成する30-39ミルクを垂らす0-49第5ゲージが無我の時「★突破」出現。選択でゲームクリア
1そこを指でなぞる-----自分を2空気を7壁を3
2きもちいい▲----もっと4がまん6
3つかれました-----やすむ5もうやだ4
4悪魔のいざない-----のる2,8やめとく9
5おなかすいた……-----がまん6さがす3しらべる7
6うずうずする-0000がまん6爆発*2<<黒>>46*低確率で出現
7風は△+ーーー吹いていない9吹いている★9,14<<風>>41★第1ゲージが悦楽の時出現
選択するとステージクリア
8痛っー0000がまん6
9普通△+ーーーさて0
10ウソのよろこび+ーーーー気にしない17なぜならば12
11しずかに待つー△ーーーじっと1115,18
12不吉なうわさーーーーー信じる13信じない14でも知ってる19
13ようこそダークサイドへ▽ーーーーちょうだい4おしえて12

14これがげんじつなのだと▽▲ーーーそして0



15あ 落ちたーーーーー近寄って16知らない17

16おそるおそる……ー▽ーーーなぞる1,8認める14
17思考停止ーーーーーサイコロ1-9



18
だれ?ーーーーー悪魔13



19泣くほど怖いのはーーーーーあくま13自分★13,28<<水>>42★第2ゲージが平穏の時出現
選択するとステージクリア
20
もりのなかーー0ーー東へ21南へ23

画面に表示される地図に対応。25と26のみ選択肢だけからでは判別不能なため番号まで見ること。
21もりのなかーー0ーー東へ22南へ24西へ20
22もりのなかーー0ーー南へ25西へ21

23もりのなかーー0ーー北へ20南へ24西へ29
24もりのなかーー0ーー北へ21南へ27

25もりのなかーー0ーー北へ22東へ29

26もりのなかーー0ーー北へ23東へ27

27もりのなかーー0ーー北へ24西へ26

28いしのなか▽▽ーーーゼロ0出会う★0,33<<石>>43
★第3ゲージが親愛の時出現
選択するとステージクリア
29果てーー▲ーーさあ0



30逃げられないー0000のは31脱出*33<<黒>>47*低確率で出現
31恐ろしい0ー000ほどの32脱出*33<<黒>>47*低確率で出現
32悪夢00ー00から30脱出*33<<黒>>47*低確率で出現
33ごめんね++++0うん0



34足跡をつけて00ー+ーつけて35



35海岸を歩いてゆく00-+ー歩いてゆく36



36小さな石を拾って00-+ー拾って37



37ふと見上げると00-+ー見上げると38



38水平線上にあるのは00-+ーあるのは39



39沈みゆく太陽00-+ー太陽0焼き付ける★0,40<<炎>>44★第4ゲージが誇りの時出現
選択するとステージクリア
40結界炉ーーーー0
錬成する40<<風>>
<<水>>
<<石>>
<<炎>>
<<星>>
<<白>>
<<黒>>
41
42
43
44
45
46
47





風~黒の刻印はランダムな2つが出現(黒の確率が高い。重複もあり)。対応する結界へと飛ぶ。
41風の刻印の結界▲0000戻る0



42水の刻印の結界0▲000戻る0



43石の刻印の結界00▲00戻る0



44炎の刻印の結界000▲0戻る0



45星の刻印の結界0000△戻る0



46白の刻印の結界△△△△△戻る0



47黒の刻印の結界▽▽▽▽▽戻る0



48結界門00000<<風>>41<<水>>42<<石>>43<<炎>>44
<<星>>45
49万象すべからく数理上に在り+++++全ては算式の導くまま*49<<白>>46

*低確率で消滅
(2022/9/11追記:表が表示範囲を超えていたのでスクロールするように修正。HTML/CSSのスキルが足りてない…)

戦略

基本的には各ゲージは対応するステージで新規に登場する選択肢から上げるのがうまくいきやすい。
つまり第1ゲージを上げたければサイコロ、第3ゲージを上げたければルーレットを使うのが良い。
第4ステージまではこの表を参考にすればゲームオーバーにはならずに進める。第4ステージクリアのタイミングで第3ゲージが少ないと(特に"孤独"だと)第5ステージのクリアがかなり厳しくなるため、"焼き付ける★"を選ぶときには第3ゲージがせめて"不信"状態であるように気を付ける。第5ステージでは基本的にミルク以外使わない。特定のゲージが無くなりそうな場合は、対応するステージの選択肢を取るとよい。刻印が出たら黒以外はプラスの効果しかないため、基本的にすぐ選択する。ただし39では、"焼き付ける"から結界炉に行き白や星を目指した方が良い。
結界炉にはたどり着きやすいので、足りないゲージがある場合は対応する刻印が出るまで錬成するとよい。第5ゲージはほかのゲージと比べてかなり上げにくいため、緊急に上げなければいけないゲージが無い限り結界炉や結界門では<<白>>や<<星>>を最優先で選択。運も絡むが以上のことを気を付けていれば6割くらいの確率でクリアできるはず。

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